【2020最新版】さいたま市大宮区で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

大宮区では、2003年~2012年で企業本社の転入数全国第2位となっています。
  • 不動産を高く売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 2003年~2012年で企業本社の転入数全国第2位
  • 2013年から2018年までに大宮区の地価は、1.1%上昇

県内で最大のターミナル・大宮駅があるさいたま市大宮区。JR埼京線や高崎線、京浜東北線など全12路線が通る利便性と、住み心地の満足度が高いことで知られる人気の地域です。

また、近年は都心から企業本社の転入が増えており、その数は全国1位の転入数を誇る横浜に次いで2番目に多い転入数を誇ります。そんな流れを受けて、さいたま市大宮区周辺では不動産購入の意欲が高まる可能性も。

そこで今回は、さいたま市大宮区の不動産事情や地域特性、不動産を売る際にオススメの方法まで紹介していきます。

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さいたま市大宮区の近年の変化

大宮区の近年の変化
  • 大宮駅の2019年時点の1日の利用者数は約25.7万人で5年前より約1万人増加
  • 2003年から2012年の10年間で企業本社の転入数全国第2位

さいたま市の中でも随一のビジネス街を有する大宮区。区の中心には大規模なターミナル・大宮駅があり、2019年の1日の利用者は渋谷や新橋に次ぐ多さで、その数は約25.7万人。

2014年が時点では24.4万人なので、ここ5年間で約1.3万人の利用者が増加しています。また、大宮駅は12路線走っており、仙台や新潟、長野には約1時間、岩手県の盛岡や石川県の金沢までは約2時間で移動することが可能です。

東京への移動はJR上野東京ラインやJR湘南新宿ラインを使えば、東京駅まで約20分、新宿までは約30分で行ける立地の良さが魅力的。都心へのアクセスの抜群の良さから、大宮駅周辺には多くの企業が本社や支社を置いています。

さいたま市全体で見ると、2003年から2012年の10年間で企業本社の転入数は112社で、政令指定都市の中では1位の横浜市に次ぐ2位にランクイン。

この結果から、大宮区が多くの企業から注目されているエリアであることがわかります。大宮区独自の都市計画も進められているため、今後、転入企業のさらなる増加が期待できます。

不動産売却の流れを把握しましょう

不動産売却の流れ

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで納得いく金額で不動産を売却することができます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い手が見つかれば売却の手続きをおこない、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。

不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買をおこなうためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

さいたま市大宮区の相場を知ろう

さいたま市大宮区の相場
  • 大宮区の地価推移は2013年から2018年までに1.1%上昇
  • 中古戸建ては90㎡以上の面積を保有する物件に人気が集中

まずはさいたま市大宮区の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

さいたま市大宮区の地価・不動産相場の推移

さいたま市大宮区の地価は、2018年時点で24.4万円/㎡。5年前が22.1万円/㎡なので、1.1%も上昇していることがわかります。また、2018年時点のさいたま市全体の地価は19.2万円/㎡。さいたま市全体と比べると、大宮区は地価が高い地域だと言えます。

ちなみに、2018年時点の大宮区の上位価格は34.4万円/㎡で、下位価格は11.8万円/㎡。上位と下位価格の差は半額以上になるため、不動産価格の決定は慎重に決めましょう。

さいたま市大宮区の売却動向や売却相場の動き

中古マンションの場合は、駅から徒歩10分以内の物件に人気が集中しており、10分を超えると需要が少なくなる傾向に。一方、中古の戸建ては、駅から離れている物件でも一定の需要がありますが、90㎡以上の面積がある物件に人気が集まっています。

転入する企業も増えていることから、家族で転入・定住を考える人も増加。ファミリー層に向けた物件が狙い目だと言えるでしょう。

参考)さいたま市大宮区での直近の取引価格情報

中古マンションなど(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡5,900万円4,500万円
75㎡3,000万円
80㎡3,750万円
85㎡2,900万円
90㎡7,800万円
95㎡
100㎡

※2019年取引価格中央値

戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡
85㎡4,100万円
90㎡4,300万円3,000万円
95㎡4,200万円3,850万円
100㎡4,100万円4,400万円
105㎡4,600万円3,750万円
110㎡5,700万円4,450万円

※2019年取引価格中央値

不動産価格に影響を与えそうな出来事

不動産価格への影響
  • 2022年春に大宮駅東口に再開発ビルがオープン予定
  • 2024年に大宮駅西口で新施設がオープン予定

大宮駅東口大門町2丁目中地区では、大宮駅東口周辺を活性化させることを目的とした市街地再開発事業に注力。2022年春には、延べ床面積約8.2万㎡、地上18階、地下3階の複合施設がオープン予定で、商業施設やオフィス、公共施設などが入るようです。

一方、大宮駅の西口は早くから都市インフラ整備が進められてきたエリアです。大宮スカイビルやソニックシティ、シーノ大宮など、西口を代表する近代的なビルが次々と建築されました。

大宮駅西口は埼玉県有数のショッピングタウンとして成長を続けています。現在も第四地区の土地区画整理事業は進行しており、2024年には新施設が開業予定。より暮らしやすく快適な街へと成長を続けている大宮の今後には期待が高まります。

【売却のコツ】さいたま市大宮区の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

  • 2005年から2015年の10年間で約7,000人が増加
  • 65歳以上の人口は2025年までに0.89%増加予測
  • 人気の街は大宮駅周辺の西口と東口エリア

地域特性を知るメリットとは?

