【2020最新版】名古屋市港区で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

愛知県名古屋市港区で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 名古屋市港区は名古屋港がある中部最大級の商業エリア
  • ここ10年間の公示地価は下降傾向であったが、昨年からは上昇している
  • 2018年に「みなとアクルス」が街びらきをした
  • 新しい街づくりで不動産価格の上昇が期待されているエリア

名古屋市港区は名古屋市の南西部に位置し、区の南部には日本を代表する国際貿易港の名古屋港があるなど、海抜0メートル地帯のベイエリアです。区の面積は名古屋市内で最大の面積ですが、人口は14万3,913人と市内で9番目に多い人口となっています。

名古屋市港区は、名古屋市の中心地である栄から南へ10kmほど下った場所に位置しており、南北に走る道路や東西に走る道路が複数横断しているため、車での移動に便利なエリアとなっています。

また、鉄道の路線は名古屋市のターミナル駅である金山駅と港をつなぐ名古屋市営地下鉄名港線、大規模再開発がすすむ名古屋駅とふ頭をつなぐあおなみ線の2線が南北に通っており、名古屋市中心街へも出やすくなっています。

長年、運河を起点とした商業地域として発展してきたエリアですが、2017年に日本で初となるレゴランドが開業し観光地として注目され始め、2018年には愛知県初となるららぽーとが開業するなど、利便性も高い地域として近年注目を集めていま

ここでは、名古屋市港区の不動産事情や地域特性、不動産を売るときに注意すべき点やポイントなどを紹介していきます。

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名古屋市港区の最近の様子

  • 名古屋市港区は商業エリアとしての位置付けが強かった
  • 港区の「みなとアクルス」がニュータウンとして注目を集めている
  • 「みなとアクルス」は低炭素モデルのスマートタウンでもある

運河を活用した商業エリアとしてのイメージが強い名古屋市港区ですが、近年は住みやすい街としてのまちづくりが急速に進んでいます。2018年に再開発地区の「みなとアクルス(低炭素モデル地区)」が街びらきし、さらなる開発計画も多数進んでおり、街が活性化しています。

「みなとアクルス」は、東邦ガスの工場跡地の再開発地区で、敷地は計約33万㎡。地下鉄名港線の東海通駅や、港区役所駅から歩いて数分の運河に面した場所にあります。

エリア内には東海3県では初出店となる、ららぽーとが開業し「子育て中のママやパパに優しい」という方針のもと、東海初出店となる店舗が数多く出店しており、3世代で楽しめるスポットとして人気を集めています(キッザニア名古屋も建設予定ですが、新型コロナウイルスの影響で工事も中断しています)。

北側では2020年入居をめざして265戸の高層マンション建設が進んでおり、さらなる街の活性化が期待されています。その上、東邦ガスが低炭素エネルギーをつくり、各建物に送るエネルギーセンターも稼働しており、スマートタウンとしても注目されるなど、今後のさらなる発展が期待できる地域です。

不動産売却の流れを把握しましょう

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで売却の成功に一歩近づきます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い手が見つかれば売却の手続きをおこない、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。

不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買をおこなうためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

名古屋市港区の相場を知ろう

  • 名古屋市港区の最新の公示地価は10万655円/㎡
  • 名古屋市港区の地価は10年間で下落を続けていたが、ここにきてやや上向き
  • みなとアクルスの街びらきをした2018年以降取引件数も上昇

まずは名古屋市港区の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

名古屋市港区の地価・不動産相場の推移

名古屋市港区の最新の公示地価は10万655円/㎡(2020年1月調査)で変動率は0.70%の上昇率です。昨年の公示地価9万9,650円/㎡と比較すると、1.0%上昇しています。2010年の11万20円/㎡と比較すると8.6%と下落していますが、ここ5年間の公示地価はほぼ横ばい傾向となっています。

名古屋市港区の売却動向や売却相場の動き

名古屋市港区の不動産売却動向を国土交通省のデータからみます。2020年第一四半期(過去1年間のデータを含む)によると、取引件数は924件となっています。2017年までは取引件数が1,000件前後でしたが、みなとアクルスの街びらきをした2018年以降は1,300件前後の取引件数となるなど、物件取引が活発化してきています。

駅徒歩15分以内の取引が人気ですが、区の面積が名古屋市最大である港区としては、近くに駅がない街も多く、車の交通をメインとした駅から1時間近く離れた物件の取引も多くみられます。

また、中古マンションの主な取引は3LDK~4LDKと広めの間取りが多く、中古戸建ても面積100㎡以上とゆったりした住居の取引が多いことから、お子さんがいるファミリー向けの物件が人気なようです。

その他、1DKからの取引も頻繁にあるため、港町で働く単身世帯向けの取引もあるなど多様な物件の取引があるエリアとなっています。

参考)名古屋市港区での直近の取引価格情報

中古マンション(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡1,200万円
75㎡2,300万円1,300万円
80㎡2,100万円2,300万円
85㎡2,700万円1,300万円
90㎡
95㎡
100㎡1,800万円

※2019年取引価格中央値

戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡
85㎡
90㎡900万円600万円
95㎡2,800万円2,600万円
100㎡3,000万円2,600万円
105㎡3,100万円2,500万円
110㎡3,850万円2,400万円

