【2020最新版】富山県高岡市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

富山県高岡市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 富山県高岡市の地価は下落傾向
  • JR北陸新幹線開通により新駅開設や駅前再開発が進んでいる
  • 高岡市では移住支援制度をおこなっており幅広いエリアからターゲットを探し出す必要がある

富山県高岡市といえば、県庁所在地である富山市に続く第2の都市。富山県の北西部に位置し、合併によって高岡市が誕生したのは2005年のことです。高岡市の西部は西山岳陵や二上山などの山々が連なり、北東部は広大なスケールの富山湾、東部は良質な地下水が溢れる扇状地が広がっています。豊かな自然が富山市の魅力ともいえるでしょう。

参照:高岡市

近年では北陸新幹線が長野から金沢まで延伸開業したことをきっかけに、新駅「新高岡駅」が誕生。首都圏や関西からのアクセスが良くなり、観光地としても注目されています。また、「高岡駅」の再開発が進行されるなど、富山県の中でも街の成長が期待できるエリアといえるでしょう。そんな富山県高岡市エリアにおける不動産情報について、地域特性の詳細や不動産を売却するときのおすすめの方法までを紹介していきます。

参照:JR西日本

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富山県高岡市の近年の変化

  • 2015年にJRや北陸新幹線が開通
  • 新駅「新高岡駅」が誕生し、新たな賑わいが生まれている

富山県において近年一番大きな変化は、JR北陸新幹線が開通したことです。2015年3月にJR北陸新幹線は長野から金沢まで延伸開業しました。これに伴い、JR北陸新幹線と城端線が通る「新高岡駅」がオープン。富山県内で新幹線が停車するのは「富山駅」と「新高岡駅」の2つです。

JR北陸新幹線は、現在さらに延伸工事中。2022年には金沢から敦賀まで延伸する予定です。JR北陸新幹線の開通により、「東京駅」から「新高岡駅」まで最短2時間20分、「金沢駅」から「新高岡駅」まではわずか13分でアクセスできるようになりました。

高岡市は豊かな自然だけでなく、伝統工芸品や歴史的文化遺産も豊富です。アクセスが良くなったことにより、観光客が増え、新たな賑わいが生まれました。

不動産売却の流れを把握しましょう

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで納得のいく金額で不動産を売却することができます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い⼿が⾒つかれば売却の⼿続きを⾏い、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

富山県高岡市の相場を知ろう

  • 富山県高岡市の地価は下落している
  • 不動産取引件数は減少しており、特に「高岡駅」周辺が減少している

富山県高岡市の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

富山県高岡市の地価・不動産相場の推移

富山県高岡市の地価は、2018年と2019年で比べると10.3%低くなっています。2019年時点では 2万5,729円/㎡ (8万5,257円/坪)です。富山県全体の地価は、1年間で2.9%の減少なので、富岡市は富山県全体と比較しても、下落幅が大きいといえます。

2018年と2019年それぞれ1年間の平均不動産価格を比較すると、全体では34.9%上昇となりました。上昇幅が最も大きかったのが一戸建てで+56.0%、次いで中古マンションが+8.4%、土地は+3.0%でした。富山県富山市で不動産を所有している場合は、価格が上がっている早めのタイミングで売却することをおすすめします。

富山県高岡市の売却動向や売却相場の動き

富山県高岡市の不動産取引件数は、2018年は年間505件だったのに対し、2019年は346件と159件減少となりました。減少幅は、-31.5%です。富山県は全体的に不動産取引が減少しており、1年間で平均-27.7%減少しました。県全体と比較しても、高岡市は不動産取引件数の減少幅が大きいことがわかります。

なかでも、「高岡駅」の取引件数の減少が大きく、2018年の264件から2019年は177件と87件減少しました。なかでも土地の取引件数が減少しており、-61件という結果です。3路線が乗り入れしていて利便性が高い「高岡駅」では、駅前の再開発が進行しており、将来的にも不動産需要が期待できそうです。

