京都市は京都府の西南部に位置する京都府の府庁所在地で、政令指定都市(人口50万人以上)にも認定される全国でも有数の大都市です。京都府最大の都市であり、府の人口の56.5%を占める147万人もの人々が住む街となっています。
平安京の時代から江戸時代が終焉を迎えるまでの1000年もの間、日本の首都としての都があったため、「古都」と呼ばれており、世界的にも有名です。また、長年にわたり受け継がれている伝統工芸だけでなく、京セラや島津製作所をはじめとするハイテク企業や任天堂やワコールなど日本を代表する企業が本社を構えるなど、ビジネス面でも多彩な顔を併せ持つ魅力溢れるエリアとなっています。
このインバウンド観光客による観光需要の高まりを受け、古都京都である京都市は、大規模なホテルの開業が相次いでいます。2019年だけでも、「ザ・サウザンド・キョウト」をはじめとする客室200室前後の大型ホテルが10軒ほど、客室400室前後のビジネスホテルも3軒ほど開業するなど、観光客の多さがうかがえます。
不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。
京都市の地価は、1年前と比較して4.7%増加しており、2020年現在42万1,806円/㎡です。公示地価ランキングでみると、全市町村内で26位で非常に地価の高いエリアとなっています。京都市の公示地価は最高値は143万3,241円/㎡(1991年)で最安値は25万2,512円/㎡(2005年)です。5年前と現在を比較すると京都市の地価は1.45倍も値上がりしており、近年の価格の高騰が注目されています。
基本的には市内の戸建・マンションともに相場は上昇していいます。古き良き文化施設が市内に数多くある京都市は、大阪にある伊丹空港からも近く新幹線や高速道路での県外へのアクセスも良いため、観光客で賑わう街となっています。市内の中心を鴨川が流れ、市域の約3/4が森林である京都市は自然があふれるエリアとして子育て層からも人気です。
近年の取引物件の特徴として、駅徒歩15分以内の利便性の高いエリアが人気なようです。マンションは2LDKや3LDK、戸建ては70㎡以上とファミリー層向けの取引が目立ちます。また、京都市は大学も多く人口の1割を学生が占めているため、学生向けの単身物件も人気です。
京都府の中心地でもあり、査定額も高い京都市が取引件数でもトップです。県全体の約6割を京都市が占めており、取引件数は2,900件前後となっています。 京都府全体では地価が下がっているエリアが多いですが、京都市はほとんどのエリアが上昇傾向です。特に京都駅に近いエリアである東山区、中京区、下京区の価格が高騰しています。
参照:国土交通省「土地総合情報システム」 不動産価格に影響を与えそうな出来事
- 2020年現在ではホテル・映画館を併設した「新風館」が注目されている
- 新しい商業施設やホテルの新規開業が多数計画されている
京都駅周辺の目覚ましい再開発により価格が高騰している京都市。ここ数年新しいホテルが建設ラッシュですが、商業施設も次々と開業されています。2020年現在ではNTT都市開発の複合商業施設「新風館」が開業し注目を集めています。新風館は、有名な建築家である隅研吾氏により建築され、2階から7階に入るホテルはアジア初進出のアメリカのホテル「エースホテル」。話題性のあるこの施設によりますます賑わう街となるでしょう。
また、別エリアには、不動産大手のスターツグループにより「食」と「職」をテーマとした新しい商業施設が開業されました。その他、「ホテルエミオン京都」もオープン。伝統的な文化施設だけでなく次々と新しい顔を見せる京都市。今後の不動産価格動向が期待されます。
【売却のコツ】京都府京都市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう
- 京都市は日本屈指の観光地である
- 大手企業の本社も多く、雇用創出も活発で、人口の流入が期待できる
- 人口は減っているが、世帯数は伸びている
地域特性を知るメリットとは?
特に京都府京都市の場合、不動産取引も活発で、比較的物件も多く動いています。もし自分の不動産を売りたいと思っているなら、販売戦略はとても重要です。エリアの特徴から、買いたい人がどのような層か考えてみましょう。ただし絶対的な答えは無いので、詳しくは地元に詳しい専門家である不動産会社の人と相談することをおすすめします。
京都府京都市の地域特性・歴史や魅力
街の歴史と魅力
京都市は、世界的にも日本を象徴する都市として知られています。794年から1869年まで1,000年以上に渡り日本の首都で、神社仏閣、史跡や町並みが数多く存在しています。
都であった長い歴史の中で商工業が発達し、西陣織、京友禅、京繍、京焼、京人形など京都の名前を冠した工芸品は数限りがありません。また、能、歌舞伎、狂言などが生まれ、日本の芸能・文化の中心的な役割を果たしてきたのも京都です。
現在では、伝統工芸だけではなくハイテク産業の街でもあります。ノーベル賞受賞者を多数輩出している京都大学を始め、多数の大学が集まっていることもあり、京セラ、任天堂、オムロン、村田製作所、日本電産など、誰でも知っているようなハイテク企業が京都で誕生しているのです。
日本全国からだけでなく世界中から観光客が訪れる京都市。市内の中心地には百貨店が並び、京都駅前には新たに大型ショッピング施設が建設され賑わいを見せています。京都市は今後も商業や経済の中心地として存在感を増していくでしょう。
京都府京都市の人口推移
京都市の人口は国勢調査によると、2010年が1,474,015人、2015年が1,475,183人でした。 2020年6月現在では1,462,454人で、京都府の中では26市区町村中最も多い人口です。しかし10年前と比較すると、-11,561人で-0.78%の減少となっています。
しかし世帯数は719,667世帯で、 前回調査のあった5年前の705,874世帯より、13,793世帯増えて、1.95%の増加となります。人口は住民の高齢化による自然減の傾向にありますが、世帯数が増えているということは、京都が住むのに魅力的な街であることの証明と言えるでしょう。
京都府京都市で人気のエリアは?
