【2020最新版】大阪市旭区で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

大阪府大阪市旭区で不動産を売却するコツ
  • 不動産を高く売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 2019年におおさか東線・城北公園通駅が開業
  • 2013年から2018年にかけて旭区の地価は下落

大阪市の東北部に位置する旭区。区内には、地下鉄谷町線や京阪電鉄など都心につながる路線が運行しているためアクセスも良好で、子どもを育てやすい静かで落ち着いた住宅区です。

また、少子高齢化に向けた対策や子育て世帯を支援する制度を設けたりと、住民が住みやすい街づくりにも注力しています。ただ一方で、旭区の総人口が減少している懸念点があることも事実です。

そこで今回は、大阪市旭区の不動産事情や地域特性、不動産を売るときにオススメの方法まで紹介していきます。

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大阪市旭区の不動産動向

旭区の不動産動向
  • 2019年におおさか東線・城北公園通駅が開業
  • 新大阪駅は8分、京都駅は60分以内で移動可能

2019年3月、大阪市旭区と都島区の間に開業されたおおさか東線・城北公園通駅。新大阪駅から久宝寺駅をつなぐ路線で、城北公園通駅以外にも南吹田駅・JR淡路駅・JR野江駅が新しく開業されました。

おおさか東線・城北公園通駅が開業されたことにより、新大阪駅へは8分で移動することが可能です。また、新大阪駅から御堂筋線に乗り換えれば4分で梅田駅にも行くことも可能なので、通勤通学にも便利です。

ちなみに、旭区内を走行する路線は、おおさか東線以外に大阪メトロ今里筋線・大阪メトロ谷町線・京阪本線があり、買い物に便利な天王寺駅にも乗り換えなしで行くことが可能です。

京阪本線の停車駅である旭区内の森小路駅・千林駅を利用すれば、京都駅まで1時間ほどで移動することができます。大阪方面の主要な駅はもちろん、京都方面までアクセスできるのは区民にとって嬉しいポイントです。

不動産売却の流れを把握しましょう

不動産売却の流れ

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで納得いく金額で不動産を売却することができます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い手が見つかれば売却の手続きをおこない、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。

不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買をおこなうためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

                           

大阪市旭区の相場を知ろう

旭区の相場
  • 2013年から2018年まで旭区の地価はわずかに下落
  • マンションは2,000万円台が相場で、戸建ては駅徒歩15分以内の物件に人気が集中

まずは大阪市旭区の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

大阪市旭区地価・不動産相場の推移

大阪市旭区の地価は、2018年時点で約21.3万円/㎡。2013年は約21.6万円/㎡なのでわずかに下落しています。

一方、大阪市全体の地価は、2018年時点で23.8万円。旭区の地価は大阪市全体の地価より低いエリアであることがわかります。

ちなみに、2018年時点の旭区の上位価格は27.6万円/㎡で、下位価格は17.7万円/㎡。上位価格と下位価格に大きな差があるので、不動産価格は慎重に決めることが大切です。

大阪市旭区の売却動向や売却相場の動き

マンションの物件価格は、2,000万円台が相場。戸建ては、駅から徒歩15分以内の物件に人気が集中しており、物件の面積は90㎡以上が高く売れる傾向にあります。一方で、駅から徒歩15分以上になると一気に需要が減少。旭区で不動産を売却するなら15分以内が狙い目だと言えます。

参考)大阪市旭区での直近の取引価格情報

中古マンションなど(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡2,050万円
75㎡2,550万円
80㎡
85㎡
90㎡2,200万円
95㎡
100㎡

※2019年取引価格中央値

中古戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡
85㎡1,900万円
90㎡3,700万円
95㎡1,585万円
100㎡3,500万円
105㎡3,200万円3,500万円
110㎡2,600万円

※2019年取引価格中央値

不動産価格に影響を与えそうな出来事

不動産価格への影響
  • 2018年に「旭区将来ビジョン2022」が策定
  • 子育て世代から高齢者まで安全・安心に暮らせる街づくりに注力

「安心して住み続けられるあたたかいまち」を将来像に掲げる旭区。将来像を実現するために2018年に新たな将来のビジョンが策定されました。

まず1つ目が、子育て支援の充実です。子育て世代同士の交流を促進したり子育てに関する情報を発信したり、子どもを育てるうえで役に立つ支援や情報を発信したりしていきます。

