【2020最新版】川崎市中原区で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

川崎市中原区で高く不動産を売却するコツ
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 武蔵小杉駅周辺は再開発が進み人気が高まっている
  • 中原区の地価は下がっているものの、川崎市内では最も高い

川崎市中原区といえば、武蔵小杉駅を中心にタワーマンションが立ち並ぶ人気エリアです。JR南武線・横須賀線、東急東横線・目黒線が乗り入れており、東京方面や横浜方面へのアクセスは良好。オフィスや商業施設、高層ビルが立ち並ぶきらびやかな印象がありますが、一方で等々力緑地や多摩川などの自然が豊かな一面もあります。

再開発が進み、交通アクセスも良いことから、地価も高い傾向があります。川崎市7区の中では最も地価が高く、不動産取引も盛んです。ここでは、川崎市中原区の不動産事情や地域特性、不動産を売るときにオススメの方法までご紹介していきます。

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川崎市中原区のトピック 

中原区のトピック
  • 武蔵小杉駅周辺には続々とタワーマンションや商業施設が開発された
  • 2020年6月には住宅・商業施設・公共公益の一体複合施設が完成し、さらなる賑わいが期待される

川崎市中原区のなかでも、ここ10数年で武蔵小杉駅周辺は大きく生まれ変わったエリアです。駅周辺には次々とタワーマンションが建築され、「グランツリー武蔵小杉」や「ららテラス武蔵小杉」など、ファミリーに人気の商業施設が誕生しました。

2020年6月には住宅・商業業務・公共公益が一体となった複合施設「Kosugi 3rd Avenue」が完成しました。全519戸の住宅、3つの広場やテラスでつながる商業施設、銀行、保育施設や「川崎市こども文化センター」「川崎市総合自治会館」などの公共公益施設を一帯開発。住居という枠を超えて、地域の住人が集う施設となりました。

多くの人で賑わう武蔵小杉駅周辺地域に、さらなる賑わいが生まれると期待されます。

不動産売却の流れを把握しましょう

不動産売却の流れ

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで納得行く金額で不動産を売却することができます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。

不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

                           

川崎市中原区の相場を知ろう

中原区の相場
  • 中原区の地価は下がっているが、川崎市の中では最も地価が高い
  • 土地相場が最も高いのは武蔵小杉駅周辺
  • 中原区の売却相場は下落したがマンションは上昇

まずは川崎市中原区の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

川崎市中原区の地価・不動産相場の推移

川崎市中原区の地価は、2018年と2019年で比べると2.6%下がっています。2019年時点では 57万5,517円/㎡です。わずかに地価は下がったものの、川崎市7区の中では最も地価が高いエリアといえます。

2018年と2019年の不動産価格を比較すると、川崎市中原区では中古マンションが2.5%上昇した一方で、土地(6.2%減)と一戸建て(13.3%減)は下落しました。

川崎市中原区の売却動向や売却相場の動き

川崎市中原区における2019年と2018年の不動産売却相場を比較すると、10%ほど下落しています。そのなかで、中古マンションだけは2.5%上昇しました。

川崎市中原区は交通利便性が高く、大型商業施設なども充実していることから、共働き夫婦にも人気の街です。管理やしやすく、共働き夫婦と相性のよいマンションは引き続き人気があると考えられます。

新築マンションは価格が高騰しており、共働きであっても手が出ない値段ということも。お得感があり物件の選択肢が多い中古マンションに買い手が集まっていることも、理由として考えられます。

参考)川崎市中原区での直近の取引価格情報

中古マンションなど(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡5,450万円4,900万円
75㎡5,750万円3,300万円
80㎡6,400万円5,500万円
85㎡5,400万円6,900万円
90㎡8,200万円
95㎡6,200万円
100㎡

※2019年取引価格中央値

戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡4.950万円
85㎡5,000万円4,850万円
90㎡5,000万円1,800万円
95㎡5,400万円5,550万円
100㎡5,400万円5,550万円
105㎡5,700万円5,100万円
110㎡8,800万円4,850万円

※2019年取引価格中央値

不動産価格に影響を与えそうな出来事

不動産価格への影響
  • 2018年に発生した台風19号によって武蔵小杉のタワーマンションが浸水被害を受けた
  • 武蔵小杉駅周辺の中古マンションの売却相場は上昇傾向

2018年に発生した台風19号による被害は、日本全国に甚大な被害をもたらしました。なかでもメディアで大きく取り上げられたのは、武蔵小杉駅にあるタワーマンションの浸水被害です。

道路に溢れた雨水や下水が、マンションの地下駐車場部分に侵入したことにより、電力供給がストップ。マンションは停電してしまいました。このことが注目されたことにより、少なからずイメージダウンしてしまったことは否めません。

しかし、武蔵小杉駅周辺の中古マンションの売却相場を見ると、2018年から2019年にかけて3.8%上昇しています。台風19号の教訓を踏まえ、タワーマンションではシャッターの強化などが進んでいることもあり、資産価値としてのダメージは少ないと考えられるでしょう。

【売却のコツ】川崎市中原区の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

中原区の地域特性
  • 川崎市中原区は人口・世帯数ともに増加傾向
  • 再開発が進み交通利便性の良い武蔵小杉エリアが人気

地域特性を知るメリットとは?