北は御池通、南は五条通、東は堀川通、西は河原町通、この通りに田の字を描くように囲まれた地域で、京都市内で特に価格が高いエリアで、田の字地区とよばています。
田の字地区は利便性の高さはもちろんブランド的価値があり、京都市の住宅地として不動の人気を誇っています。
また、最近京都市で注目を集めているエリアは、京都駅西部エリアです。このエリアは、「京都駅西部エリア活性化将来構想(仮)」により、2012年に京都水族館、また2016年に京都鉄道博物館が開業されるなど民間による商業施設の整備が次々と進んでいるエリアです。
また、民間だけでなく京都市の施策も融合させようと、2019年3月にJR嵯峨野線で京都駅から約2分ほどの隣に「梅小路京都西」駅が開業しています。新駅の開業計画に伴い、梅小路公園が開発され、緑豊かで、利用者が快適に過ごせる公園となりました。そのほか、商店街や病院、福祉施設など生活利便施設が充実したエリアとなっています。
また、周辺にはファミリー層向けの新たな住宅地も建設されるなど、小さなお子さんがいるファミリー層に人気のエリアとなっています。
京都府京都市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点
- 京都市内はバス移動が中心なので、バスの便や混雑状況が影響する
- 不動産売買にも京都独特の風習がある
- 京都の土地柄をよく理解している不動産会社を選ぶ
ポイント・注意点1
京都市内の中心部の移動はバスが便利なので、最寄りのバス停の路線は重要です。観光客の多い路線は込み合う上、遅れることも多いです。最寄りのバス停がどれくらい便数があるのか、混み方はどうなのかは不動産選びのポイントになります。
京都駅から遠く離れ、バスの便も少なく利便性の低い山間のエリアになると、地価が下降または横ばいの傾向にあるようです。特に、京都市東部に位置し稲荷山を越えたエリアの山科区は他のエリアに比べると利便性が低いため地価も横ばい、場所によって下降傾向です。
ポイント・注意点2
京都市は古来から栄えた街であり、古都とよばれる昔ながらの街です。そのため、地域独自のルールや風習も多く残っています。
例えば、新築マンションを販売する時、平安京がどの位置に見えるかで物件の位置を表示します。また同じ高層マンションでも「五山送り火」がよく見える部屋の方が高くなる傾向になります。
物件を高く売却するためには、京都の土地柄や風習をしっかり理解している不動産会社を選ぶことが大切なポイントです。いい不動産会社を選ぶためには、多くの母数から自分に合ったところを探し出す必要があります。綿密に情報収集をおこない、相談できる不動産会社を見つけておきましょう。
まとめ
本記事では、不動産売却の基本的な流れと、京都府京都市での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。
- インバウンド需要が好調で、京都市の人気は依然高い
- 商業地価格の高騰に牽引され、住宅地不動産取引も活況
- JR嵯峨野線の新駅梅小路京都西」に注目が集まっている
- 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事
不動産を高く売るためには、地域特性と相場を把握した上での戦略と、信頼できる不動産会社からの協力が必要不可欠です。京都府京都市での不動産売却をお考えの方は、京都府京都市の不動産売却の市況を細かくリサーチしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。
【2020最新版】愛知県岡崎市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう
- 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
- 岡崎市は名古屋市や豊田市に近いのでベッドタウンとして人気
- 大型ショッピングモールの出店が相次ぎ、ファミリー層に需要増大中
- 不動産相場は安定しているので、物件の売り時でもある
愛知県岡崎市は江戸幕府をひらいた徳川家康が生まれた地として有名です。愛知県のほぼ中央部に位置し、名古屋市内中心部や豊田市へも近いので、近年ベッドタウンとしての性格も持ち合わせています。
岡崎市には続々と住宅地が造られ人口を増やしてきました。市内には東海地方最大級のショッピングセンター「イオンモール岡崎」があり、大規模小売店舗も多く、2012年の年間商品販売額は県内4位という高い商業力も有しています。
岡崎市の伝統産業は八丁味噌、花火、石製品などが有名です。中でも八丁味噌は岡崎市八帖町で作られているものだけを指し、まるや八丁味噌とカクキューの2社のみが製造しています。
愛知県岡崎市の最近の様子
- 岡崎市では若いファミリー層に人気で、市外からの転入者が増えている
- エリアの購買力も高く、大手ショッピングモールが多数新規オープン予定
岡崎市は20代30代の若いファミリー層を中心に市外からの転入者が着実に増えているので、大手スーパーマーケットも続々と新しい大型店舗をオープンさせています。2020年の秋に岡崎駅南口に「岡崎駅南複合商業施設」(仮称)がオープン予定です。地元大手スーパーであるバローのほか、ドラッグストア、ファッション、レストランなどが多数入居予定です。
同時期には岡崎市美合町にイオンタウン岡崎美合がオープン。マックスバリューを中心に、物販店や飲食店、スポーツクラブなど約25店舗が出店します。新規の2つのショッピングセンターの開業を意識してか、岡崎市の老舗ショッピングモールであるイオンモール岡崎も秋に大幅リニューアルすることが発表され、岡崎市のショッピングモールは三つ巴の様相を呈しています。
不動産売却の流れを把握しましょう
まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで売却の成功に1歩近づきます。
不動産売却の流れ
Step1:相場を調べる
▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。
Step2:不動産会社に査定を依頼する
▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。
Step3:不動産会社と契約を締結する
▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。
Step4:不動産の売却を始める
▶実際に不動産を売りに出します。
Step5:売却・引き渡し
▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。
不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。
不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。
愛知県岡崎市の相場を知ろう
- 岡崎市の公示地価、坪単価ともに順調に上昇している
- 東岡崎駅周辺や六名、北岡崎がニュータウンとして人気のエリア
- 不動産取引が最も多いのは東岡崎エリア
まずは愛知県岡崎市の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!
愛知県岡崎市の地価・不動産相場の推移
岡崎市の2020年最新公示地価は平均10万7954円/㎡です。前年と比較すると、+1.4%と上向き傾向が感じられます。岡崎市では大型スーパーの新規出店ラッシュで人口転出が増えたこともあり、じわじわと不動産が値上がりしているようです。
上昇率で見ると、最近ニュータウンとして人気の東岡崎駅周辺や六名、北岡崎の地価が好調のようです。岡崎市全体が上昇という訳ではありませんが、全般的に回復基調で期待がもてそうです。
愛知県岡崎市の売却動向や売却相場の動き
岡崎市の中古マンションは3LDK、4LDKの比較的広い物件が1,000〜2,000万円で多く取引されています。岡崎市は車移動が中心なので、駅までの距離はあまり不動産価格に影響を与えません。駅から少し遠くても良い物件であれば高値で取引されています。
相場が動いているのは土地・建物・中古マンション共に圧倒的に東岡山エリアでした。その次に続くのが岡崎、矢作橋、美合です。
参考)愛知県岡崎市での直近の取引価格情報
中古マンション(駅距離基準値:10)
| 駅徒歩 10分以内 | 駅徒歩 10分以上 |
---|
70㎡ | 3,400万円 | 1,100万円 |
---|
75㎡ | 1,600万円 | 1,650万円 |
---|
80㎡ | 3,200万円 | 1,100万円 |
---|
85㎡ | – | 1,700万円 |
---|
90㎡ | 3,400万円 | 3,050万円 |
---|
95㎡ | – | 3,900万円 |
---|
100㎡ | 8,000万円 | – |
---|
※2019年取引価格中央値
戸建て(駅距離基準値:15)
| 駅徒歩 15分以内 | 駅徒歩 15分以上 |
---|
80㎡ | – | 1,450万円 |
---|
85㎡ | – | – |
---|
90㎡ | 3,400万円 | 3,400万円 |
---|
95㎡ | 3,750万円 | 2,700万円 |
---|
100㎡ | 3,350万円 | 3,300万円 |
---|
105㎡ | 3,950万円 | 3,700万円 |
---|
110㎡ | 2,400万円 | 4,500万円 |
---|
※2019年取引価格中央値
参照:国土交通省「土地総合情報システム」
不動産価格に影響を与えそうな出来事
- リニア中央新幹線開通による経済効果に期待
- 岡崎東部や乙川リバーフロントの開発計画がある
2027年に開業予定のリニア中央新幹線は愛知県の社会・経済に大きな影響を与えることは間違いありません。岡崎市でも、リニア中央新幹線の開業効果を最大限に生かすために、「岡崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」と銘打って一大プロジェクトが進められています。
岡崎市内には歴史的な建造物や観光スポットが点在している状態なので、それらを公共交通機関で連携させ、魅力的な観光モデルルートを作成して、市内回遊をよくすることがポイントになっています。
特に乙川リバーフロント地区や岡崎東部エリアは観光スポットの創出や交通網の整理が計画されており、将来的に住宅地としての価値も高まることが予想されます。
【売却のコツ】愛知県岡崎市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう
- 岡崎市は江戸幕府を開いた徳川家康の出身地で有名
- 岡崎市は出生率も高く、人口はわずかだが増加している
- 人気のエリアは竜美が丘と東岡崎
地域特性を知るメリットとは?
愛知県岡崎市の場合、比較的物件も多く動いています。自分の不動産を購入してもらうためにも販売戦略はとても重要です。エリアの特徴から、買いたい人がどのような層か考えてみましょう。ただし絶対的な答えは無いので、詳しくは地元に詳しい専門家である不動産会社の人と相談することをおすすめします。
愛知県岡崎市の地域特性・歴史や魅力
街の歴史と魅力
岡崎市は江戸幕府を開いた徳川家康の出身地で有名です。城下町及び東海道の宿場町であり、西三河の中心都市として栄えてきました。復元ではありますが家康の生誕地でもある岡崎城、岡崎宿や藤川宿周辺では岡崎市の歴史や風情を感じることができます。
明治時代に入ると官営の紡績工場が建てられ、東海道本線や名鉄線といった鉄道開通により近代化が一層進みました。戦後にはトヨタ自動車の自動車輸送やユニチカ岡崎工場向けの原料輸送が行われました。
現在も岡崎市は愛知県内有数の工業都市です。周辺にはトヨタ自動車の関連企業も多く、生産用機械や金属製品等の製造業のほか、エレクトロニクスやメカトロニクス産業といった最先端産業も進出しています。
愛知県岡崎市の人口推移
岡崎市の人口は国勢調査によると、2010年が376,387人、2015年が381,931人でした。 2020年6月現在では386,990人で、 比較すると10年間で+10,603人で2.82%の増加となっています。
愛知県の中では名古屋、豊田市に次ぐ3番目に人口が多い町です。ちなみに4番目は豊橋市で、2015年の豊橋市の人口は374,765人で、岡崎市と近い数字になっています。全国の総人口ランキングで見ても、岡崎市は59位なのに対し、豊橋市は62位と、ほとんど同位置です。
ただし豊橋市で2010年から2015年に若干人口が減ったのに対して、岡崎市は2000年から毎年緩やかに増加しています。岡崎市の出生率は全国や愛知県より高く推移しており、若年層の割合が大きいのも好材料です。
愛知県岡崎市で人気のエリアは?
