【2020最新版】さいたま市中央区で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

マンションのイメージ
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 埼玉県内でも利便性の高さなどから人気を集めているエリア
  • マンションは築20年前後の物件が多く売れている 
  • 新型コロナウイルスの影響を考えて早めに売却戦略を練る必要がある 

さいたま市中央区は、面積が8.39㎢と市内で最も小さい区となっています。他の地域と同様に関東平野に位置しているため、最も標高が高い地域でも16.6mと、なだらかな地形が広がっているのが特徴です。

ここでは、さいたま市中央区の不動産事情や地域特性、不動産を売るときに注意すべき点やポイントを紹介していきます。

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さいたま市中央区の近年の変化

  • さいたま市中央区は埼玉県内でも土地の価格が高め
  • 経済の低迷により不動産価値に大きな影響を及ぼす可能性がある

さいたま市中央区は、同じ埼玉県の中でも土地の価格が高いエリアです。埼玉県の中心部や都心へのアクセスが良いことからビジネスの中心部として栄えているだけでなく、ベッドタウンとしての利便性から不動産を購入する人が多いのも特徴です。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、経済が低迷すれば不動産価値が下がる可能性もあります。今後の社会情勢が不動産価値にどのような影響を及ぼすのか、情報を集めながら不動産を売却するタイミングを見計らっていきましょう。

不動産売却の流れを把握しましょう

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで納得のいく金額で不動産を売却することができます。

不動産売却の流れ

Step1︓相場を調べる
▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2︓不動産会社に査定を依頼する
▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3︓不動産会社と契約を締結する
▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4︓不動産の売却を始める
▶実際に不動産を売りに出します。

Step5︓売却・引き渡し
▶買い⼿が⾒つかれば売却の⼿続きを行い、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。

不動産の売価をエリアの買取相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

さいたま市中央区の相場を知ろう

  • 土地や一戸建ての購入ニーズは減少、マンションの購入ニーズは上昇
  • 築年数25年前後のマンションが人気を集めている 
  • 駅から徒歩圏内のエリアでは一戸建ても高額で売買できる可能性が高い 

まずはさいたま市中央区の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

さいたま市中央区の地価・不動産相場の推移

さいたま市中央区では、土地の価格が26万6,529円/㎡となっており、埼玉県の中でも特に地価の高いエリアです。世帯数と人口ともに上昇傾向であることも踏まえると、さらに不動産へのニーズは高まり、高値で売却できるようになると考えられます。

同じ中央区の中でもエリアによって不動産価値が変わってくるため、あなたが売却しようとしている不動産がどのような地域特性を持っているかを考えて、具体的に買い手にアピールできるようにしておきましょう。

2019年の不動産の売買動向をみると、後半期の一戸建ての売買価格が3,433万円と、前半期よりも1億円以上下落しているのが特徴的です。実際に一戸建てが売買された件数は7件と、前半期よりも4件増えています。

築年数や専有面積も前半期より減少していることを考えると、築浅で専有面積の広い高額な物件が前半期に売買されていたようです。

売却しようと考えている不動産が一戸建ての場合、2019年の情報だけを参考にせず、年度ごとの売買価格の推移を精査しながら適切な値付けをおこなっていくことが大切になります。

一方、マンションや土地の売却価格は前半期よりも後半にかけて上昇。マンションは数百万円程度ですが、土地に関しては3,550万円と1,000万円近く上昇しており、魅力的な価格で土地が売却できる可能性が高いといえるでしょう。

売買されているマンションの築年数としては、2019年を通して築20年前後の物件が多いです。売却しようと考えている不動産がマンションの場合、築年数を考えながら売却するタイミングを決めていく必要があります。

さいたま市中央区の売却動向や売却相場の動き

さいたま市中央区では、土地の売却価格は3,000万円から4,000万円程度で推移していますが、2018年や2019年は取引件数自体がそこまで多くなかったため、情報としてはあまり参考にしすぎない方が良いかもしれません。

しかし、新型コロナウイルスの影響を受けて大きく値下がりするリスクもあるため、取引件数が少なかったとはいえ、実際に売買された価格を情報のひとつとして判断材料にしておくことは間違っていないでしょう。

また、駅から徒歩圏内のエリアになると、土地の価格が相場以上で売却されているケースもあるため、交通アクセス面を重視して不動産の魅力を買い手にアピールすると、相手の心をつかみやすくなると考えられます。

一戸建てやマンションに関しては、物件へのニーズは上昇傾向です。特に若い世代が手を出しやすい中古の不動産になると、さらに買い手がみつかりやすくなるため、理想的な相手に不動産を売却しやすくなるでしょう。

参考)さいたま市中央区での直近の取引価格情報

中古マンションなど(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡5,150万円2,750万円
75㎡4,950万円4,200万円
80㎡4,100万円
85㎡3,700万円
90㎡
95㎡
100㎡

※2019年取引価格中央値

戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡3,300万円
85㎡3,650万円
90㎡4,250万円2,300万円
95㎡3,600万円3,700万円
100㎡6,950万円3,100万円
105㎡4,800万円
110㎡3,950万円5,000万円

