【2020最新版】静岡市葵区で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

静岡県静岡市葵区で高く不動産を売却するコツ
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 静岡県静岡市葵区は、静岡県でもかなり需要の見込める地域
  • 都市部へのアクセスが良く、自然公園があるなど住みやすい
  • 地価は高く、上昇傾向にある

静岡県静岡市葵区といえば、南アルプスがあることが一番の魅力と言えるでしょう。葵区の「南アルプス国立公園」は、標高3,000m級の山々と深く切れ込んだV字谷、氷河時代から生息している植物や動物を観察しながら、ハイキングなどを楽しむことができます。

そういった自然あふれる環境を持ちながら静岡の中心地としても機能しており、静岡市を構成する3区のうちの1つである都会的な区です。隣接都市が多く、静岡市駿河区、清水区、島田市、藤枝市、榛原郡川根本町や山梨県、長野県とも隣り合っています。

都市部にある「駿府城公園」には、富士山の景色が見える展望台があり、近くには「城北公園」があるなど公園も充実。政令指定都市である都会的な魅力と、自然あふれる魅力が共存している都市といえます。

静岡市葵区には「静岡駅」があり、関東や関西方面へのアクセスの良さも魅力です。新幹線での移動であれば、静岡駅から東京駅まで約1時間で到着するので、非常に便利。静岡県内では地価が高く、上昇傾向にあるため、今後も地価が上昇する可能性があります。

そんな静岡県静岡市葵区における不動産情報について、地域特性の詳細や不動産を売却するときのおすすめの方法までを紹介していきましょう。

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静岡県静岡市葵区のトピック

静岡県静岡市葵区のトピック
  • 2019年から「移住・就業支援金制度」を設け、移住を促進している
  • リモートワークの増加で静岡への移住者が増える可能性がある

静岡県では移住・定住の促進の取り組みをおこなっています。2019年から「移住・就業支援金制度」を設けており、東京圏からの移住をして就職、起業をした人に最大100万円を支給するなど、県をあげた本格的な取り組みです。

東京の有楽町駅には「静岡県移住相談センター」を設置。インターネットでは静岡県公式の移住・定住情報サイト「ゆとりすと静岡」を開設し、移住についての情報発信や、オンラインでの移住相談ができるようになっています。

2020年の新型コロナウィルスの流行によりテレワークの認知度が高まり、今後は「仕事はそのままで、住まいを静岡に変える」というニーズが増えるのではないでしょうか。そうなると、静岡県の中でも抜群のアクセスの良さを誇る静岡市葵区に注目が集まる可能性があります。

静岡県静岡市葵区の取引物件の坪単価は、2020年3月の発表によると平均76.2万円と前年から上昇傾向。今後も上昇する可能性は高いといえます。

不動産売却の流れを把握しましょう

不動産売却の流れを把握しましょう

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで納得の行く金額で不動産を売却することができます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。

不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

静岡県静岡市葵区の相場を知ろう

静岡県静岡市葵区の相場を知ろう
  • 2020年の静岡県静岡市葵区の地価はやや上昇
  • 静岡県では、地価が高いエリア
  • 取引数は土地が横ばい、マンションと一戸建ては大幅に減少している

まずは静岡県静岡市葵区の売却動向を簡単につかんでいきましょう!

静岡県静岡市葵区の地価・不動産相場の推移

静岡県静岡市葵区の地価は、2019年と2020年で比べると0.78%高くなっています。2020年時点では、 23万0654円/㎡。そこから5年前にあたる2015年と比較すると、約5%上昇しています。静岡県全体の平均値よりも、地価が高いエリアです。

2019年後半期(7月~12月)時点の不動産価格を、前半期(1月~6月)と比較すると、静岡県静岡市葵区では土地の価格は横ばいで安定。一方、同じように一戸建てとマンションの売却価格を前半期と後半期で比較すると、一戸建て、マンションともに下落傾向です。

ただし、マンションでは後半期に売却された物件の平均専有面積が狭い傾向があるため、その影響で平均売却価格が下がった可能性も考えられます。

このことから、保有している不動産が一戸建て、マンションの場合は専有面積と売却価格の動向の確認をしながら、再度上がるタイミングを待つか、逆に早めに売却するなどの戦略を取りましょう。