岡崎市の人気の住宅地はとしては「竜美が丘」です。岡崎市内で最も地価が高く、高級住宅街として名前が通っています。閑静な雰囲気の中に、豪華な戸建が立ち並ぶ場所で、近くには竜美ヶ丘公園という自然の美しい公園があるのもポイントです。
また、イオンモール岡崎に近い名鉄「東岡崎」駅の周辺も人気があります。名鉄バスの路線も多く走り、商業施設が多く集まって、住むのに便利な町です。大きな病院や学校、保育園なども充実していることから、ニュータウンとして子育て世代に支持されています。
愛知県岡崎市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点
- 岡崎市は三世代以上同居世帯の割合が高く、家族の結びつきが強い
- 不動産相場は上がっているが、二極化が進んでいる
ポイント・注意点1
岡崎市は愛知県の他の市町村や全国と比べて、3 世代以上同居世帯の割合が高いエリアです。愛知県は就職や就学においても県内にとどまる傾向が強く、家族の結びつきが強い県民性があります。結婚して住居を構えるとしても、賃貸物件やマンションよりも新築の戸建物件に人気が集まる傾向にあります。
これから先長く家族で住むことを見越して不動産物件を選ぶことになるので、自然と物件を選ぶ目は厳しくなります。岡崎市で物件を売ろうと考えている場合は、市内の他の物件をしっかりと調査して、自分の物件の強みを理解した上で、販売戦略を立てることが大切です。
ポイント・注意点2
岡崎市で不動産物件の売却を考えているなら、なるべく多くの不動産会社に行って情報収集を行うことをオススメします。岡崎市は人口も増えており、中部地方の中でも人気のエリアになってきているので、今は売り時だと言えます。
しかし岡崎駅前や岡崎市の東部の地価が上がっている一方で、それ以外の場所は、地価が下降しているところも多く見られます。大型ショッピングモールへのアクセスや電車、バスなどの公共交通機関の本数などもポイントです。ご自分の物件の価値をしっかり見極め、納得できる売却を実現しましょう。
まとめ
本記事では、不動産売却の基本的な流れと、愛知県岡崎市での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。
- 岡崎市は大型ショッピングモールなどがあり、人口は増えている
- 不動産物件は東岡崎エリアが人気
- 岡崎市の地価は全般的に回復基調
- 岡崎市は車社会なので、駅から遠い場所でも価格が下がらない
- 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事
不動産を高く売るためには、地域特性と相場を把握した上での戦略と、信頼できる不動産会社からの協力が必要不可欠です。愛知県岡崎市での不動産売却をお考えの方は、愛知県岡崎市の不動産売却の市況を細かくリサーチしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。
【2020最新版】広島県広島市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう
- 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
- 広島駅前の再開発と、公共交通の利便性の良さから人気のエリア
- マンション・戸建・土地ともに相場は上昇傾向
- 駅から離れていても新興住宅地は子育て世代に高値で売れる
広島市は広島県の県庁所在地で、人口約119.5万人の観光業や製造業が盛んな街です。大阪と福岡のほぼ中間に位置している広島市は、中国・四国地方を統括する政府機関や企業の地方拠点も多く置かれています。
東海道・山陽・九州新幹線発着のJR広島駅は毎日約15万人の人が利用しています。広島駅から大阪駅、広島駅から博多駅のどちらへも約1.5時間で行くことができます。 また、市内から広島空港までのアクセスもよく、リムジンバスは広島駅前より10〜20分間隔で毎日運行されています。韓国・中国・台湾・香港・タイへの直行便フライトもあり、ビジネスや旅行で海外へ行き来する人にとても便利な場所と言えます。
広島市は、2016年にオバマ米大統領が米国の現職大統領として初めて被爆地を訪れたことでも話題となった世界文化遺産の原爆ドームや平和記念資料館など、歴史的な建造物が数多く残っています。核兵器の廃絶と恒久平和の大切さを世界に向けて発信し続けている街です。
ここでは、広島県広島市の不動産事情や地域特性、不動産を売るときにおすすめの方法までご紹介していきます。
広島県広島市の最近の様子
- 広島市は訪日外国人客数は92.5万人で、全国16番目
- インバウンド効果を期待して、市内は建設ラッシュ
広島市は他の観光地と同様に、近年インバウンド需要による好景気が続いています。2019年の広島県の訪日外国人客数は92.5万人で、全国16番目でした。広島市としても、官民一体となってインバウンド集客の対策を行っており、今後もその効果が見込まれています。
広島市中心部は、オフィスビル建て替えやホテル建設が活発です。例えば、2024年開業予定のJ1サンフレッチェ広島の新たな本拠地となるサッカースタジアムの建設、2025年開業予定のJR広島駅ビル建て替え再開発計画など、大型の再開発計画が目白押しです。
2009年に完成した広島東洋カープの本拠地となるMAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島(略称『マツダスタジアム』)をはじめ、これら再開発によって駅前マンションや隣接する区の土地や戸建の需要が今後も大きく高まると期待されています。
不動産売却の流れを把握しましょう
まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで売却の成功に1歩近づきます。
不動産売却の流れ
Step1:相場を調べる
▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。
Step2:不動産会社に査定を依頼する
▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。
Step3:不動産会社と契約を締結する
▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。
Step4:不動産の売却を始める
▶実際に不動産を売りに出します。
Step5:売却・引き渡し
▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。
不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。
広島県広島市の相場を知ろう
- 広島市の地価は過去7年間で大きく値上がりしている
- マンション・戸建・土地ともに相場は上昇している
- 共働き世代の増加で、都心へのアクセスのいいエリアが人気
まずは広島県広島市の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!
広島県広島市の地価・不動産相場の推移
広島市の公示地価は平均26万6597円/㎡ です。前年と比較して4.24%増加しており、過去7年間で11.6%と大きく値上がりしています。
なお、広島市の公示地価を遡って調べてみると、最高値は93万8750円/㎡ (1991年)、最安値は18万9353円/㎡ (2012年)となっています。 マンション・戸建・土地ともに相場は上昇となっています。
広島県全体で公示地価を比較してみると、内陸部の市にいくほど下落が続いているのに対して、広島市の湾岸部は上昇エリアとなりました。広島市は広島県の中心地であり、新幹線や飛行機など県外や国外へのアクセスがよいことも大きな特徴といえます。
近年の取引物件の特徴は、共働き世帯の増加により、通勤しやすい駅周辺のマンションや近隣の戸建価格が上昇しているといえます。郊外の大型のショッピングセンターや大規模な新興住宅地も生活のしやすさから上昇につながっています。
広島県広島市の売却動向や売却相場の動き
広島県の中心地で査定額も高い広島市が、不動産取引件数でも県内トップです。例えば、中古マンションを例にあげると、県全体の取引件数の約7割を広島市が占めております。広島県全体では価格の下落が目立つものの、広島市はマンション・戸建ともにほぼ上昇しています。
不動産価格に影響を与えそうな出来事
- 広島駅周辺の再開発が進んでいる
- 大型ホテルやショッピングモールの新規オープンが活発
広島市は、広島駅より新幹線で大阪・名古屋・福岡へと主要都市への行き来がしやすい場所です。また、市内から広島空港へはシャトルバスで約50分と、県外・海外へアクセスしやすいのも人気の理由です。
また、広島駅周辺の再開発も順調に進んでおり、大型ホテルやショッピングモールの新規オープンが続くのも魅力的で明るい材料となっています。
近年特に伸びているのが駅近のマンションです。若者の通勤需要だけでなく、シニア層を中心とした、郊外から利便性の高いエリアへの住み替えニーズ等が増えていることも理由としてあげられます。
駅から少し離れた大規模新興住宅地も、車で行きやすい場所に大型のショッピングセンターがあり、学校や保育園が近くにあればファミリー層にとっては生活がしやすい場所になり不動産価格も上昇しやすいといえます。
【売却のコツ】広島県広島市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう
- 広島市は人口、世帯数共に増加している
- 大規模住宅建設が続いた安佐南区と佐伯区、中区が人気
- ファミリー層には少し郊外のエリアも支持されている
地域特性を知るメリットとは?
