【2020最新版】兵庫県姫路市で高く不動産を売却するコツ

姫路市で不動産売却するコツ
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 温暖な気候と豊かな自然、さらには世界文化遺産をも有する姫路市
  • 新幹線や在来線の新快速の発着駅であるJR姫路駅は、利便性が非常に高い
  • 姫路駅周辺の再開発もまだまだ続いている

兵庫県南西部に位置する姫路市は、瀬戸内海に面し、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた、人口約53万人の中核都市です。

街の中心には世界文化遺産でもある国宝の姫路城を有するため、近年では海外からの観光客も数多く訪れる都市としても注目されています。 古くから播磨地域の中心であり、交通の要所として発展してきた姫路市は、今なお工業や商業が盛んな地域でもあります。

姫路市では中核都市としてさらなる発展を続けるために「ふるさと・ひめじプラン2020」を策定し、人口減少や少子高齢化にも対応しうる都市を目指しています。 ここでは、そんな姫路市での不動産売却に役立つ、地域特性の詳細や不動産売却のコツについて紹介していきます。

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兵庫県姫路市の最近の様子

  • 姫路市ではJR姫路駅東側に大きなイベントゾーンを建設中
  • 観光促進だけではなく、イベントの誘致で町おこしを狙っている

姫路市では2006年に、都心部のまちづくりの指針となる「姫路市都心部まちづくり構想」及び「キャスティ 21 整備プログラム」を策定し、これらの構想に基づいて、姫路駅周辺の整備を進めています。

その一つがJR姫路駅東側に建築中のイベントゾーン「キャスティ21」です。姫路市では町おこしをする上で、単なるハードの充実だけではなく、「交流」の促進に大きな力を入れています。観光客だけではなく、会議やイベントの誘致を積極的に行うことで、姫路市の知名度アップ、街の活性化につなげたい考えです。

「キャスティ21」は『交流と創造のうるおいひろば』となる事を目標に、人の流れを促し、さらに活気あるまちづくりを目指しています。また、手柄山中央公園の再整備や、それに合わせてJR姫路駅とJR英賀保駅の間に新駅が設置されるなどの計画も進行中です。

不動産売却の流れを把握しましょう

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで売却の成功に1歩近づきます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

兵庫県姫路市の相場を知ろう

  • ここ10年間姫路市の地価は微増減を繰り返している
  • 不動産取引件数は2019年わずかに減少

まずは兵庫県姫路市の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

兵庫県姫路市の地価・不動産相場の推移

姫路市の最新公示地価(2020年)は平均9万4891円/㎡で、前年からの変動率は-0.10%です。2015年公示地価の平均8万9559円/㎡と比較すると、5.95%上昇しています。 姫路市の地価はここ10年ほどは微増減を繰り返す横ばいの状態です。

姫路市の最高額地点は「姫路市駅前町252番」(170万0000円/㎡)で、最低額地点は「姫路市書写字大谷2966番3」(1590円/㎡)です。

兵庫県全体では県内の地価順位は41市町村中9位と上位のポジションにあります。ただその上には芦屋市や神戸市といった全国的に見ても地価の高い市町村が含まれているため、上位市と姫路市の差はかなり開いています。

また、姫路市内の近年の地価を詳細に見てみると、JR姫路駅周辺や、JR姫路駅と隣接した駅の周辺以外は、ほとんどが下落しています。

兵庫県姫路市の売却動向や売却相場の動き

姫路市の不動産取引件数を比較すると、2014年から2019年で119%上昇、2009年と比べると122%上昇しており、取引件数は上昇傾向にあるようです。

しかし2019年の前半期と後半期を比較した結果、マンション・一戸建て・土地、全てにおいて取引件数はわずかに減少しており、相場はいったん落ち着いた様子です。売却価格に関しては、2019年において前半期に比べ後半期はマンションのみが上昇、一戸建てと土地は下落しました。

保有している不動産が一戸建てか土地の場合、長期的に不動産を保有できるのであれば再度上がるタイミングを待つのが良いでしょう。逆に短期的に不動産の売却をお考えの方は早めに売却することをおすすめします。

参考)兵庫県姫路市での直近の取引価格情報

中古マンション(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡2,200万円950万円
75㎡1,900万円
80㎡850万円1,340万円
85㎡850万円770万円
90㎡4,300万円2,600万円
95㎡4,150万円
100㎡

※2019年取引価格中央値

戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡280万円
85㎡465万円450万円
90㎡895万円
95㎡2,250万円1,900万円
100㎡2,850万円2,000万円
105㎡1,500万円1,900万円
110㎡2,900万円1,410万円

※2019年取引価格中央値
参照:国土交通省「土地総合情報システム」

不動産価格に影響を与えそうな出来事

  • 「手柄山中央公園」公園付近に山陽本線の新駅ができる予定
  • 新駅ができることによる経済効果が期待できる

姫路市は2017年12月に、西日本旅客鉄道(株)と山陽本線の姫路駅-英賀保(あがほ)駅間に新駅を設置することで合意しました。具体的な場所はまだ決まっていませんが、姫路市の「手柄山中央公園」の北西部付近になる計画で、具体的な場所や開業時期、費用負担などについて協議しています。