静岡県静岡市葵区の売却動向や売却相場の動き

静岡県静岡市葵区の不動産の売却数を2018年と2019年で比較してみると、土地は横ばい、一戸建て、マンションは減少傾向。一戸建て、マンションともに売却数の減少幅が大きく前年の半数近い取引数となっています。また、一戸建ての取引での専有面積はほぼ同じため、売却される土地の大きさは安定しているといえるでしょう。

不動産の売却相場の動きを2018年と2019年で比較すると、マンションは専有面積75㎡以下で相場が上昇、取引も85㎡以下に集中しています。一戸建ては占有面積90㎡以下の物件で上昇し、駅徒歩15分以上の物件で取引が成立していることも特徴です。

特にマンション、一戸建てともに、占有面積の狭い物件の相場が上昇していることから、小さめの物件のニーズが高まっていると考えられます。

参考)静岡県静岡市葵区での直近の取引価格情報

中古マンションなど(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡3,700万円3,000万円
75㎡1,250万円
80㎡2,000万円2,000万円
85㎡2,100万円
90㎡
95㎡
100㎡

※2019年取引価格中央値

戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡930万円
85㎡1,900万円
90㎡3,200万円
95㎡2,450万円
100㎡2,900万円
105㎡3,250万円
110㎡3,500万円

※2019年取引価格中央値

不動産価格に影響を与えそうな出来事

不動産価格に影響を与えそうな出来事
  • 静岡市の居住可エリアは全体の約24%で住宅の価格が高騰
  • 静岡への移住相談は全国3位で、移住による不動産への影響が考えれる

静岡県静岡市は、居住地域が狭い都市で、居住可能な土地が市全体の約24%しかありません。その中でも都市部に人口が集中していて、人口の約8割が都市部に住んでいるため、地価や住宅の価格が高騰し、高水準となっているのです。

先述の通り、静岡県は移住促進事業に力を入れていますが、静岡に限らず全国への移住相談は、2019年の1年間だけで約49,000件を超えるほど移住への関心が高まっています。その中でも静岡県への移住相談は全国で3番目に多いという結果となりました。

リモートワークが一般的になりつつある今、移住先として静岡県を候補にする人はさらに増えていくでしょう。それに伴い、静岡県の中心地である葵区の人気も高まるはずです。このことから、不動産への影響が考えられるため、地域の動向を確認しながら、慎重に不動産売却を検討しましょう。

【売却のコツ】静岡県静岡市葵区の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

静岡県静岡市葵区の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう
  • 購買者のニーズに合わせた販売戦略が販売価格を上げるコツ
  • 「南アルプス国立公園」と「静岡駅」を有する静岡の中心エリア
  • 人口は減少傾向にあるが、世帯は増加している

地域特性を知るメリットとは?

不動産を売る際は、地域の事情に詳しい不動産会社の専門家に任せたいという人も多いでしょう。売却を成功させるためには任せきりにせず、自分も一緒に考えることが大切です。

不動産はただ待っているだけで売れるものではありません。買い手になりそうな人の特徴を分析し、どのような手段を講じれば高く買ってもらえるかなど、不動産会社とともに戦略を立てることが重要です。地域特性を把握しながらそれに基づいた戦略を立てることが、より早く、高い価格での売却を成功させるポイントになります。

特に、静岡県静岡市葵区は、静岡県の中で地価が高い傾向です。さらに、今後の外的要因から、地価の上昇の可能性もあります。地域特性を分析し、どんな層がターゲットとなるかを考えてみましょう。地元に詳しい専門家である不動産会社の担当者ともよく相談して戦略を練ることをおすすめします。

静岡県静岡市葵区の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

静岡市葵区は奈良時代に駿河国となり、戦国時代以降には今川氏、徳川氏の支配下で城下町として栄えるなど歴史の深い地域です。特に江戸時代のはじめには、徳川家康が大御所として入府したことで、江戸をしのぐほどの首都機能を有したといわれています。明治時代には、駿河国から「静岡」と名前が変わりました。

現在の静岡市葵区の魅力は「南アルプス国立公園」を有する自然と、都心へのアクセスも良い「静岡駅」を有することにあります。自然豊かな土地でゆったりとした生活をしながらも、都市部での仕事への従事しやすいという面で、子育て世代のファミリー層が済みやすい地域と言えるでしょう。

また、静岡市は産業も多く移住後の就職についての相談窓口があるなど、移住先としての魅力もあります。

静岡県静岡市葵区の人口推移

静岡県静岡市葵区の2020年7月時点の人口は248,192人で、2019年7月の249,300人より1,108人減少。静岡県静岡市葵区は、人口が減少傾向にあります。

世帯数は増加傾向で、2020年は105,685世帯。2019年の世帯数は104,763世帯だったので、922世帯増加しました。人口が減少していて、世帯数が増加しているため、世帯人数の減少が深刻となっています。

静岡県静岡市葵区で人気のエリアは?