広島県広島市の場合、街にも人にも活気があり、比較的物件も多く動いています。自分の不動産を購入してもらうためにも販売戦略はとても重要です。エリアの特徴から、買いたい人がどのような層か考えてみましょう。ただし絶対的な答えは無いので、詳しくは地元に詳しい専門家である不動産会社の人と相談することをおすすめします。
広島県広島市の地域特性・歴史や魅力
街の歴史と魅力
広島市は「三本の矢」の逸話で知られる毛利元就が有名で、広島市をホームタウンとする「サンフレッチェ広島」がチーム名の由来にするなど今でも市民に愛されている武将です。
広島という名称は戦国時代末期に、この地を支配した戦国大名の毛利輝元が命名したと言われています。 江戸時代には瀬戸内海航路沿いの最大都市としてにぎわいを見せ、日清戦争以降は軍の施設が続々と設置され国内軍事拠点として大きな役割を果たすようになりました。
1945年に落とされた原子爆弾により一時的に人口が減少しましたが、戦後は重工業や自動車産業を中心に復興し、現在では日本の主要な工業都市となっています。 1990年代から広島市郊外のニュータウンでの人口増加も引き続き見られ、広島市中心部では高層ビル群が建てられ都心回帰の傾向も見られます。
1996年には原爆ドームがユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。経済面では中国地方の中心都市として、日本を代表する平和都市として今後も成長が期待されています。
広島県広島市の人口推移
広島市の人口は国勢調査によると、2010年が1,173,843人、2015年が1,194,034人でした。 2020年6月現在では1,195,421人で、 比較すると10年間で+21,578人で1.84%の増加となっています。
広島市内で人口が増えているのは安佐南区と佐伯区、中区です。いずれもここ数年で大規模な住宅土地開発が積極的に行われたエリアです。世帯数でみると、最新の数字は572,627世帯で、 前回調査のあった5年前の531,605世帯と比較すると、+41,022世帯で、7.72%増加しています。
広島市の世帯数はここ数年増加を続けています。仕事を求めてファミリー層が都心部に流れてきているとも考えられ、駅近くのマンションだけではなく、駅から少し離れた新興住宅地の戸建も人気が続くと考えられます。
広島県広島市で人気のエリアは?
広島県の中心繁華街となる中区は、県外はもとより外国人観光客も大変多い観光地です。また、広島駅のある南区も、大型再開発計画が進んでおり居住エリアとして人気の場所となっています。
ファミリー層には子育てや通勤がしやすく、大型ショッピングセンターに行きやすい郊外エリアも人気です。 広島駅から徒歩10分のところにある広島東洋カープの本拠地「マツダスタジアム」では毎年約70試合も開催されており、2024年開業予定のJ1サンフレッチェ広島の新たな本拠地となる「サッカースタジアム」も誕生すれば、広島市は今後ますます人気の街となるでしょう。
広島県広島市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点
- 新型コロナウイルスの影響による、インバウンド特需の落ち込みが懸念材料
- 広島市では築浅の物件が多いので、築年数が長い物件はリフォームなどが必要になる
ポイント・注意点1
広島市駅前には2022年にヒルトン広島が開業予定など、世界的に知名度の高いホテルの進出も広島市の観光魅力を高めています。 しかし、広島市はインバウンド消費の影響力もかなり大きいため、新型コロナウイルスの影響等による外国人観光客の減少が今後どのように影響してくるかは注意してみておく必要があるといえます。
ポイント・注意点2
近年、築浅の物件が取引件数の多い傾向にありますので、場合によってはリフォームをした方がスムーズに売却できる可能性もあります。信頼できる不動産会社にそのエリアの状況などを相談してみるといいでしょう。
物件を高く売却するためには、物件の強みを活かす販売ができる不動産会社を選ぶことも大切なポイントです。いい不動産会社を選ぶためには、より多くの不動産会社から自分に合ったところを探す必要があります。
不動産売却を成功させるためには、土地勘があり能力の高い不動産会社を見つけることが近道です。地域の情報収集をおこない、親身になって相談に乗ってくれる不動産会社を見つけておきましょう。
まとめ
本記事では、不動産売却の基本的な流れと、広島県広島市での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。
- 広島市は地価が上昇している
- マンション・戸建ともに不動産市場は盛況
- 築年数が長い物件にはリフォームなどの工夫が必要
- 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事
不動産を高く売るためには、地域特性と相場を把握した上での戦略と、信頼できる不動産会社からの協力が必要不可欠です。広島県広島市での不動産売却をお考えの方は、広島県広島市の不動産売却の市況を細かくリサーチしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。
【2020最新版】兵庫県神戸市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう
- 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
- 三宮の大規模再開発で街の活性化が見込まれる
- 戸建て・マンションともに上昇傾向で、今後もさらなる上昇が期待
- 大阪や神戸中心エリアへの通勤圏内の物件が人気
神戸市といえば、兵庫県の県庁所在地であり、政令指定都市(人口50万人以上)にも認定される全国でも有数の大都市です。日本を代表する国際貿易港である神戸港をもち、古くから港町として栄えてきた神戸市。
鎖国を終えた明治元年から外国に開放され、外国人居留置(現在の北野異人館)ができるなど、国際色豊かなエリアとなっています。一方、港とともに造船・鉄鋼・機械を中心とした、工業も発達し、阪神工業地帯の中核を担う日本有数の重工業都市としても有名です。
産業が盛んな港のエリアだけではなく、六甲山に面した自然豊かなエリアなどもあり、さまざまな顔を併せ持った都市となっています。垂水区、須磨区、長田区、兵庫区、中央区、灘区、東灘区、北区、西区の9区から構成され、政令指定都市の中でも人口が7番目に多いほど、人気の都市です。
ここでは、神戸市の不動産事情や地域特性、不動産を売るときにオススメの方法までご紹介していきます。
兵庫県神戸市の最近の様子
- 神戸市の地価は6年連続して上昇し、人気は安定している
- 震災からの復興が一服し、街の新規開発への舵を切った
神戸市の地価は、全国の市町村の中でも57位と非常に高く、地価変動率は6年前から上昇し続けています。安定した人気を集めている神戸市ですが、1995年の阪神・淡路大震災のおりには、港湾機能がマヒするなど甚大な被害を受け、地価も数年の間下落を続けました。
その後震災からの復旧・復興を最優先に進めてきたため、大阪や京都などのような大規模な再開発はありませんでした。最近になって復興もひと段落し、三宮を中心として大規模な街の再開発が始動し、その動向が注目されています。
不動産売却の流れを把握しましょう
まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで売却の成功に1歩近づきます。
不動産売却の流れ
Step1:相場を調べる
▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。
Step2:不動産会社に査定を依頼する
▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。
Step3:不動産会社と契約を締結する
▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。
Step4:不動産の売却を始める
▶実際に不動産を売りに出します。
Step5:売却・引き渡し
▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。
不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。
兵庫県神戸市の相場を知ろう
- 神戸市の地価は上昇し、マンションや戸建など住宅物件が好調
- 関西国際空港へのアクセスの良さも人気のポイント
- しばらくは堅調に推移することが予測される
まずは兵庫県神戸市の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!