参考:高岡市公共交通マップ

参考)富山県高岡市での直近の取引価格情報

■中古マンションなど(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡
75㎡
80㎡
85㎡1,700万円
90㎡
95㎡
100㎡

※2019年取引価格中央値

■戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡510万円247.5万円
85㎡350万円
90㎡360万円445万円
95㎡1,700万円1,300万円
100㎡1,900万円
105㎡1,100万円1,850万円
110㎡240万円2,400万円

※2019年取引価格中央値
参照:国土交通省「土地総合情報システム」

不動産価格に影響を与えそうな出来事

  • 交通利便性がよい「高岡駅」は駅周辺で再開発がおこなわれている
  • アパグループによるホテルとマンション一体型の開発が進行中で、さらなる賑わいの創出が期待できる

高岡市では、「高岡駅」周辺において再開発がおこなわれています。もともと「高岡駅」は人気があり、不動産取引も活発なエリア。生活利便性がとてもよい「高岡駅」ですが、現在は駅前東地区において再開発が進行中。

目的に合わせて区域を、交通機能が集約する「Aゾーン」、都心居住機能を配置する「Bゾーン」、飲食店や市民サービスなどを配置する「Cゾーン」に分けて開発をおこなっています。目玉ともいえるのが、「Bゾーン」に登場する「アパホテル<高岡駅前>」と「プレミア<高岡駅前>レジデンス」です。

アパグループならではのホテルとマンション一体型の開発をおこないます。ホテルは全373室、マンションは全130戸で、高岡市の中心地である高岡駅前にさらなる賑わいが生まれると考えられます。2019年における「高岡駅」の地価は、市内で土地取引があった13駅中2位でした。北陸新幹線の開通や再開発により、今後はさらなる住宅需要が期待できるでしょう。

【売却のコツ】富山県高岡市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

  • 購入層のイメージに合わせた販売戦略が大事
  • 富山県高岡市では藩政期以来受け継がれてきた鋳物産業が有名
  • 人気エリアの「高岡駅」は交通利便性・買い物環境に評価がある

地域特性を知るメリットとは?

不動産を売るときには、地域特性に合った販売戦略が必要です。不動産売却において大切なことの1つは、その戦略を、仲介を依頼する不動産会社に任せっぱなしにするのではなく、売主も一緒に考えること。なぜならば、実際に所有していた売主であるあなたは、不動産や地域のことをよく知っている可能性が高いからです。

不動産がある地域の特性や人気エリアの知見は、購入ターゲットを探し出したり、どんな手段(ポータル、チラシ、文言、特徴など)で伝えていくかに繋がります。そのため、住み慣れた地域であっても、地域特性は改めて知っておく必要があるでしょう。

特に富山県高岡市は、地価が高い人気の高いエリアです。また、減少傾向であるものの、富山県で2番目の不動産取引件数があります。数ある物件の中で、自分の物件を魅力的に見せる販売戦略は重要です。まずは地元に詳しく不動産売買の専門家である、不動産会社のスタッフと相談して考えることをおすすめします。

富山県高岡市の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

富山県高岡市は、1609年に加賀藩2代目藩主であった前田利長が構築した高岡城の城下町として開かれた街です。その後、一国一城令発令にともない、高岡城は廃城となり、商工人が金沢や富山に吸収される形で、高岡は衰退していきます。

しかし、1620年以降、高岡転出が禁止されたり、高岡に魚問屋の創設を認めたり、城内に米蔵や塩蔵を設置したりと、商工活性化を図ったことで、高岡は城下町から商工業の街へと発展していきました。

高岡市は鋳物産業が有名です。これは1611年に利長が7人の鋳物師を高岡に招き、土地や作業場を与え、諸役を免除して、鋳物産業を奨励したことがきっかけといわれています。藩政期以来の長い間受け継がれてきたものづくりの心は、今もなお高岡市に息づいているのです。

参照:高岡市HP

富山県高岡市の人口推移

富山県高岡市の2015年時点の人口は17万2,125人です。 前回調査があった2010年は17万6,061人で、 比較すると-3,936人、人口比では-2.2%と減少傾向です。高岡市の人口は、富山県の中では15市町村中、富山市に続いて2番目に値します。

世帯数は6万3,814世帯で、 前回調査のあった5年前の6万1,992世帯と比較すると、 +1,822世帯、2.9%増加しました。人口はわずかに減少しているものの、世帯数が増加していることから、単身もしくは夫婦世帯が増えたと考えられるでしょう。世帯数が増加していることから、富山県高岡市の不動産は今後もニーズが高まることが期待されます。

富山県高岡市で人気のエリアは?