静岡県静岡市葵区では「新静岡」「日吉町」など静岡駅周辺が人気です。実際に静岡駅周辺の地価が高騰しており、住宅地としての人気が集中している傾向にあります。

特にに新静岡は「駿河城公園」の周りに位置しているという点で、自然豊かな街並みと静岡駅へのアクセスの良さが魅力と言えるでしょう。そして同じ区内の「南アルプス国立公園」は、ユネスコエコパークに登録された公園としても有名。

自然豊かな子育てに適した環境と、ベッドタウンとしての需要が重なり、働き盛りの若い世代の移住などが増える可能性もあります。

また、静岡県静岡市葵区には11つの駅があるため、駅近物件を求める方の要望に合う部件は豊富です。駅へのアクセスの良さや物件の価格などから、購買者のニーズに合わせた提案ができれば、売却の難易度は下がるでしょう。

静岡県静岡市葵区で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

静岡県静岡市葵区で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点
  • 静岡市の「生産緑地問題」は2034年に訪れる
  • 自治体の「空き家バンク」と「改修費用補助金」を活用する

ポイント・注意点1

一般的に「生産緑地問題」は「2022年」にくるといわれていますが、静岡県静岡市の「生産緑地問題」は「2034年」と、少しあとになって訪れます。その理由は政令指定都市となった年に関係していて、静岡市が政令指定都市になったのが2004年のため、その30年後の2034年が期限となるからです。

「生産緑地」とは、農地を宅地へと転用することによる住環境の悪化、地盤保持などの社会問題を解決するために、農地として保存することが指定された地域です。税制優遇(固定資産税の減額)があり、生産緑地の指定後30年間は農地等から宅地に転用できず売買できないという制限がありました。

そしてその間に、政令指定都市になった場合には、その時点で再度選択出来る余地があったため、そこから30年後ということになるのです。

その制限が解除されることから、多くの農地が宅地化される可能性がありますが、全ての農地が一斉に宅地化されるわけではありません。今後の不動産売却の動向を見極める手がかりとして知っておきましょう。

ポイント・注意点2

静岡県静岡市葵区では、自治体が「静岡市空き家情報バンク」を設置しています。先述の移住情報のホームページ「ゆとりすと静岡」からも閲覧することができて、移住先を探している人へのアプローチも可能です。

さらに、掲載されている売却物件に関しては「静岡市空き家改修事業補助金交付制度」の該当物件となるため、売買成立後に、水道、ガス又は電気設備の改修費などの補助を受けることができます。

空き家の売却を考えたときに改修費用が大きな負担となることも多いため、所有物件が空き家の場合は、一度相談をしてみるのがおすすめです。静岡市ならではの制度を上手に活用して、所有物件をより良い条件で売却できるようにしましょう。

まとめ

まとめ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、静岡県静岡市葵区での不動産売却に役立つ相場情報や街の魅力や人気エリア、地価推移や今後の不動産売却のポイントについて紹介しました。

  • 静岡県静岡市葵区は、静岡県でも需要がかなり高い地域
  • 都市部へのアクセスが良く、自然公園があるなど住みやすい
  • 地価は高く、上昇傾向にある
  • 所有物件をより高く売るには、慎重に不動産比較することが重要

不動産をより高く売るためには、事前に自分でリサーチすることが大切です。そのエリアでは、どんなニーズがあり、どんな購入者がいるのかを自分の目で確認してみましょう。さらに、地域特性や相場を把握しておく必要があるのですが、その部分では不動産会社のサポートを受けることをおすすめします。

静岡県静岡市葵区で不動産売却をお考えの方は、信頼できる不動産会社へ依頼できるように、まずは該当エリアの不動産に強い不動産会社を探しましょう。

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