兵庫県神戸市の地価・不動産相場の推移
神戸市の地価は1年前と比較すると、6.3%増加しており、2020年現在は23万7,928円です。過去の神戸市の公示地価を遡ってみると、最高値は90万9,434円(1991年)で、最安値は18万6,550円(2005年)となっています。5年前の地価と比較すると、1.21倍値上がりしています。
神戸市全体でみると、土地のみの相場はここ数年下降気味ですが、反面、マンションや戸建ての相場は上昇しています。新幹線、飛行機、船など移動手段が多様で、県外へのアクセスが非常に良く、関西国際空港も近いことから海外からもアクセスしやすいエリアとなっており、人の流入出も活発です。
近年の取引物件の特徴は、駅徒歩10分以内のマンションや戸建てが人気となっており、単身からファミリー層まで幅広い世代の人が住むエリアとなっています。
兵庫県神戸市の売却動向や売却相場の動き
兵庫県の中心である神戸市は、査定額も高く取引件数も県内トップです。兵庫県の約3割を占める取引が行われており、取引件数は3,000件前後となっています。兵庫県全体では、地価が下降傾向の街が大多数ですが、神戸市は7年連続上昇し続けています。
神戸市の人口は、直近8年間減少傾向となっていますが、大半は高齢化による自然減少によるもので、毎年多くの移住者が県外・市外から集まるエリアとなっています。
不動産価格に影響を与えそうな出来事
- 神戸市三宮で事業費7,440億円をかけた震災後初の大規模再開発が始動
- 三宮駅周辺の地価は大幅に上昇中
- 再開発の影響はエリアによって差があるので注意が必要
神戸市は、三宮の再開発(官民合わせて事業費7,440億円にもなる震災後初の大規模再開発を予定)により、今後の不動産価格が注目されているエリアです。2030年、2050年と2段階で再開発目標を設定しているそうです。
2015年に策定された三宮駅周辺の「再整備基本構想」によると、三宮にある6つの駅と周辺の街を一体的につなぎ、交通拠点としての機能や利便性を高める「三宮クロススクエア」という新しい玄関口が2021年完成予定です。
また、西日本最大級となる高層ツインタワーの建設もすすんでおり、さらに人の流入が増える見込みとなっています。
そのため、三宮駅徒歩10分以内の地価は、2020年現在で地価平均が200万円/㎡前後、上昇率も10%を超えるほど高価格となっており、今後の地価も大幅に上昇が期待できるでしょう。不動産をお持ちの方は今後の価格の動向をチェックすることが重要となりそうです。
しかし今回の再開発は三宮からウォーターフロントまでの海側の再開発となっているため、細かいエリアによって需要の違いもありますから、事前にしっかりとした調査が必要です。
【売却のコツ】兵庫県神戸市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう
- 神戸市は関西エリアの中心的な商業エリア
- 人口は減少傾向ではあるものの、街としての魅力は健在
- 三宮や六甲道周辺のエリアが人気
地域特性を知るメリットとは?
兵庫県神戸市の場合、比較的物件も多く動いています。自分の不動産を購入してもらうためにも販売戦略はとても重要です。エリアの特徴から、買いたい人がどのような層か考えてみましょう。ただし絶対的な答えは無いので、詳しくは地元に詳しい専門家である不動産会社の人と相談することをおすすめします。
兵庫県神戸市の地域特性・歴史や魅力
街の歴史と魅力
おしゃれな港町というイメージの強い神戸市。平清盛により福原京が計画された前後に、貿易の拠点として整備された大輪田泊がその発展の始まりと言われています。三宮・元町周辺はファッションの街でもあり、現在も関西圏のショッピングや観光の中心となっています。
1868年に外国人居留地や港が造られ、日清戦争・第一次世界大戦を経てアジアの主要な貿易港として神戸市は発展を続けてきました。造船・鉄鋼・機械を中心とした工業も発達し、阪神工業地帯の中核を担う日本有数の重工業都市としても成長してきました。太平洋戦争終盤には神戸大空襲を受け、市街地や工業施設・湾岸の施設の大半を失い、多くの犠牲者を出しました。
高度経済成長期には、ポートアイランドのような人工島を臨海部に埋立造成し商工業や住宅地として整備しました。埋立用の土砂を採取した丘陵地を住宅地や産業団地として開発し神戸市の人口は増加させてきました。
1995年に発生した阪神・淡路大震災で大きな被害を受け、貿易額も低下し人口も減少しました。その後は震災復興によるインフラの再整備により、街並みは整えられ人口も増加に転じました。
兵庫県神戸市の人口推移
神戸市の人口は国勢調査によると、2010年が1,544,200人、2015年が1,537,272人でした。 2020年6月現在では1,519,031人で、 比較すると10年間で-25,169人で1.63%の減少となっています。
また、世帯数は726,266世帯で、 前回調査のあった5年前の705,459世帯と比較すると、+20,807世帯で、2.95%増加しています。
人口は減少しているものの、世帯数は順調に伸びており、神戸市の人気に大きな影響はありません。神戸市はおしゃれで住みやすい街として、幅広い世代から変わらぬ人気を集めています。
兵庫県神戸市で人気のエリアは?
神戸市で一番の人気エリアは三宮駅周辺となっていますが、ファミリー層からは古くから高級住宅地として名高い灘区にある六甲道駅周辺も人気を集めています。
震災で大規模な被害を受けた灘区ですが、六甲道駅南側にある六甲道南公園を中心に、防災モデル都市として事業費890億円をかけ再開発され、高層マンションや商業施設を含む高層ビルなどが建設されました。
街の中心にある六甲道南公園は、広い芝生エリアや大型の遊具などがあり、小さいお子さんが安全に遊べる公園となっています。また、灘区総合庁舎や神戸大学などもあり、生活に必要な施設が近くにあることも強みです。
兵庫県神戸市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点
- 神戸市の地価は好調だが、北区と西区ではやや下降傾向が見られる
- エリアによって大きな価格差があるので注意する
- 自分の所有する物件のタイプを得意とする不動産会社を探す
ポイント・注意点1
再開発が進み、今後も地価の上昇が見込まれる神戸市ですが、北区や西区のエリアではここ数年地価が下降しています。この二つのエリアは、六甲山の近くに位置し、古くから神戸市中心のベットタウンとして、神戸市内でもトップクラスに人口の多いエリアでしたが、近年、区外への転出数が増加しています。
その理由は、大阪や神戸までのアクセスが不便なため、よりアクセスのよい明石市などにファミリー層が流れているようです。このように場所によってかなりの価格差がみられる神戸市。不動産売却の際には、エリアの確認、価格の傾向など注意が必要です。
ポイント・注意点2
神戸市は土地が広く、古くから栄えているため、長年地域に密着した老舗の不動産会社も多くあります。エリアの特性をよく知っている、その土地に幅広いネットワークがある老舗不動産会社というのはとても頼もしい存在です。
一方で、全国規模の大手不動産会社はITを活用したり、大手ディベロッパーとのパイプがあったりと、また別の強みを持っていたりします。
物件を高く売却するためには、自分の物件の強みを最大限生かす不動産会社を選ぶことも大切なポイントです。特に初めて物件を売るような場合は、なるべく多くの会社を自分の目で見極め、信頼できるパートナーを探しましょう。
不動産売却に成功するには、能力の高い不動産会社を見つけることが必要不可欠。綿密に情報収集がカギになっていきます。
まとめ
本記事では、不動産売却の基本的な流れと、兵庫県神戸市での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。
- 兵庫県神戸市は地価も順調に上昇している
- 三宮の再開発も進んでおり、エリアとしてますます期待できる
- エリアによっては再開発の恩恵を受けられない場所もあるので注意
- 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事
不動産を高く売るためには、地域特性と相場を把握した上での戦略と、信頼できる不動産会社からの協力が必要不可欠です。兵庫県神戸市での不動産売却をお考えの方は、兵庫県神戸市の不動産売却の市況を細かくリサーチしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。
【2020最新版】山口県下関市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう
- 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
- 新幹線、高速道路、飛行機など交通環境は抜群
- 人口は減少しているが、地価は若干の下げ止まりが見える
- 「立地適正化計画」で下関はさらにコンパクトなまちへ
- 地価の二極化はさらにすすむと予想
山口県下関市は本州の西端、本州と九州を繋ぐ中核市です。 さまざまな歴史の舞台になり、海峡のまちとして栄えてきました。日本遺産「関門ノスタルジック海峡」、「維新海峡ウォーク」をはじめとしたさまざまなお祭り、高杉晋作が挙兵した「功山寺」など、歴史を感じられるものが随所に残っています。
下関市の人口は約25.8万人、世帯数は約13万世帯(2020年6月現在)。海や山に恵まれた自然豊かな場所でもあります。自然と都市機能のバランスがちょうど良いのも、下関の町の魅力のひとつです。 新幹線・在来線・高速道路・飛行機などの交通環境もよく、県外へのアクセスもスムーズです。
ここでは、下関市の不動産事情や地域特性、不動産を売るときにオススメの方法までご紹介していきます。
山口県下関市の最近の様子
- 下関市は立地適正化計画を策定して町のエリア整備を進めている
- 下関駅に大型デパート「下関大丸」がリニューアル
下関市では人口の減少と少子高齢化がすすむことで、将来的な都市機能の低下が避けられない状態です。下関市は立地適正化計画を策定し、「住居区域」「都市機能誘導区域」を定めて一定エリアの住居人口を維持し、都市機能を支えていくことを目指しています。
また、下関市では新下関駅や下関駅を中心とした駅前開発も積極的に取り組んでいます。2020年3月には下関市のJR下関駅に隣接する百貨店「下関大丸」が18年ぶりに全館リニューアルを行いました。下関大丸には東急ハンズの新業態である「Plugs Market」やニトリなど人気のショップが集結して、下関駅前に賑わいが戻ることが期待されています。
不動産売却の流れを把握しましょう
まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで売却の成功に1歩近づきます。
不動産売却の流れ
Step1:相場を調べる
▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。
Step2:不動産会社に査定を依頼する
▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。
Step3:不動産会社と契約を締結する
▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。
Step4:不動産の売却を始める
▶実際に不動産を売りに出します。
Step5:売却・引き渡し
▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。
不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。
不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。
山口県下関市の相場を知ろう
- 下関市の公示地価は下降傾向だったが、昨年はわずかに上昇
- 山口県の路線価では下関駅東口駅前広場が最高価格
- 戸建マンションともに広い物件が人気
まずは山口県下関市の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!