※2019年取引価格中央値
参照:国土交通省「土地総合情報システム」

不動産価格に影響を与えそうな出来事

  • 埼玉県全体の路線価はどの地域でも上がっている
  • 翌年以降路線価が下がる地域が出てくる可能性も

関東信越国税局の調査によると、埼玉県では2020年の路線価(路線に面している区域の土地の価格)が2019年と比較してどの地点でも上昇しており、下がった地域はみられなかったということです。

ただし、新型コロナウイルスなどの影響によって経済状況が悪化すると、土地の価格に大きく影響しかねないため、売却タイミングを逃さないように、土地の価格の推移に注意して売却準備を進めていきましょう。

【売却のコツ】さいたま市中央区の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

  • 都心へのアクセスがよく、人々の行き来の多いエリアだったため、不動産需要が高い 
  • 人口も世帯数も毎年増加しているが、少子高齢化の影響を受ける可能性も
  • 町の開発が進むさいたま新都心エリアは、今後さらに不動産価値が高まると予想される 

地域特性を知るメリットとは?

さいたま市中央区は、埼京線を利用することで、ビジネスや通学でもスムーズに移動できるようになっていることから、ベッドタウンとして多くの人々が住居を持ちやすい地域です。

ほとんどの地域で市街化や商業化が進んでおり、経済面でも活性化している地域でもあります。中央区役所をはじめ与野図書館や与野体育館といった公共施設へ、どこからでも簡単にアクセスできるため、地域活動においても便利な地域です。 

さいたま市中央区の地域特性とあなたが売却しようと考えている不動産をうまく結びつけることで、相場よりも魅力的な金額で売れるようになったり、多くの買い手の中からあなたが売りたいと思う相手を選びやすくなったりすると考えられます。

また、不動産会社の担当者だけでなく、物件をよく知る売主が魅力的なキャッチコピーをつくったり写真を撮影したりアピールポイントを考えたり、協力して売却活動を行うことでより高く売れやすくなるでしょう。

さいたま市中央区の歴史・歴史や魅力

街の歴史と魅力

旧与野市の市域にさいたま新都心西側地区の一部が追加されて誕生した、さいたま市中央区。このエリアでは、原始時代につくられた貝塚や遺跡が発見されており、先人たちが街を発展させてきた軌跡が感じられます。

また、古くから鎌倉街道の要路として多くの人が行き交う街でもあり、大正時代を過ぎると周辺の町村が合併して、大きな住宅都市として発展するようになりました。

現在では北与野駅周辺が再開発されたことにより、多くのビル群が立ち並ぶ一方、蔵造り住宅といった時代を感じさせる建物も大切に保管されています。そのため、さいたま市中央区は、近代と文化が共存するエリアとして栄えている街だといえるのです。

さいたま市中央区の人口推移

さいたま市中央区の人口は、2020年7月の時点では10万2,202人と毎年増え続けています。世帯数においても4万7,831世帯と毎年増加しており、今後も人口と世帯数が増え続けるのではないかと予想されます。

ただし、少子高齢化の影響を受けることで、核家族や高齢夫婦世帯が増えるなど、世帯の構成要素が変化する可能性はあります。不動産のニーズの変化についても情報をしっかり集め、適切なタイミングで不動産を売却できるようにしておきましょう。

参照:さいたま市HP

さいたま市中央区で人気のエリアは?

さいたま市中央区では、「さいたま新都心」が特に人気のエリアとなっています。大宮駅と浦和駅に挟まれたこのエリアは、埼玉県が積極的に開発を進めており、企業の誘致などによって今後さらに活性化していくといわれています。

また、京浜東北線や宇都宮線、高崎線に加えて、上野東京ラインが開通したことで、品川や熱海、小田原まで乗り換えることなく行けるようになっているというのも、人気を集めている理由です。 

さいたま市中央区で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

  • 全国の中で空き家率が最も低いエリアだが、 世帯構成の変化に注意して販売戦略を練ることが大切
  • マンション販売戸数は大きく減少しているため、早めに戦略を練っておく必要がある

ポイント・注意点1

近年問題視されている空き家問題。埼玉県においても空き家対策に取り組む動きがみられており、総務省統計局の「平成30年住宅・土地統計調査」によると、埼玉県では空き家率が10.2%と、2013年よりも0.3%減少しています。

この数値は全国で最も空き家率が低いということになるのです。しかし、今後は少子高齢化の影響を受けて、一戸建ての需要が少なくなったり、一戸建てを手放そうと考えたりする世帯が増える可能性があります。

一戸建てを売却しようと考えている人は、時代の変化によっては多くのライバルが出現する可能性があるため、売却する時期を的確に見極められるようにしておきましょう。

参照:国土交通省

ポイント・注意点2

不動産経済研究所の調査によると、2020年5月の首都圏における新築マンションの販売戸数が393戸と、2019年の5月よりも90%近くも減少しました。新型コロナウイルスの影響を大きく受けていると考えられます。

埼玉県においては91.3%も販売戸数が減っており、首都圏の中では千葉県に次ぐ減少率です。この状況が続くと、マンションを販売するのが難しくなってくるため、時代の動向を注視しながら販売のタイミングや値付けなどの戦略を早めに練っておきましょう。

参照:日本経済新聞

まとめ

  • 地域特性を把握しておくことが大切
  • 時代の動向にあった販売戦略を練る必要がある
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

ここで説明した内容を参考にして、不動産を購入しようと考えている人たちに、地域特性や時代の流れに沿った適切なアピールができるよう、早めに準備を進めていきましょう。 

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