【2020最新版】東京都東村山市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

東京都東村山市で高く不動産を売却するコツ
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 東村山市は地価が低めで、居住地として人気のエリア
  • レジャー施設、自然公園が充実していて、ファミリー層が住みやすい
  • 地価は上昇傾向にある

東村山市といえば、名誉市民となった志村けんさんの「東村山音頭」で有名な街で、東京都の多摩地域に位置しています。東京都の東久留米市、清瀬市、東大和市、小平市と埼玉県所沢市に接していることで、東京だけでなく埼玉へのアクセスも良い立地です。

「西武遊園地駅」があり、近くには所沢市の「西武ゆうえんち」があるため、レジャー施設へのアクセスも良好。自然公園である「北山公園」や「八国山緑地」、多摩湖に面した「都立狭山公園」など緑も多く、子育てがしやすいエリアです。

市内には西武池袋線、西武新宿線などの駅が9つあり、新宿やさいたま市内へ約30分程度でアクセスできるため、ベッドタウンとしても魅力があります。

東京都内では地価が平均より低い地域ですが、上昇傾向にあるため、今後も地価が上昇していくと考えられるでしょう。この記事では、東村山市での不動産売却に役立つ、地域特性の詳細や不動産売却のコツについて紹介していきます。

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東村山市のトピック

東京都東村山市のトピック
  • 2024年新宿線東村山駅周辺の「連続立体交差事業」で高架化が完了
  • 「東村山駅」周辺の地価動向に注目

新宿線東村山駅付近では「連続立体交差事業」で踏切の工事が進んでいます。この工事では、府中街道などの5か所の踏切がなくなり、交通渋滞が解消されることが期待されるメリットがあり、2024年に完了予定です。

このように東村山駅周辺の渋滞が解消されることで、居住地として再注目される可能性があります。東村山市の中で「東村山駅」周辺の地価は市内の平均値程度で、地区によって地価が高い地域もありますが、現状の地価はあまり高くありません。そのため踏切の高架化などで、交通の便が良くなることで地価の上昇が期待できます。

不動産売却の流れを把握しましょう

不動産売却の流れを把握しましょう

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで納得の行く金額で不動産を売却することができます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。

不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買をおこなうためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

東村山市の相場を知ろう

東京都東村山市の相場を知ろう
  • 2020年の東京都東村山市の地価はやや上昇傾向
  • 東京都平均よりも、地価が低いエリア
  • 取引数は土地が増加、マンションと一戸建ては減少している

まずは東村山市の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

東村山市の地価・不動産相場の推移

東村山市の地価は、2019年と2020年で比べると0.69%高くなっています。2020年時点では、 21万9,500円/㎡。そこから5年前にあたる2015年と比較すると、約4%上昇しています。地価は東京都全体の平均値よりも低いエリアです。

2019年下半期(7月~12月)時点の不動産価格を、上半期(1月~6月)と比較すると、東村山市では土地の価格は上昇しました。一方、同じように一戸建てとマンションの売却価格を上半期と下半期で比較すると、一戸建ては下落、マンションは上昇傾向です。

ただし、一戸建てでも後半期に売却された物件の平均専有面積が狭い傾向があるため、その影響で平均売却価格が下がった可能性も考えられます。このことから、保有している不動産が一戸建ての場合は専有面積と売却価格の動向の確認をしながら、再度上がるタイミングを待つか、逆に早めに売却するなどの戦略を取りましょう。

東村山市の売却動向や売却相場の動き

東村山市の不動産の売却数を2018年と2019年で比較してみると、土地は増加、マンション、一戸建ては減少傾向。特にマンションの売却数の減少幅が大きい結果となっています。また、土地は前年よりも取引物件の専有面積が広くなっているのにもかかわらず、取引数が増加。面積に関係なく売却が成立しやすいといえるでしょう。