山口県下関市の地価・不動産相場の推移
山口県下関市の公示地価(2020年)は平均4万4547円/㎡です。前年からの変動率は+0.52%でほぼ横ばいでした。 7年前の地価と比較すると下関市の地価は-3.6%、山口県全体の地価は-6.5%も下がっています。
山口県の中で見ると下関市の地価ランキングは5位で、県内の相場より高いことがわかります。 ちなみに最新の路線価では山口県の最高地点は下関市竹崎町4丁目の下関駅東口駅前広場です。現在は、新下関駅周辺の地価が上昇しており、新下関駅から南の方へ離れると下落の傾向です。
山口県下関市の売却動向や売却相場の動き
2019年の取引件数は、中古戸建てが約2600件、マンションは約250件でした。 近年の取引物件の特徴は、土地面積200㎡以上・建物面積100㎡以上の戸建、マンションも3LDK〜4LDKなどの広めのものが目立ちます。
駅から遠い物件でも取引は行われており、購入者のニーズに合う物件であれば十分に取引可能です。駅から離れた郊外は、大型のショッピングモールや学校・病院・公園などにアクセスがよく、生活しやすい場所であれば売却しやすいでしょう。
参考)山口県下関市での直近の取引価格情報
中古マンション(駅距離基準値:10)
| 駅徒歩 10分以内 | 駅徒歩 10分以上 |
---|
70㎡ | 1,300万円 | 1,250万円 |
---|
75㎡ | 700万円 | 1,650万円 |
---|
80㎡ | 1,200万円 | 1,500万円 |
---|
85㎡ | 1,700万円 | 1,100万円 |
---|
90㎡ | – | 1,600万円 |
---|
95㎡ | – | 1,700万円 |
---|
100㎡ | – | 1,800万円 |
---|
※2019年取引価格中央値
戸建て(駅距離基準値:15)
| 駅徒歩 15分以内 | 駅徒歩 15分以上 |
---|
80㎡ | 300万円 | 800万円 |
---|
85㎡ | 130万円 | 470万円 |
---|
90㎡ | 2,700万円 | 830万円 |
---|
95㎡ | 1,195万円 | 1,000万円 |
---|
100㎡ | 2,250万円 | 1,300万円 |
---|
105㎡ | 2,400万円 | 1,240万円 |
---|
110㎡ | 2,600万円 | 2,750万円 |
---|
※2019年取引価格中央値
参照:国土交通省「土地総合情報システム」
不動産価格に影響を与えそうな出来事
- 下関市は外国人観光客の誘致があまりできていない
- 今後は景気回復対策の一つとして観光需要の喚起が求められる
下関市の直近の地価相場は上がっていますが、長期的にみると緩やかに下降しています。人口も減少し続けており、住宅を購入する世代も減少しています。
このような現象は日本各地の地方都市共通の悩みではありますが、山口県は県全体として近年のインバウンド特需を活かしきれていません。下関市には関門海峡や巌流島など有名な観光スポットが多くありますが、県全体として宿泊施設が少ないことも一つの要因です。
むしろ主要観光客である韓国人観光客も、日韓関係の悪化により訪問者数は減少傾向です。県全体の人口流出が問題になっている昨今、観光需要の喚起などで、早急な下関市の景気浮揚対策が求められています。
【売却のコツ】山口県下関市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう
- 下関市は高齢化と人口減少が続いている
- 下関市は人口流出に歯止めをかけるため活力のあるまちづくりを目指している
- 市外への通勤・通学に便利な新下関駅周辺が人気
地域特性を知るメリットとは?
山口県下関市の場合、比較的物件も多く動いています。自分の不動産を購入してもらうためにも販売戦略はとても重要です。エリアの特徴から、買いたい人がどのような層か考えてみましょう。ただし絶対的な答えは無いので、詳しくは地元に詳しい専門家である不動産会社の人と相談することをおすすめします。
山口県下関市の地域特性・歴史や魅力
街の歴史と魅力
山口県下関市は本州の最西端に位置し、1185年に起こった壇ノ浦の戦いの地であることでも知られています。古くからアジア大陸からの本州の玄関口として栄え、巌流島での決闘や 下関戦争など日本史上でも数々の重要な出来事が起こってきた場所です。
港湾都市として栄え、海運や貿易および金融に関連した産業が盛んでした。下関市に本社や営業拠点を置く企業も多く、日本銀行の支店も山口市ではなく下関市に置かれています。
下関はフグの水揚げ高は全国1位であり、水揚げ高が全国の8割を占めています。またアンコウの水揚げ高も日本一で、下関の新たな名物となっています。
山口県下関市の人口推移
下関市の人口は国勢調査によると、2010年が280,947人、2015年が268,517人でした。 2020年6月現在では258,803人で、 比較すると10年間で-22,144人で7.88%の減少となっています。日本国内で人口の減少は起きていますが、この減少率は高い方です。
1975年に山陽新幹線が開業し交通網が整備されたことや、北九州の港の拠点化が推進された1980年頃を境に人口減少が始まっています。下関市では危機感をもって人口減少に取り組み、市だけでなく企業や市民ととも協力体制を取り、まずは人口減少の鈍化や人口減少下でも活力のあるまちづくりを目指しています。
山口県下関市で人気のエリアは?
