【2020最新版】滋賀県草津市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

草津市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 草津市の住みやすさは滋賀県トップで関西でも上位
  • 計画的な都市開発により今後も成長が見込める
  • 築年数の古い物件の下落率が高いため、売却には工夫が必要

滋賀県草津市は琵琶湖の南東部に位置する街で、県庁所在地の大津市に次ぐ県下第2位の人口を誇ります。JR東海道本線の滋賀県内乗降客数第1位の南草津駅と2位の草津駅を擁しており、京阪地区のベッドタウンとして人口の増加を続けている街です。

ビジネス誌が毎年公表している「住みよさランキング」でも、2020年版の発表では草津市は全国34位と順位が高く、滋賀県内で最も住みやすい街として評価されています。

参照:東洋経済ONLINE

人口が増加傾向で新たな宅地造成が進んでいることから、今後も地価の上昇が期待できるエリアです。今回は、そんな草津市おける不動産情報について、地域特性の詳細や不動産を売却するときのおすすめの方法までを紹介していきます。

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草津市の近年の変化

  • マンションと戸建ては同じ割合で流通
  • マンションは売却価格が上昇しているが、戸建ての売却価格は下落
  • 草津市の平均相場は滋賀県全体の平均相場の約2倍で推移

草津市の不動産動向はマンションと戸建てそれぞれが同じ割合で流通し、マンションは売却価格が上昇している一方、戸建ての売却価格は下落しています。

草津市の相場は滋賀県内の相場に比べると高いのですが、それでも市場が成立するという事は、金額に見合う住みやすさが備わっている証拠です。

不動産売却の流れを把握しましょう

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで納得いく金額で不動産を売却することができます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い⼿が⾒つかれば売却の⼿続きを⾏い、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産がいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。

不動産の売価をエリアの買取相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

滋賀県草津市の相場を知ろう

  • マンションの相場は前半期に比べて142万円上昇
  • 戸建ての相場は前半期に比べて255万円下落
  • 草津市の公示地価は昨年に比べ2.3%上昇している

まずは草津市の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

草津市の地価・不動産相場の推移

草津市の地価は、2018年と2019年で比べると0.14%低くなっています。2019年時点では 12万881円/㎡です。そこから5年前にあたる2014年と比較すると、2.92%と増加しています。滋賀県全体と比較しても、地価が高いエリアであるといえます。

2019年時点の地価を見てみると、草津市の売却動向は前半期の平均価格と比較して、マンションは142万円の増加、戸建ては255万円の減少です。一方、土地相場は1196万円増加しています。草津市は土地とマンションを売却する場合には良い市況ですが、戸建てを売却する場合には売却方法を工夫するか、相場の上昇を待つことを考えても良いでしょう。

なお、草津市の人口は県内第2位で毎年3%〜5%の人口増加率を記録していることから、今後も住宅需要は堅調で、相場も上昇していくことが期待できます。

草津市の売却動向や売却相場の動き

草津市の売却動向はマンションと戸建てがほぼ同じ数だけ取引されているのが特徴。マンションの平均売却動向は築18年で専有面積は70㎡、売却価格は2563万円です。戸建ての場合は築年数が19年、専有面積は211㎡で売却価格は3641万円で流通しています。

マンションの相場は前半期に比べて142万円上昇していますが、戸建ての相場は255万円下落しているため、戸建てを売却する場合には注意が必要でしょう。今後も草津駅や南草津駅周辺では再開発が進むため、引き続き高い水準で地価は推移していく見込みです。

参考)滋賀県草津市での直近の取引価格情報

■中古マンションなど(駅距離基準値:10)

専有部分面積70㎡専有部分面積75㎡専有部分面積80㎡専有部分面積85㎡専有部分面積90㎡専有部分面積95㎡専有部分面積100㎡
駅徒歩10分以内2,650万円2,300万円3,100万円2,700万円4,500万円
駅徒歩10分以上1,400万円1,200万円

※2019年取引価格中央値

■戸建て(駅距離基準値:15)

延床面積80㎡延床面積85㎡延床面積90㎡延床面積95㎡延床面積100㎡延床面積105㎡延床面積110㎡
駅徒歩10分以内1,500万円3,500万円5,100万円
駅徒歩10分以上830万円2,500万円2,800万円3,000万円3,300万円

※2019年取引価格中央値
参照:国土交通省「土地総合情報システム」

不動産価格に影響を与えそうな出来事

  • 都市の開発を計画的に行い、関西を代表する住みやすい街に
  • 現在でも新たな宅地造成が進んでおり、相場上昇が期待できる

草津市は1970年代から計画的にまちづくりを進めていましたが、市内への大学進出がきっかけとなり南草津駅が開業。草津駅周辺を中心とする旧市街地と南草津駅を中心とする新市街地によってバランスのとれたまちづくりが進んでいます。

特に南草津駅周辺では、2009年に完了した駅西部の区画整理地にマンションや住宅の建設が続行中です。また駅南西部では南草津プリムタウン土地区画整理事業が行われており、新たに926戸・2,500人が居住可能な住宅地が完成する予定です。

南草津プリムタウンは南草津駅の徒歩圏内で、国道や高速道路のインターにも近い交通利便性の高い地域に巨大な住宅地が造成されるため、住宅需要の増加に伴う不動産価格のさらなる上昇が期待できます。

【売却のコツ】草津市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

  • 滋賀県内で最も住みやすいと評価されている都市
  • 旧市街地と新市街地がバランスよく配置されている
  • 市内で生活が完結する高い利便性がある

地域特性を知るメリットとは?