不動産の買い手は物件の販売価格や立地、間取りが希望に近いかを判断基準にする人がほとんど。立地や間取りが良くても実際に住んでみるまで、物件のよさはわからないのが現状です。そのため、不動産購入を検討している方の多くは、購入前に実際に住んだときの具体的な情報やイメージを掴みたいと考えています。

よりよい条件で不動産を売却するためには、買い手が求める情報を探り、的確にアピールする必要があります。わからないことは不動産会社の担当者に質問しながら、しっかりとした販売戦略を立てましょう。

さいたま市大宮区の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

格式高い武蔵国一の宮・氷川神社を「大いなる宮居」とあがめたことに由来する大宮の区名。1624年に宿場町として整備され、1868年に大宮県が設置されました。

大宮は宿場町から行政の中心地として変化する予定でしたが、すぐに浦和県と改称。その後、県庁も浦和に移動されました。1883年には、高崎線が開通したものの大宮には駅が設置されなかったので、大宮のエリアは衰退する流れに。

その後、大宮の衰退を危惧した白井助七の大宮解説運動により、1885年に大宮駅が開設されました。1894年には、京浜東北線や川崎線が開通され大宮の都心化が一気に進みます。

大宮区人口の面においても、1921年から1935年で一気に約1万5,000人も増加。1926年には、日進村・三橋村・宮原村・大佐土村と合併して、埼玉県の中でも5番目に大きい大宮区が誕生しました。

現在の大宮区は、住みやすい・住み続けたい街として高い評価を得ています。中でも、「通勤・通学の際の便利さ」は人気の理由の大半を占めている様子。2000年以降には、大宮駅周辺に多くのマンションの建設が進んでいます。

大宮駅周辺は買い物環境も充実しており、ルミネやマルイ、そごうなど大型のショッピングモールも複数あるため、食料や生活用品の購入にも困ることはありません。

さいたま市大宮区の人口推移

さいたま市大宮区の人口推移ですが、2005年から2015年の10年間で約7,000人が増加。企業の転入も増えていることから、今後も人口が増えることが予測されています。

国立社会保障・人口問題研究所の調査報告書によると、65歳以上の人口が2015年時点で28.8万人いるのに対し、10年後の2025年には33.7万人、2030年には36万人にまで増えることが発表されました。

15~64歳までの人口推移は、2020年時点で81.3万人、10年後の2030年には80.5万人、2035年には77.6万人にまで減少することが予測されています。大宮区の人口は増えているものの、少子高齢化は進行し続ける見込みです。

さいたま市大宮区で人気のエリアは?

さいたま市の大宮区で人気のエリアは大宮駅周辺です。

大宮駅東口は飲食店や商店街が点在する賑わいのある街です。日本屈指の古社「氷川神社」があり、昔懐かしい風情を残した景観が残っているのも大きな特徴。再開発事業も進められており、2022年には複合施設が開業する予定です。今後も街の活性化が進むことが期待されます。

一方で大宮駅の西口周辺は、東口とは雰囲気が異なりオフィスビルが立ち並んでいます。大型ショッピングモールの大宮そごうやアルシェなどが立地しており、買い物にも便利な環境が整っていると言えるでしょう。都市型のビジネスエリアとして発展してきましたが、今後はより安心・安全で住みやすい街を目指し、開発を進める予定です。

さいたま市大宮区で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

不動産売却のポイント
  • 時代にあった新しい付加価値を探すことが大切
  • 不動産売却を決して売り急がない

ポイント・注意点1

都心から大宮区へと転入する企業が増えているため、通勤の短縮を目的に、多くの会社員の転入が考えられます。大宮区であれば、東京よりも生活費を抑えられるため、金銭的なメリットは大きいでしょう。

近年はリモートワークや在宅勤務を積極的に取り入れる企業も増えているので、働きやすい環境を整えるべく地方に移住する若者も少なくありません。移住者をターゲットにするなら、「働きやすい環境が手に入ること」をアピールする手もあるでしょう。

時代によって物件に求められる条件は違うため、さまざまな角度から不動産のアピールポイントを探してみましょう。時代に沿った新しい付加価値をつけることで、スムーズな売却が期待できます。

ポイント・注意点2

物件が長い間売れないと焦ってしまいがちですが、そこで慌てるとトラブルを招きかねません。大幅な価格交渉によって希望価格より安くなってしまい、結果として損してしまうケースもあります。少しでも高く売却するためには、状況・時期・不動産の種類に合わせ、適切なアプローチをおこなう必要があります。

早めに売却したい場合は、時期を逆算して不動産売却の計画を立てるのもおすすめです。この場合は、専門的な知識や経験も必要になるため不動産会社の担当者に相談しながら進めましょう。

まとめ

不動産売却の基本的な流れ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、さいたま市大宮区での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。

  • 2003年~2012年で企業本社の転入数全国第2位
  • 2013年から2018年までに地価は、1.1%も上昇している
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

ビジネスエリアとして今注目を集めるさいたま市大宮区。企業本社の転入が増加する中で、人の転入も増えることが予測されます。

不動産売却にあたり有利に働く環境が整っているので、地域の特性や相場をしっかり理解して不動産販売の戦略を立てましょう。ただ、不動産を高く売るためには、豊富な経験と実績を持つ不動産会社の協力が欠かせません。

さいたま市大宮区での不動産売却を検討しているなら、自分でリサーチを進めつつ信頼できる不動産会社を探すことから始めてみましょう。

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