「手柄山中央公園」は、年間170万人以上の利用者が訪れる姫路市を代表する総合公園です。新駅ができることによって、この公園周辺に商業施設や住宅が増加するのは間違いないでしょう。姫路駅から1駅、自然豊かな公園があり、まだそこまで人が増えていない場所ということで、不動産物件の価値も高まることが期待されています。

【売却のコツ】兵庫県姫路市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

  • 姫路市は姫路城の城下町として発展
  • 労働人口の流出・自然減の影響で、姫路市の人口は減少基調
  • 人気のエリアは大型ショッピングモールがあるJR姫路駅の南側

地域特性を知るメリットとは?

兵庫県姫路市は比較的物件も多く動いています。自分の不動産を購入してもらうためにも販売戦略はとても重要です。エリアの特徴から、買いたい人がどのような層か考えてみましょう。ただし絶対的な答えは無いので、詳しくは地元に詳しい専門家である不動産会社の人と相談することをおすすめします。

兵庫県姫路市の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

兵庫県の南西部、播磨地方に位置する姫路市は、兵庫県内第2位の商工業と人口を擁する都市です。白く美しい見た目から白鷺城と別名を持つ姫路城が有名で、天守閣は国宝に指定されているだけでなく世界遺産にも選ばれました。

姫路市は城下町として栄え、現在の市街地にも城下町の町割りが残されています。 姫路の名は、姫路城の位置している姫山の古名「日女路(ひめじ)の丘」に由来すると言われています。かつてカイコはヒメコ(蚕子)と呼ばれており、この地が養蚕業の盛んな地域だったことから名付けられたと伝えられています。

姫路市は1889年に人口約25,000人の都市となり、大正時代には姫路駅周辺は一大ターミナルとして商業施設が立ち並びました。明治後期〜昭和にかけては紡績業の発展、大正〜昭和にかけては臨海部に製鉄業などの重工業が進出し、人口が増加し市街地も拡大しました。

高度経済成長期には播磨臨海工業地帯の中心となり、商工業都市として発展してきました。現在は半導体工場や液晶パネル工場、その周辺部材工場なども稼働し、姫路市に本社を置く業界大手の企業も多くなっています。

兵庫県姫路市の人口推移

姫路市の人口は国勢調査によると、2010年が536,270人、2015年が535,664人でした。 2020年6月現在では529,227人で、 比較すると10年間で-7,043人で-1.31%の減少となっています。 姫路市も地方中核市の多分に漏れず、少子高齢化、老齢人口の自然減が進んでいます。また近隣の神戸市、大阪市、東京などへの労働人口の転出も問題になっています。

兵庫県姫路市で人気のエリアは?

姫路市の人気エリアは、JR姫路駅の南側です。姫路市の総合庁舎や税務署など、生活するために必要な公共機関施設が駅南エリアに配されています。車道や歩道が余裕をもって整備されていることや、公園が数多くあることなどは、日々の暮らしを豊かにしてくれるでしょう。 イオンタウン姫路など買い物に便利な施設も充実していますので、不便さを感じることはありません。

兵庫県姫路市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

  • 今後は人の流れが都心から郊外へ移る可能性も高い
  • 築年数の長い中古物件はリフォームも検討する

ポイント・注意点1

ここ数年インバウンド特需、景気回復の影響から大阪市、京都市、神戸市など大都市の商業地・住宅地の地価は上昇を続けています。ここにきて景気の一服感も伴って、都心回帰から郊外への人口流出傾向も見られます。

大阪や神戸までのアクセスもよく、姫路城を中心とする景観も素晴らしく、比較的自然が多くのこる静かな姫路市はこれからもっと注目されるエリアになりそうです。姫路市で不動産を売ろうと考えているなら、タイミングを十分に図ることが必要でしょう。信頼のおける不動産会社を見つけて、長期的な販売戦略を練りましょう。

ポイント・注意点2

姫路市は比較的老朽化が進んだ古い物件も多くあります。売却を考えている物件がもし築年数の長いものであるなら、物件のリフォームを検討することも大切です。トイレやバスルームなどを新しく綺麗にしておけば、若いファミリー層からの人気も得やすくなります。

まとめ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、兵庫県姫路市での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。

  • 姫路市は街の再開発を進めている
  • 人口は少子高齢化の影響で減少している
  • 地価は横ばい・もしくは下降傾向
  • 今後は都心部から人が戻ってくる可能性もある
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

不動産を高く売るためには、地域特性と相場を把握した上での戦略と、信頼できる不動産会社からの協力が必要不可欠です。兵庫県姫路市での不動産売却をお考えの方は、兵庫県姫路市の不動産売却の市況を細かくリサーチしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。

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