不動産の売却相場の動きを2018年と2019年で比較すると、マンションは専有面積75㎡以下で相場が下落、80㎡以上では上昇傾向。一戸建ては駅徒歩15分以内、専有面積85㎡以上で相場が上昇しています。特に一戸建てで、駅から近い物件の相場が上昇していることから、駅周辺の物件を購入したいと考えている人が多いようです。

参考)東村山市での直近の取引価格情報

中古マンションなど(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡2,900万円2,100万円
75㎡2,600万円1,800万円
80㎡3,200万円
85㎡3,400万円
90㎡3,800万円
95㎡
100㎡

※2019年取引価格中央値

戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡2,050万円2,900万円
85㎡3,500万円2,300万円
90㎡3,700万円3,150万円
95㎡3,650万円3,000万円
100㎡3,600万円2,400万円
105㎡3,950万円3,550万円
110㎡2,000万円

※2019年取引価格中央値

不動産価格に影響を与えそうな出来事

不動産価格に影響を与えそうな出来事
  • 2022年の生産緑地問題の影響を受ける可能性がある
  • 不動産売却動向を慎重に見極める

東村山市のある東京都は「生産緑地」が一番多い地域として、2022年の生産緑地問題の影響を受けることが想定されます。「生産緑地」とは、農地を宅地へと転用することによる住環境の悪化、地盤保持などの社会問題を解決するために、農地として保存することが指定された地域です。

生産緑地には税制優遇(固定資産税の減額)がある一方で、生産緑地の指定後30年間は農地等から宅地に転用できず売買できないという制限がありました。30年後にあたるのは2022年。東村山市でも100ha以上の面積の「生産緑地」をかかえているため、この「生産緑地問題」が不動産に影響を与える可能性があるといえるでしょう。

2022年以降には、多くの農地が宅地化されると予測されますが、生産緑地の全てが一気に宅地へ転用されるわけではありません。地域の動向を確認しながら、慎重に不動産売却を検討していきましょう。

【売却のコツ】東村山市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

東京都東村山市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう
  • 購買者のニーズに合わせた販売戦略が販売価格を上げるコツ
  • レジャー施設や、緑豊かな公園が多い子育てに適したエリア
  • 人口、世帯数は増加傾向にある

地域特性を知るメリットとは?

不動産を高く売るときに、地域特性を知っておくことはメリットとなります。不動産会社に任せておくだけではなく、自分でリサーチをして戦略を練っておくことが、不動産の売却価格を上げることにつながるといっても過言ではありません。

不動産会社も不動産を売る専門家としてのノウハウはありますが、その売却戦略の方向性が合っているかを売主として確認できることが大切です。

たとえば、売却したい不動産を買いたいと考える購入者はどんな層なのか、その層に届ける手段としてはどんな広告方法があるかなど、自分で戦略をもって不動産会社へ提案できるくらいのリサーチをしておくと良いでしょう。

不動産会社の担当者だけでなく、売り主自ら、魅力的なキャッチコピーをつくったり、写真を撮影したり、アピールポイントを考えたりして、不動産会社の担当者と協力して、売却活動をおこなうことでより高く売れやすくなるのです。

特に、東村山市は東京都の中では地価が低い傾向にあるものの、やや上昇傾向にあります。今後の外的要因から、地価がますます上昇する可能性もあるでしょう。

地域特性を知り、取引情報を集めることで、不動産が高く売れる確率が上がるというメリットがあります。もちろん、戦略をもとに担当の不動産会社に客観的な意見をもらうことで、戦略の精度が上がるため、主体性のある戦略を考えながらも、不動産会社に相談の上での不動産の売却をしていきましょう。

東村山市の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

東村山市は、鎌倉時代に鎌倉街道の「上ツ道」が通っていた地域として栄えていました。なかでも久米川は宿駅として重要視されました。1590年には徳川家康が江戸に入り、開拓がはじまったことから、東村山市のある武蔵野地域の新田開発されました。

明治時代には、現在は東村山市にあたる「南秋津、久米川、野口、廻り田村、大岱村」は神奈川県だったいう歴史もあります。その後、1889年に東村山村が成立。1942年には東村山町となり、1964年に東村山市となりました。