新下関駅は、新幹線と在来線の接続駅で下関市の一番の都心部に当たります。新幹線で30分もかからずにJR博多駅に到着するので、通勤や通学に利用する人が多いです。そのため地価も上昇しており、年々人気が上がっています。
新下関駅から1〜2駅離れた小月駅付近、長府駅付近、幡生駅付近も最近はファミリー層が増えてきましたが、最寄駅まで徒歩でいけるエリアに限ります。一方、下関駅付近も人気ですが、こちらは徒歩圏外の不動産も多く取引されています。
マイカーやバスを利用して通勤通学している人が多いので、バス停に近いことや、大きなショッピングセンターがある、子育てをしやすい環境などが人気の要因になります。
山口県下関市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点
- 下関市立地適正化計画を理解して、対象範囲を確認しておく
- 所有している不動産が都心部なのか郊外なのかで販売戦略は変わる
ポイント・注意点1
下関市立地適正化計画では都市機能誘導区域に「新下関駅周辺」と「下関駅周辺及び下関運動公園」の2箇所を設定しています。既に都市機能が一程度集積している場所であり、現在の地価相場も高めです。住居誘導区域は、鉄道駅の利用圏(半径800m)、バス停の利用圏(半径300m)を基準に設定されています。
人々の暮らしやすさを考慮しながら定期的に計画の見直しもあるので、不動産を売却する際には物件がこれらの区域に入っているかどうかをしっかりと確認しましょう。
売却したい不動産がこれらの区域に入っていない場合は、地価の下落が続く可能性があります。上昇を待たずにすぐ売却したほうがいい可能性もあるため、信頼できる不動産会社に早めに相談しましょう。
ポイント・注意点2
下関の不動産を売却する際、駅またはバス停の近くであることは重要なポイントです。しかし郊外には土地があるため、駅近の中古物件よりも郊外に新築を建てたいと考える人もいるかもしれません。
駅近くという魅力的な不動産を高値で売却するためにも、築年数が経っている物件は内装をきれいにリフォームすることも検討しましょう。 一方で、地価が下落している地域の物件はリフォームしても買い手がつかない可能性があります。この場合リフォームせずに安価を強みに売却の方針を立てましょう。
まとめ
本記事では、不動産売却の基本的な流れと、山口県下関市での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。
- 下関市の公示地価は下降傾向だったが、昨年はわずかに上昇
- 下関市立地適正化計画によるスマートシティ化が進む
- 観光客誘致など景気の浮揚策が早急に必要
- 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事
不動産を高く売るためには、地域特性と相場を把握した上での戦略と、信頼できる不動産会社からの協力が必要不可欠です。山口県下関市での不動産売却をお考えの方は、山口県下関市の不動産売却の市況を細かくリサーチしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。
【2020最新版】新潟県新潟市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう
- 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
- 本州日本海側で唯一の政令指定都市
- 車社会なので、バイパスの入り口へのアクセスのよさが重要
- 待機児童ゼロが嬉しい保育所数が多く子育てしやすい環境
新潟市は、新潟県庁がある新潟県の行政機関が集まった街です。日本海側では唯一の政令指定都市で、8つの行政区(中央区・東区・北区・南区・西区・江南区・秋葉区・西蒲区)に区分されています。
新潟県は全体的に豪雪地帯と言われていますが、新潟市は内陸ほどの積雪はありません。 港、空港、新幹線、高速道路などの高度な都市機能を持つ一方、潟、川、海などの豊かな自然環境にも恵まれ、水田面積は国内最大を誇ります。
便利な都市からひと足伸ばせば、心癒される自然が広がり、都会の良さと田舎の良さを併せ持つことにより暮らしやすい街となっています。 市内には湿地帯が多く海岸、河川、幹線道路、鉄道沿いに住宅が建てられている傾向があります。地域ぐるみで子どもの学びと成長を支える環境があり、コミュニティの強い結びつきは自治会加入率の高さに表れています。また、
持ち家率・延床面積とも政令市第1位となっていて、ゆとりある生活空間を得られます。 ここでは、新潟市の不動産事情や地域特性、不動産を売るときにオススメの方法までご紹介していきます。
新潟県新潟市の最近の様子
- 新潟駅周辺の高架化と、駅前広場の整備が進んでいる
- 特に万代広場は商業地「万代シテイ」の活性化対策としても期待されている
新潟駅は日本海側最大都市である新潟市のターミナル駅で、柏崎方面、新発田方面、直江津方面と県内各方面への路線が出ています。新幹線も通っているので都心への行き来もしやすく、東京まではたった2時間で行くことができます。
現在進行しているのが新潟駅周辺の高架化です。そして、その工事終了後から駅前広場整備事業がスタート。現在の予定では2022年度頃に高架下交通広場、2023年度頃に万代広場の供用を開始する予定で、高架下に新たな空間が生まれることになります。
特に万代広場の再開発には力を入れていて、緑あふれ、人々が憩い、集う新潟の陸の玄関口にふさわしい駅前広場に生まれ変わることが期待されています。
万代広場は新潟市の中心となる商業地「万代シテイ」に通じる道なので、「万代シテイ」の活性化も期待されています。
不動産売却の流れを把握しましょう
まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで売却の成功に1歩近づきます。
不動産売却の流れ
Step1:相場を調べる
▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。
Step2:不動産会社に査定を依頼する
▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。
Step3:不動産会社と契約を締結する
▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。
Step4:不動産の売却を始める
▶実際に不動産を売りに出します。
Step5:売却・引き渡し
▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。
不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。
新潟県新潟市の相場を知ろう
- 新潟市の地価はほぼ横ばいに推移している
- 新潟市の中心地である中央区、ファミリー層に人気の西区が堅調
まずは新潟県新潟市の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!
新潟県新潟市の地価・不動産相場の推移
新潟市の地価は、1年前と比較して0.80%とほぼ横ばいに推移しています。2020年現在は68,708/㎡です。新潟市の公示地価には過去37年のデータがあり、公示地価の最高値は23,5802円/㎡(1992年)、最安値は65,384円/㎡(2016年)となっています。
5年前と現在を比較すると、新潟市の地価は1.04倍値上がりしています。 新潟市の最も高価格地点は「新潟市中央区東大通1-2-30」(550,000円/㎡ )で、最も低価格地点は「新潟市西蒲区間瀬字新村4366番」(5100円/㎡ )です。
新潟県新潟市の売却動向や売却相場の動き
新潟市の不動産状況は全体的に安定しています。相場が比較的元気なのは新潟駅のある中央区、新潟空港と新潟西港がある東区、そのどちらともアクセスの良い北区です。逆に西蒲区(にしかんく)や南区、秋葉区といった景勝地や水田地帯は相場も低めで物件もあまり出ていません。
住宅地としてはファミリー層に人気の中央区や西区で、ファミリー向けの比較的広めの新築マンション市場が活況のようです。
不動産価格に影響を与えそうな出来事
- 新潟市の水辺エリア(万代島地区)の開発が計画されている
- 新潟駅前には大手ホテルチェーンが大型ホテル&マンションを建設予定
2019年、新潟県と新潟市は新潟開港150周年を迎えることを契機に、「万代島地区将来ビジョン」を定めました。新潟市中心部に広がる水辺エリア(万代島地区)のさらなる賑わい創出に向けて開発を進めていく予定です。
新潟市で目玉となる大型開発プロジェクトはあまり多くはありませんが、2022年には新潟駅前に大手ホテルチェーンがホテル(全1001室)&マンション(全212邸)建設を予定しています。
【売却のコツ】新潟県新潟市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう
- 新潟市は可住範囲が広く、人口密度は広く土地に余裕がある
- 新潟県、新潟市ともに人口は減少傾向
- 中央区の女池上山や西区のみずき野と新通が人気
地域特性を知るメリットとは?
特に新潟県新潟市の場合、比較的物件も多く動いています。自分の不動産を購入してもらうためにも販売戦略はとても重要です。エリアの特徴から、買いたい人がどのような層か考えてみましょう。ただし絶対的な答えは無いので、詳しくは地元に詳しい専門家である不動産会社の人と相談することをおすすめします。
新潟県新潟市の地域特性・歴史や魅力
街の歴史と魅力
日本一の米どころとして知られる新潟県。新潟市は本州日本海側の唯一の政令指定都市で、水陸ともに日本海側の交通の要でもあります。米だけでなく海産物も有名で、萬代橋、朱鷺メッセ、デンカビッグスワンスタジアムが新潟市を代表する建物となっています。
1600年頃から信濃川・阿賀野川下流域の開発が進められ、それ以降絶えず新田開発や治水工事、港や航路の整備が行われ田や米と共に新潟市は発展してきました。1868年の戊辰戦争、1955年の新潟大火、1964年の新潟地震と何度も壊滅的な被害を受けながらも、日本海側最大の町へと成長を遂げたのです。
港を中心に工業地帯もできましたが、新潟水俣病が発生し高度経済成長期は災害からの復興や公害対策に力を入れることとなりました。1973年に新潟空港には国際線が増加され、1982年には上越新幹線が開業、高速道路も開通しました。新潟市への物資や人の流通が盛んになったことで、新潟市の人口も増加しました。
新潟市内における可住地の範囲は他の地方都市と比較して広く、その面積は北海道別海町に次いで2位となっています。そのため人口集中が他の都市ほど起こっていないのが特徴的です。
新潟県新潟市の人口推移
新潟市の人口は国勢調査によると、2010年が811,901人、2015年が810,157人でした。 2020年6月現在では786,357人で、 比較すると10年間で-25,544人で3.15%の減少となっています。 新潟県の中では新潟市の人口は30市区町村中もっとも多くなっています。
また、世帯数は343,115世帯。前回調査のあった5年前の321,511世帯と比較すると、 +21,604世帯で、6.72%増加しています。新潟県全体の人口は減少傾向が続いているので、移住者やIターン人材の受け入れなどの人口増加施策が求められています。
新潟県新潟市で人気のエリアは?