従来に比べ、女性の社会進出が著しく、結婚や出産後も働き続ける人も少なくありません。旭区では学校や地域と連携し、働きながら育児をするママでも安心して子育てできる環境の実現を目指しています。

2つ目は、誰もが住みやすい街づくりです。日本全体で少子高齢化が進む中で、住民一人ひとり健康に生きられる環境を整える取り組みを積極的におこなっています。

対象は、主に障害のある方や高齢者。居場所や持ち場を作ったり健康寿命をのばす取り組みや、誰もが自分らしく安心して暮らせる街づくりを目指しています。

最後は、安全に暮らせる街づくりです。地震や台風、河川氾濫など海外と比べて自然災害が多い日本では、安全に暮らせる取り組みの有無も重要なポイントになります。

旭区では、防災意識の向上や防災力の底上げなどを軸に、災害や発生に備えて防災意識の高い街づくりに注力。また、犯罪や交通事故のない街を目指して、街頭犯罪抑止の対策や交通安全対策の強化に努めていくようです。

この新しいビジョンの策定により、共働きで子育てする世代から高齢者まで、安心・安全に暮らせる街になることが期待できます。近年は若い世代を中心に地方移住の関心も高まりつつあるため、都心へのアクセスが良好な旭区への転入も増える可能性があるでしょう。

【売却のコツ】大阪市旭区の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

旭区の地域特性
  • 1960年から一貫して人口減少が続いている状態
  • 高齢者の人口比率は2015年時点で29.4%、大阪市24区で4番目

地域特性を知るメリットとは?

不動産を売る際は、地域の事情に詳しい不動産会社の専門家に任せたいという人も多いでしょう。売却を成功させるためには任せきりにせず、自分も一緒に考えることが大切です。

不動産はただ待っているだけで売れるものではありません。買い手になりそうな人の特徴を分析し、どのような手段を講じれば高く買ってもらえるかなど、不動産会社とともに戦略を立てることが重要です。地域特性を把握しながらそれに基づいた戦略を立てることが、より早く、高い価格での売却を成功させるポイントになります。

不動産の立地条件を分析し、どんな層がターゲットとなるかを考えてみましょう。地元に詳しい専門家である不動産会社の担当者ともよく相談して戦略を練ることをおすすめします。

大阪市旭区の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

大阪市の東北部に位置する旭区は、弥生時代にはすでに集落が発生していました。稲作も始まりましたが、近くの淀川がたびたび氾濫して農作物に影響を及ぼすこともあったそうです。

1600年には、豊臣秀吉によって京街道の整備や淀川の堤の改築など、住民が安全に暮らすためのさまざまな事業を開始。当時秀吉によっておこなわれた治水工事の名残が現在も守口市役所の南側に保存されています。

1925年に旭区の区域が大阪市に編入され、1932年に東成区の北半分が分離されて旭区が誕生しました。1943年には、大阪市で区の再編成を実施。旭区の南半分が分区されて、現在の旭区の区域になりました。

そんな現在の旭区は住宅地と知られる地域です。都心へのアクセスが良好なため、都会の喧騒から離れて自然の中で子育てしたい人には最適なエリア。また、自然スポットが数多く点在するのも魅力のひとつです。

全国各地から観光客が訪れる「城北公園」。季節に合わせたイベントが数多く解されており、春には満開の花桜も楽しめます。また、地元の人に長年愛されてきた「大宮神社」も旭区を代表する観光スポット。

鬼門守護・厄除祈願・家内安全・商売繁盛などに御利益があると言われる由緒ある神社です。1月には大宮えびす祭、夏には地車が見られ、子どもからお年寄りまで楽しめるイベントが定期的に開催されています。