高岡市で人気のエリアは、前述のとおり再開発でも注目を浴びている「高岡駅」周辺です。「高岡駅」の魅力のひとつが交通アクセスといえます。「高岡駅」は、あいの風とやま鉄道、JR城端線、万葉線の3路線が乗り入れ、交通利便性がよい街です。電車路線だけでなく、駅前からは路面バスや高速バスが多数走っています。

「新高岡駅」までバスで出れば、JR北陸新幹線に乗れるのもよいところです。ほかにも、病院や大学、商業施設、観光名所へもバスが出ているので、車を持たなくても市内の移動は事足りるでしょう。

「高岡駅」のもうひとつの魅力は、買い物環境が充実していることです。2014年には駅ビル「クルン高岡」がリニューアル。1階は万葉線の発着場やバスなどの待合室がある交通集約スポットで、2階は南北の出口をつなぐ自由通路や商業施設がつくられ、駅の利便性が向上しました。2019年には「イオンモール高岡」が増床リニューアル。専門店200店舗・北陸最大級のエンターテインメント空間を有した大規模商業施設に生まれ変わりました。

富山県高岡市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

  • 高岡市では移住支援や子育て世帯の住宅取得支援をおこなっている
  • 高岡市で取引されている不動産は駅から15分前後の物件が多い

ポイント・注意点1

高岡市は、人口対策や中心市街地の活性化などを目的に、移住支援制度をおこなっています。具体的には、高岡市の市街地で一定水準の一戸建ての購入や建築、中古住宅や土地の購入をすると、補助金が出る制度です。対象のエリアは、高岡駅北市街地の特定範囲(JR氷見線・あいの風とやま鉄道線・千保川・国道156号線・富山高岡線で囲まれた区域と金屋地区)に限定されています。

高岡市で不動産を売却する場合、周辺エリアだけでなく、移住する人もターゲットになり得ます。不動産会社を選ぶときには、このような制度も熟知して、広いエリアからターゲットを探し出せる会社を見つけるようにしましょう。

参考:高岡市HP

ポイント・注意点2

2019年に富山県高岡市で取引されている不動産の駅徒歩分数を見ると、15分前後が平均です。土地は平均16.3分、一戸建ては平均15.9分、中古マンションは平均14.2分でした。なかでも、「高岡やぶなみ駅」や「中新湊駅」などは平均10分を切っています。車を所有している人が多いエリアではありますが、駅徒歩分数も検討項目になる可能性が高いでしょう。

駅から離れている不動産を所有している場合は、価格などでしっかりとアドバンテージをつけるようにしましょう。不動産売却の戦略を立てるためには、能力が高く親身になってくれる不動産会社を見つけることが重要なポイントです。しっかりと情報収集をおこない、信頼できる不動産会社を見つけてください。

まとめ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、富山県高岡市での不動産売却に役立つ相場情報や地価推移、街の特徴などを紹介しました。

  • 富山県高岡市の地価は下落傾向
  • JR北陸新幹線開通により新駅開設や駅前再開発が進んでいる
  • 高岡市では移住支援制度をおこなっており幅広いエリアからターゲットを探し出す必要がある

不動産を高く売るためには、エリアに対してどんな購入層が考えられるのか、地域特性と相場を把握し戦略を練る必要があります。その際、信頼できる不動産会社からのサポートは欠かせません。富山県高岡市で不動産売却をお考えの方は、該当エリアの不動産売却状況をリサーチした上で、あなたの希望に寄り添ってくれる不動産会社探しを始めましょう。

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