新潟市の中でファミリー層に人気なのが中央区の女池上山(めいけかみやま)エリアです。ここは昔からの住宅地でしたが、近年商業施設や住宅地の建設が続き、若いファミリー層を中心に高い人気を誇っています。女池インターの入り口にも近く、市内のアクセスが良いのも支持されるポイントです。
また、新潟市西区にはみずき野と新通などニュータウンとして多くの住宅街が形成されており、住みやすいエリアとして注目されています。特に上越新幹線や越後線といった鉄道沿線、幹線道路沿いには、病院やスーパー(原信、ウオロク、チャレンジャー、清水フードセンター等)、飲食店、量販店などが充実していて日常生活の用を足すのに便利です。
また西区は「コミュニティバス」と呼ばれる西区独自の路線バスネットワークもあり、エリア内の移動に非常に役立ちます。佐潟公園や運動公園など公園が多いのも子育て世帯には嬉しい特徴です。海沿いへ行けば青山海浜公園もあるので、休日のお出かけにはいろいろとプランを立てやすいです。区内西側は海岸線が長きに続きます。
新潟県新潟市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点
- 農地の売却や転用の場合は専門家のアドバイスが必要
- 新潟市の不動産価値を決めるのはバイパスへのアクセス
ポイント・注意点1
新潟市は近年後継者不足、高齢化により、農業をやめて農地を売りに出す人が増えています。また、農地を貸し出して転用することを検討されている方も多いようですが、農地には大きく分けて5種類あり、種別によって宅地転用許可の基準が大きく異なります。農地を売ったり貸すことを検討されている場合は、まずは農地売買に詳しい不動産会社を探してアドバイスをもらうことをオススメします。
ポイント・注意点2
新潟市は1世帯あたり1.55台所有する全国10位の車社会です。ほとんどの市民の足は鉄道ではなく、自家用車なので、駅へのアクセスのよさはあまり重要視されません。むしろ大切なのはバイパスへのアクセスです。
新潟市には、南北およそ40km以上の長距離バイパス道路があり、建設時期により3つの区間に分かれています。最初に開通した中央部の新潟バイパス(黒埼IC~海老ケ瀬IC)、北側の新新バイパス、南側の新潟西バイパス。この3つのバイパスへの行きやすさが物件の価値を決める上で重要です。
まとめ
本記事では、不動産売却の基本的な流れと、新潟県新潟市での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。
- 新潟市は地価は横ばいで、不動産相場は堅調
- 西区はニュータウンができて、賑わっている
- 後継者不足などにより農地売却が進んでいる
- 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事
不動産を高く売るためには、地域特性と相場を把握した上での戦略と、信頼できる不動産会社からの協力が必要不可欠です。新潟県新潟市での不動産売却をお考えの方は、新潟県新潟市の不動産売却の市況を細かくリサーチしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。
【2020最新版】宮城県仙台市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう
- 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
- 仙台市はJR仙台駅前の再開発でますます人気が上がっている
- 土地・戸建・マンションともに相場は上昇傾向
- 駅から離れていても、子育てしやすいエリアは高値で売れる
東北地方で唯一の政令指定都市である仙台市は、人口109万人を有する東北地方最大の都市です。1982年に東北新幹線が開業して、仙台駅から東京駅まで最短で約1.5時間で行くことができるようになりました。
仙台市の中心である仙台駅は山形新幹線や地下鉄などの数多く発着しており、毎日17万人以上の人が利用しています。 また、仙台空港までのアクセスも良く、JR仙台駅から電車で約25分(快速17分)です。国際線も韓国・中国・台湾・タイへ直行定期便が飛んでおり、ビジネスや旅行で海外へ行き来する人にとても便利な場所といえます。
仙台市は、東北地方の中でも雪が少なく住みやすい地域です。首都圏からのアクセスも良好で県内の都市機能の多くが仙台市に集中しており、学生も含む若年層の人口割合も高く、とても活気のある街です。 ここでは、仙台市の不動産事情や地域特性、不動産を売るときにオススメの方法までご紹介していきます。
宮城県仙台市の最近の様子
- 仙台駅を中心にした大型ビルの新規建設計画が続いている
- 仙台七夕まつりなどの観光需要が伸びている
仙台市は中心部で継続的に再開発が進められており、特に中心街の新規投資の動きが活発です。 例えば、仙台駅東口で地上20階建てのホテルと商業施設からなる「ヨドバシ仙台第1ビル」計画(2021年後半竣工)や、JR東日本による大型オフィスビル「仙台駅東口オフィス」計画(2020年冬竣工予定)が予定されています。
仙台七夕まつりなどの大規模イベントによる観光需要が伸びていることに加え、再開発による地価相場の高まりも期待されています。
不動産売却の流れを把握しましょう
まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで売却の成功に1歩近づきます。
不動産売却の流れ
Step1:相場を調べる
▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。
Step2:不動産会社に査定を依頼する
▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。
Step3:不動産会社と契約を締結する
▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。
Step4:不動産の売却を始める
▶実際に不動産を売りに出します。
Step5:売却・引き渡し
▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。
不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。
不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。
宮城県仙台市の相場を知ろう
- 仙台市の公示地価は大幅上昇を続けている
- 土地・戸建・マンションともに相場は上昇している
- 駅近くのマンションだけではなく、郊外の広めの戸建ても人気
まずは宮城県仙台市の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!
宮城県仙台市の地価・不動産相場の推移
仙台市の公示地価は、1年前と比較して7.15%増加しており、2020年現在は平均22万8,709円/㎡ です。 仙台市の中で最も高価格地点は青葉区で、公示地価は平均43万7,426円/m2 となっています。 基本的には土地・戸建・マンションともに相場は上昇となっています。
宮城県全体と比較すると、仙台市は地価がもっとも高いエリアです。東北新幹線が利用できる仙台駅に近いほど地価が高い傾向にあります。 仙台市は宮城県の中心地であり、東北新幹線や飛行機など、県外や国外へのアクセスがよいことも大きな特徴といえます。
また、仙台市は子育て支援制度も充実していて、待機児童も少なく、共働き家庭も安心して子育てがしやすい地域といえます。
宮城県仙台市の売却動向や売却相場の動き
宮城県の中心地でもあり、査定額も高い仙台市が取引件数でもトップです。県全体の約5割を仙台市が占めており、取引件数は13,000件前後となっています。
宮城県全体では下落が目立つものの、仙台市は大きく上昇しています。 また、仙台市の人口は30年間増加し続けており、今後も仕事を求めて仙台市の中心部に単身者やファミリー層が流れてくる傾向は継続するでしょう。駅近くのマンションだけではなく、駅から少し離れた広めの戸建ても人気が続くと考えられます。
特に不動産価格が伸びている仙台駅を中心としたエリアは、東北新幹線、JR東北本線、仙台市地下鉄南北線、仙台市地下鉄東西線の線路への距離が短いほど地価は高い傾向があります。青葉区、若林区、太白区、泉区は過去7年間で20%以上の上昇率となっています。
参考)宮城県仙台市での直近の取引価格情報
中古マンションなど(駅距離基準値:10)
| 駅徒歩 10分以内 | 駅徒歩 10分以上 |
---|
20㎡ | 420万円 | 210万円 |
---|
30㎡ | 450万円 | – |
---|
40㎡ | 675万円 | – |
---|
50㎡ | 1,400万円 | 1,250万円 |
---|
60㎡ | 1,700万円 | 1,500万円 |
---|
70㎡ | 2,100万円 | 1,850万円 |
---|
80㎡ | 2,850万円 | 1,500万円 |
---|
90㎡ | 3,500万円 | 4,200万円 |
---|
100㎡ | 3,250万円 | 2,000万円 |
---|
※2019年取引価格中央値
戸建て(駅距離基準値:15)
| 駅徒歩 15分以内 | 駅徒歩 15分以上 |
---|
50㎡ | 2,200万円 | 6,000万円 |
---|
60㎡ | – | 1,200万円 |
---|
70㎡ | 2,800万円 | 785万円 |
---|
80㎡ | – | 1,600万円 |
---|
90㎡ | 3,000万円 | 1,800万円 |
---|
100㎡ | 3,200万円 | 2,700万円 |
---|
150㎡ | 3,800万円 | 2,300万円 |
---|
200㎡ | 5,000万円 | 2,400万円 |
---|
※2019年取引価格中央値