大阪市旭区の人口推移

大阪市旭区の総人口は2015年時点で9.1万人で、5年前と比べると0.9%減少。旭区の人口がピークだった1960年の14.3万人から、一貫して減少傾向が続いている状態です。

また、高齢者の人口比率をみると、2015年時点で29.4%で大阪市24区内では4番目に高い数値。2017年時点での高齢者比率は、30%まで上昇しているので確実に高齢化が進んでいることがわかります。

さらに15歳から64歳までの人口も減少傾向で、2010年で62.4%だった人口比率が2015年には60.2%。今後も減り続けることが考えられます。

ただ、旭区では2018年に「旭区将来ビジョン2022」が策定。また、近年は生活費がかかる都心を離れて、地方移住に興味を抱く人も増加しています。住民が安心して住める街づくりに力を入れているので、人が増える可能性は大いにあるでしょう。

大阪市旭区で人気のエリアは?

旭区で需要が高いのは、関目高殿駅周辺と清水駅の周辺です。まずは関目高殿駅周辺。近くに大型の商業施設がないため静かで落ち着いた地域です。それでいて、駅周辺にはスーパーやコンビニなどがあり、日用品や食材の買い物に困ることはありません。

関目高殿駅から天王寺や梅田など主要な駅にも乗り換えなしで行けるため、通勤通学にも便利。また、駅から7分の場所に育児中の方が利用できる「高殿マシュマロkid’s」があるので、子育て中のママの強い味方になるはずです。

次に、清水駅周辺ですが、こちらも関目高殿駅周辺と同じく静かな住宅街です。ボランティア団体によりパトロールが行き届いているため治安も良好です。安心して子育てできる環境だと言えます。

駅周辺にスーパーやコンビニはないものの、駅から徒歩10分の場所には商店街があるため買い物に困ることはないでしょう。また、駅周辺に子育てサロンがあり、子どもを持つ親同士の交流の場所も開かれています。

大阪市旭区で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

不動産売却のポイント
  • 希望売却価格より少し高めの金額に設定する
  • 不動産スタッフと協力して売却活動をおこなう

ポイント・注意点1

希望売却価格より少し高めで売り出すのも物件を高く売る方法のひとつになります。なぜなら、買い手に値段交渉をされることが多いからです。希望価格より高く設定しておくことで、価格交渉をされても損をすることはありません。

逆に、買い手は価格を下げてもらったことで売却の意欲が湧くはず。ひとつの販売戦略なので積極的に取り入れることが最適です。ただ、価格設定は相場価格を知ったうえで決めましょう。

相場から極端に離れていては、買い手から興味すら向けられないかもしれません。専門的な知識や豊富な経験を持つ不動産会社の担当者と相談して決めることが一番です。

ポイント・注意点2

無駄なコストをかけないために個人で不動産売却を考えている人も多いですが、特に初めて売却をする方は不動産会社に依頼すべきと言えます。なぜなら金銭面や契約でトラブルが発生した際に、ひとりで解決するのは困難だからです。

また、不動産会社のスタッフであれば専門的な知識や豊富な経験があるため、売却活動における有益な情報をもらえるはず。売却価格や売り出すタイミングなども相談できるので、強い味方になってくれるでしょう。

もし、金銭面が気になるなら、割引サービスを提供する不動産会社も多くあります。不動産売却を考えているなら、まずは信頼できる不動産会社選びから始めましょう。

まとめ

不動産売却の基本的な流れ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、大阪市旭区での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。

  • 2019年におおさか東線・城北公園通駅が開業
  • 2013年から2018年にかけて旭区の地価は下落
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

天王寺や梅田など主要な駅にも乗り換えなしで行ける利便性の高い大阪市旭区。また、緑も豊富で落ち着いているので、子育て世帯から高齢者まで快適に暮らせる環境が整っています。

ただ、旭区の総人口の減少や高齢者率の上昇は不動産売却において考慮すべきポイントです。旭区での不動産売却を考えているなら、協力して売却活動がおこなえる不動産会社を探しましょう。

専門的な知識と豊富な経験を備える不動産会社のスタッフは、不動産売却において強い味方になってくれるはずです。

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