現在の東村山市の魅力は、緑が多い立地にあります。先述のとおり、緑豊かな「八国山緑地」や、多摩湖に面した「都立狭山公園」があり、子育てに適した地域と言えるでしょう。さらに2016年に、東村山市のブランドメッセージを「たのしむらやま」と決定。街の魅力を再発見するという街づくりのプロジェクトを進めています。

東村山市の人口推移

東村山市の2020年1月時点の人口は15万1,255人で、2019年1月の15万789人より466人増加。東村山市は、人口が増加傾向にあります。

世帯数は増加傾向で、2020年は7万3,418世帯。2019年の世帯数は7万2,676世帯だったので、742世帯増加しました。人口、世帯ともに増加していますが、世帯数の方が増加しているため、世帯人数は減少しています。

東村山市で人気のエリアは?

東村山市では八坂、久米川、小平駅周辺が人気です。隣接したこれらの地域には東京都心方面へ向かう西武鉄道新宿線などの駅が集中していて、その便利さから人気を独占しています。自然豊かな子育てに適した環境と、ベッドタウンとしての需要が重なり、働き盛りの若い世代の移住などが増える可能性もあります。

東村山市には9つの駅があるため、駅に近い物件が多いです。駅への近さや物件の価格などから、購買者のニーズに合わせた提案ができれば売却チャンスが増えると考えていいでしょう。

東村山市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

東京都東村山市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点
  • 2021年オリンピックによる不動産動向を確認しながら売却をする
  • 自治体の「東村山市空き家対策」の窓口を利用する

ポイント・注意点1

東村山市の住宅は、2021年の東京オリンピックの影響を受けることが考えられます。オリンピックの施設を建設するために人件費や建設費用が高騰し、その影響で、東京都心のマンションの値段が上昇傾向にあるのです。東村山市では、当初オリンピックが予定されていた2020年の前年から地価が下がり始めるという予測もありましたが、2020年現在も地価が上がっています。

また、オリンピックが終わった2022年以降には地価が下がると言う予測もあります。しかし、1964年の東京オリンピックでは、オリンピック終了後も好景気が続いていたという実績があるため、オリンピックが終わった後にも価格が一気に下落する可能性は低いかもしれません。

2021年の東京オリンピック前後の不動産動向をこまめに確認して、後悔のない不動産売却をおこないましょう。

ポイント・注意点2

東村山市では、自治体が「東村山市空き家対策」として、空き家の相談窓口を設置。対象者は、現在空き家を所有している人や、今後空き家を相続する予定の人など、空き家関連の相談を原則無料で受け付けています(東村山市在住または所有物件が東村山市にある方が対象)。

窓口に相談に訪れた「空き家の所有者」と、自治体が提携している「NPO法人 空家・空地管理センター」などをつなぐ窓口なので、建築士や弁護士などの専門家に相談することもできます。空き家にまつわるさまざまな相談に応じてもらえる窓口なので、東村山市で所有している物件について、売却をする前に疑問や不安を感じたら相談してみましょう。

まとめ

まとめ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、東村山市での不動産売却に役立つ相場情報や街の魅力や人気エリア、地価推移や今後の不動産売却のポイントについて紹介しました。

  • 東村山市は地価が低めで、居住地として人気
  • レジャー施設、自然公園が充実していて、ファミリー層が住みやすい
  • 地価は上昇傾向にある
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

不動産を高く売るためには、エリアに対してどんな購入層が考えられるのか、地域特性と相場を把握し戦略を練る必要があります。その際、信頼できる不動産会社からのサポートは欠かせません。

東村山市で不動産売却をお考えの方は、該当エリアの不動産売却状況をリサーチした上で、あなたの希望に寄り添ってくれる不動産会社探しを始めましょう。

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※一括査定はあくまで査定額を出すのみで、実際に売れる価格とは違います。どこの不動産会社を利用したとしても、売り出し価格は売主様が決めるものなので、査定額で不動産会社を決めることに大きな意味はありません。

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