不動産の売却を検討している場合、地域相場や不動産を魅力的に売却するノウハウを持っている担当者に任せることができますが、売出価格のや内覧対応など売主として対応しなければならない場面もあります。

このような場合に、地域や物件についてよく知っている売主が不動産の魅力を最大限にアピールできるような写真やキャッチコピーを作っておきましょう。

草津市は滋賀県で2番目に人口が多く、JRの乗降者数が滋賀県内で1位・2位の駅を擁している京阪地区のベッドタウンです。魅力的に物件を紹介するためにも、まずは地域特性を把握しておきましょう。

バランスよく昔ながらの旧市街地と新興住宅地や新市街地が融合されており、豊かな自然と利便性が両立していることから、経済誌の「住みよさランキング」でも常に関西で上位に位置する街です。

琵琶湖の湖畔には多くの公園、市内には複数の大型ショッピングモールがあるため、市内で十分に日常生活や余暇を楽しめます。

草津市の地域特性・歴史や魅力

草津市の地域特性

草津市は、計画的な都市開発によって大きく成長した街です。1990年代には湖南丘陵土地区画整理や、野村土地区画整理、野路の開発と10年〜20年のスパンをかけて住み良いまちづくりを行ってきました。

また、市内には世界的に有名な電気メーカーが拠点を集約したことや複数の大手電機メーカーの工場が操業していることから、仕事と生活を1つの地域で行う「職住近接※」型のライフスタイルが送れるようになりました。

草津市は市内に複数の大型ショッピングモールがあり、琵琶湖に面していることから住・食・遊を高いレベルで市内で完結できるため、非常に住みやすい地域特性があります。

※職住近接=職場の近くに住居を構え、通勤時間の削減や利便性の高い都心で生活するライフスタイル。通勤混雑の緩和のために国土交通省も推奨している。

草津市の人口推移

草津市の人口は2010年には13万874人でしたが、2015年には13万7247人 と増加。2020年には人口135,702人(2020年5月末日)と若干減少していますが、宅地造成や再開発により人口が増加に転じることも期待できます。

参照:草津市HP

なお、草津市で最も人口の多い世代は国勢調査ベースでは20歳~24歳。これは市内に大学のキャンパスがあるからです。住民票を移していないケースも多いことから、住民基本台帳上は反映されていませんが、実数として非常に多くの20代が生活していることも特徴といえます。

草津市の交通利便性

草津市は、JR西日本の琵琶湖線の停車駅が2駅あり、1日あたりの乗降客数は南草津駅が県内1位・草津駅が県内2位と多くの人が利用しています。草津駅から京都駅は約20分、大阪駅までは約50分といずれも通勤圏です。また、草津駅からは首都圏への高速バスも定期運行しています。

高速道路網は、新名神高速道路の完成により草津田上インターチェンジが利用可能に。また、市外に出るとすぐ複数のインターチェンジがあるため、関西圏だけでなく名古屋方面や北陸方面へのアクセスも良好です。

草津市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

  • 不動産会社が多いため、良い会社を選ぶために売主も知識をつける必要がある
  • 築年数が古い物件は価格が下がりやすいため、価格設定に注意

ポイント・注意点1

草津市には非常に多くの不動産会社があり、1万世帯あたりの不動産会社の店舗数は15店舗と全国的にみて高水準です。物件をより高く売却してくれる不動産会社を見つけるためには、不動産会社の販売実績や得意な物件、販売戦略などを比較することが大切です。

しっかりと自分自身も不動産売却に対する知識を持ち、相場を把握した上で担当者側の見解や販売戦略のアドバイスを受けると良いでしょう。何より、的確なアドバイスや納得できる販売戦略を立ててくれる不動産会社と媒介契約を結ぶことが、高く不動産を売却するためのポイントです。

ポイント・注意点2

草津市は宅地開発によって人口や地価の上昇が見込めるため、開発地の不動産が競合となります。一方でその他の地域において実際に不動産を売却する場合、さまざまなメリットを打ち出していかないと買い手を見つける事が難しい場面も。

特に戸建てを売却する場合、築年数が経過していると販売価格が大幅に下落することから、少しでも高く売りたいのか、もしくは価格が多少下がっても確実に売りたいのか、売却戦略を立てることを求められます。地域相場や物件情報など、状況把握した上で不動産を売却していくことをおすすめします。

まとめ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、草津市での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。

  • 草津市は都市の開発を計画的に行い、関西を代表する住みやすい街に
  • 現在でも新たな宅地造成が進んでおり、相場上昇が期待できる
  • 旧市街地と新市街地がバランスよく配置されている
  • 築年数が古い物件は価格が下がりやすいため、価格設定に注意
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

不動産売却の面でも、草津市の相場は滋賀県内でトップに位置しており、良い相場の中で不動産を売却することが可能です。一方で、築年数が古い物件の場合には売値が下がってしまう傾向があるので、より魅力的に物件の情報を発信する必要があります。

不動産や地域相場に詳しい不動産会社を選び、最も高く物件を売却できる販売プランを提案してくれる相手と媒介契約を結ぶのが良いでしょう。

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