販売戦略は、地域特性をもとに練るものですが、不動産会社に全て任せてしまってはいけません。地域や不動産のことを熟知しているあなたも一緒になって考えることで、売却の成功に近づくのです。

不動産を売却する時に、ただ待っているだけでは買い手は見つかりません。所有している不動産を買ってくれそうなターゲットはどんな人なのか、どんな手段(ポータル、チラシ、文言、特徴など)なら買ってくれそうかなどを不動産会社と一緒に必要があります。

特に川崎市中原区の場合、武蔵小杉駅の再開発が進み、ターミナル駅としてだけでなく、ショッピングスポットとしても人気です。ファミリー層を中心に人気のエリアだけに、現在もタワーマンションを中心とした新築物件が流通するエリアなので、家を売る環境は競争的であるとも考えられます。

ライバル物件よりも優位に立ち、自分の不動産を買ってもらうためにも、地域特性に沿った販売戦略は重要です。ただし絶対的な答えは無いので、詳しくは地元に詳しい専門家である不動産会社のスタッフと相談して進めることをおすすめします。

川崎市中原区の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

1889年に市制町村制の施行に伴い、小杉村や上丸子村などが合併し、中原村が誕生しました。大正時代から交通網が整備され始め、1926年には東京横浜電鉄(現在の東急東横線)丸子多摩川~神奈川駅が開通。翌年には南武鉄道(現在のJR南武線)、川崎~登戸駅が開通しました。

2000年には新丸子橋が開通し、東横線に目黒線(武蔵小杉~目黒)が乗り入れるようになりました。近年では2010年にJR横須賀線に武蔵小杉駅が開業したことにより、東京・品川・横浜などの都心部をはじめ、鎌倉・逗子・久里浜などのレジャースポットにもスムーズにアクセスできるようになりました。

交通利便性が高く、中でも武蔵小杉の開発などによって、2019年年4月には川崎市内の区として初めて26万人を超え、人口・世帯数ともに市内で最も多い区となったのです。

川崎市中原区の人口推移

川崎市中原区の人口は、2015年には24万7,529人、 前回調査のあった5年前では23万3,925人で、 比較すると1万3,604人増加となっています。 これは、川崎市の8区中最も高い数字です。

同様に、世帯数は12万3,547世帯で、 前回調査のあった5年前の11万7,190世帯と比較すると、6,357世帯(5.4%)増加しています。川崎市中原区は人口・世帯数ともに増加傾向であり、住宅需要も増えていると考えられるでしょう。

川崎市中原区で人気のエリアは?

川崎市中原区において人気のエリアは、再開発が進む武蔵小杉周辺です。JR線と東急線合わせて5路線利用できるので、都内だけでなく横浜へもアクセス良好。さらに、成田空港へは乗り換えせず1本でアクセスできたり、羽田空港へは直行のリムジンバスで行くことができます。

武蔵小杉駅周辺は再開発により、多くの商業施設があるのも魅力のひとつ。2014年にオープンした「グランツリー武蔵小杉」には約160店舗のテナントが入り、屋上の無料庭園もついています。

広々とした施設でゆっくりとショッピングを楽しみ、レストランで食事をし、子どもも遊べるので、ファミリーのお出かけスポットとしても人気。さらに、駅直結の「ららテラス武蔵小杉」や、「武蔵小杉東急スクエア」もあるので、忙しい方も買い物に立ち寄りやすい環境です。

川崎市中原区で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

不動産売却のポイント
  • 川崎市中原区は単独世帯が多い
  • 川崎市全体的に築年数の浅い住宅が多い

ポイント・注意点1

川崎市中原区は単独世帯が多いことも特徴です。2015年時点の世帯人員別家族類型の比率が最も多いのは単独世帯の約41%であり、次いで親と子から成る世帯(核家族)約35%、夫婦のみ世帯が約18%でした。

中原区は川崎市のなかでも単独世帯の割合が多い区なのですが、数多くの企業が川崎市中原区にあることも理由のひとつです。そのため、特にマンションはコンパクトサイズの物件も需要があると考えられるでしょう。ファミリー向け物件であっても、単独世帯をターゲットにすることを検討してみるのもいいでしょう。

ポイント・注意点2

川崎市全体における住宅ストックを見ると、築年数の浅い住宅が多いことが特徴です。全ストックのうち 2001年以降に建築された比較的新しい住宅の比率は、全国・神奈川県・横浜市・東京都特別区部では30%未満となっているのに対し、川崎市は約32%と築年数の浅い住宅が比較的多いといえます。

そのため、所有する不動産の築年数が浅い場合でも、ライバル物件が多い可能性があるのです。売却を成功させるためには、不動産会社とよく相談し、戦略を練りましょう。

まとめ

不動産売却の基本的な流れ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、川崎市中原区での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。

  • 武蔵小杉駅周辺には続々とタワーマンションや商業施設が開発された
  • 中原区の地価は下がっているものの、川崎市の中では最も高い
  • 中原区は単独世帯が多く、築浅物件のストックが多い
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

不動産を高く売るためには、地域特性と相場を把握した上での戦略と、信頼できる不動産会社からの協力が必要不可欠です。川崎市中原区での不動産売却をお考えの方は、川崎市中原区の不動産売却の市況を細かくリサーチしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。

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※一括査定はあくまで査定額を出すのみで、実際に売れる価格とは違います。どこの不動産会社を利用したとしても、売り出し価格は売主様が決めるものなので、査定額で不動産会社を決めることに大きな意味はありません。

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