※2019年取引価格中央値

不動産価格に影響を与えそうな出来事

  • 名古屋市では2026年に第20回アジア競技大会の開催が予定されている
  • その影響で、港区のあるあおなみ線沿線の開発が期待できる
  • 2027年に東京ー名古屋間を結ぶ、リニア中央新幹線が開業予定

名古屋市は2026年に第20回アジア競技大会の開催が予定されており、そのメイン選手村として、2022年に弥富市へ移転予定の名古屋競馬場(2020年現在名古屋市港区内にあり)の敷地が利用されることが予定されています。

その大会を契機としたまちづくりが進められることにより、あおなみ線沿線の開発が期待されており、沿線の名古屋市港区の発展が注目されていいます。

さらに、2027年に東京ー名古屋間を結ぶ、リニア中央新幹線が開業予定となっており、名古屋駅や栄駅の大規模な再開発による街づくりがすすんでいます。そのため、今後、他地域や他国から訪れる人々がますます増えることが予想されており、名古屋市港区は観光地としてさらに人気が高まっていく可能性があります。

【売却のコツ】名古屋市港区の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

  • 港区の総人口は減少を続けている
  • 名港線沿いの東海通駅、港区役所駅、築地口駅周辺は人気が高め
  • みなとアクルスエリアが開業したことで、利便性が向上した

地域特性を知るメリットとは?

これまで名古屋市港区は商業地としての色合いが強く、あまり住宅物件は動かない地域でした。しかし、ここ数年はファミリー層にも注目されており、取引もさかんです。港区に自分の不動産がある場合、港区の特性にあわせた販売戦略はとても重要です。

まずはインターネットなどで情報収集しながら、専門家である不動産会社の人と相談することをおすすめします。

名古屋市港区の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

港区は日本の五大港のひとつである「名古屋港」があります。名古屋港の総取扱貨物量は日本最大で、国内の貿易黒字額の約6割を名古屋港で取り扱っていると言われています。日本全体の産業を支えている港と言っても過言ではありません。

港区の特徴は、何と言ってもウォーターフロントを活かした街づくりです。名古屋港ガーデンふ頭には、名古屋港水族館や名古屋海洋博物館があり、多くの観光客に人気を集めています。

近辺には買い物や食事など様々な商業アクティビティが楽しめるジェッティや最近ではレゴブロックのテーマパークである名古屋レゴランド・ジャパンもあります。

名古屋市港区の人口推移

2015年の国勢調査の結果、2015年の時点での名古屋市港区の総人口は14万6,745人と5年前の調査よりも2,470人減少していることがわかりました。また、世帯数においては6万1,713世帯と、5年前の調査よりも2,439世帯増えています。

名古屋市港区で人気のエリアは?

名古屋市港区で一番人気のエリアは、名古屋市営地下鉄名港線沿いの東海通駅、港区役所駅、築地口駅周辺です。

名古屋市内のターミナル駅である金山駅まで乗り換えせずに10分前後で移動でき、さらに名古屋市を南北に抜ける名古屋市道江川線沿いに位置するため、名古屋市のメインエリアである名古屋駅や栄駅までも車で15分ほどで到着可能です。

徒歩県内であるみなとアクルスは、ららぽーとなどの複合商業施設が多く、ショッピングにとても便利です。2018年の街開き以降、保育園なども増えており、病院、学校、公園など日常生活導線も充実している地域として子育て世代から支持されています。

名古屋市港区で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

  • 港区は面積が広いので、場所によって価格帯が異なっている
  • みなとアクルスエリアのような再開発地区は不動産価格が上昇中
  • 利便性が低い地域は不動産価値は下落し、二極化が進行中
  • 不動産会社によって強みが異なるので注意する

ポイント・注意点1

名古屋市港区は区の面積が市内で一番広いため、場所によって価格が様々です。前述で紹介したような再開発が進んでいる地域は軒並み価格が上昇していますが、駅から遠く交通の利便性が低い街では価格が下落しています。

ただ、名古屋市全体は大規模な開発により年々価格が上昇している地域であり、さらに名古屋市港区の再開発計画も今後ますます進む予定であるため、今現在、価格が下落していたとしても今後の価格は上昇が見込まれます。

不動産売却の際には、立地条件や価格の動きをウォッチしながら、信頼できる不動産会社に相談して売却計画を立てていくとよいでしょう。

ポイント・注意点2

物件を高く売却するためには、ご自身の持つ不動産の売却の動機・目的を明確にし、その強みを活かした売却ができる不動産会社を選ぶことが大切です。

特化しているジャンルや強みは不動産会社によって異なります。複数の不動産会社に査定額を依頼しながら情報収集をおこない、条件を詳しく比較してみましょう。ご自身が港区に所有している不動産にマッチする不動産会社を見つけることが、売却成功への第一歩です。

まとめ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、名古屋市港区での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。

  • 名古屋市港区は、みなとアクルスエリア周辺の地価が上昇中
  • 物件相場は名古屋市16区の中では一番低いが、各所で再開発が進んでおり、非常に注目されている
  • 交通の利便性が低い地域は価格が下落しているので注意が必要
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

不動産を高く売るためには、地域特性と相場を把握した上での戦略と、信頼できる不動産会社からの協力が必要不可欠です。名古屋市港区での不動産売却をお考えの方は、市況を細かくリサーチしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。

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