中古物件の売却活動において、インターネット媒体での宣伝は特に重要になってきます。その中で、多くの人の目に留まる物件情報の掲載、不動産会社の営業に任せっきりにしてはもったいありません。本記事では、インターネットにおける物件の掲載情報の載せ方や見せ方をご紹介します。
ターゲットを定める
まず初めに、売り出している物件を買いそうなターゲットについて考えます。
・中古戸建て
・文教地区である(学校・図書館・博物館などが集まっている地域)
・公園が近い
・スーパーなどが近くにある
このような物件の場合、子供がいるファミリー層がターゲットにするのがいいと考えられます。
一方で、比較的都心に近く、あまり教育環境が整っていない地域の場合は、共働き夫婦をターゲットに想定して、宅配ボックスなどの設備があることを掲載するといいでしょう。
ターゲットに向けた情報を選定する
ターゲットを定めたら、次にターゲットに向けた情報を選定します。選定した情報は、掲載個所の上部に、文字を少し大きくして配置すると、アピールしやすいです。
ターゲットの気持ちになって、ターゲットが知りたい情報を考えましょう。
例として、ファミリー層に向けて載せる情報を考えてみます。
(例)
■○○公園から徒歩10分の好立地(全体向け)
■2台分!広々とした駐車場(全体向け)
■大型スーパーあり(お母さん向け)
■○○小学校まで〇分、○○中学校まで〇分(子供向け)
■○○駅沿い、東京駅まで中央線で20分(お父さん向け)
このように、ファミリーが暮らしやすい情報を盛り込むことで、ターゲットの興味を引きましょう!
基本情報が載っているか確認する
基本的な情報が少ないと、見学数はなかなか増えません。
坪数やアクセス、間取り、設備、駐車場や庭の広さなど、基本的な情報が掲載されているかをチェックします。
マンションであればマンションの設備、サービスなどを改めておくといいでしょう。
生活していた人しかしらない知恵や工夫、ポイントを掲載しよう
売主さんの多くは、床暖房や浴室乾燥など、設備が主なセールスポイントだと考えがちです。もちろんそういった情報を掲載することも大切です。一方で、風の通り方や日照など、住んでみないと分からないことを掲載することも重要です。
どの窓を開けたら換気ができる、部屋干しで乾きやすい、この部屋は朝に光が入るなど、実生活でのポイントも掲載するとなおいいでしょう。
タイトルを選定する
物件情報の一番目の行(タイトル)には、その物件の一番の魅力が書かれます。また、タイトルが長すぎるとアピールポイントが薄れてしまうため、タイトルに含めるアピールポイントは2つ、多くても3つまでにしましょう。
参考までに、よくタイトルに使われる情報を挙げておきます。
・間取り
・駅からの近いこと
・街並みの綺麗なこと、整備されていること
・築年数が浅いこと
・日照について(南向き・二面採光など)
・リフォーム情報
・庭・駐車場について
物件で、ターゲットにとって最も魅力的な部分を2~3つ決めて、タイトルを考えましょう。
例)
「○○駅5分!綺麗でおしゃれな築浅物件♪」
「広々5LDKの間取り!趣味を満喫できるプライベート空間も充実♪」
目を引く写真を使う
写真は、情報の中でもかなり重要なものとなります。
写真の撮り方やサムネイルを変えたら見学者数が5倍にも増えた、という例もあります。
下記の記事ではスマホで簡単にできる、綺麗な写真を撮る方法を紹介しています。
まとめ
これらの情報をまとめて、不動産会社の営業担当と話し合いをしよう。早く、高く売るためにも、インターネットに掲載する物件情報を選ぶことは大切!
もしも、親身になってくれない営業担当なら、契約期間が終わったら不動産会社を変えることも検討しよう。
いい不動産では、営業担当が親身になってくれるか不安な方、一度出して中々売れなかったことでお悩みの方、すべての方の物件を売れるまでサポートするよ。
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