【2020最新版】大阪府大阪市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

大阪市で不動産売却するコツ
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 大阪市の地価は上昇を続けている
  • 大阪万博や大阪IR構想など、大型プロジェクトが続いている
  • 新型コロナウイルスの影響が懸念されている

大阪市は大阪府の府庁所在地であり、日本の東京に次ぐ第二の都市で、西日本の経済・文化の中心的な存在です。古くから「上方」と呼ばれ、関東を中心とする東日本とは違った独特の言葉や気質、文化、感覚などを持っていることがとても魅力的なエリアです。

大阪市の面積は223 km²と小さく、横浜市の半分程度ですが、行政区は細かく24個に分かれています。大阪市の市内総生産は約20兆円と、横浜市13兆円、名古屋市11兆円を大きく引き離しています。

しかし、その経済規模の大きさから大阪市を廃止し特別区に再編する「大阪都構想」も何度も議論されています。2020年11月に実施される予定の住民投票で「大阪都構想」が可決されれば、2025年1月1日には大阪市は4つの特別区に生まれ変わることになります。

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大阪府大阪市の最近の様子

  • 2014年開業の「あべのハルカス」の初年度経済効果は4549億円
  • 「あべのハルカス」の興行的な成功で、大阪市は元気を取り戻した

大阪市の経済の起爆剤となったのは2014年に開業した「あべのハルカス」でしょう。地上300m日本一の超高層ビル「あべのハルカス」は開業初年度の経済効果は約4549億円と言われています。

「あべのハルカス」は近鉄百貨店のよう買い物施設もありますが、断崖絶壁アトラクション「エッジ・ザ・ハルカス」やプロジェクションマッピングが美しい「天空庭園」といったエンターテインメントも揃っており、訪日外国人客の需要を取り込み、年間来場者数は4000万人にも及んでいます。

大阪市の久々の大型プロジェクトとなった「あべのハルカス」が成功したことで、天王寺駅周辺も活気付き、元気な大阪の街が戻ってきました。

不動産売却の流れを把握しましょう

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで売却の成功に1歩近づきます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

大阪府大阪市の相場を知ろう

  • 大阪市は全国有数の地価が高いエリア
  • 変動率が15%を超えて上昇している地区もある
  • ターミナル駅中心には億を超える物件もある
  • 不動産取引は商業ビル・マンションが中心

まずは大阪府大阪市の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

大阪府大阪市の地価・不動産相場の推移

2020年の大阪府大阪市公示地価は平均93万5752円/㎡で、昨年からの変動率で見ると+6.03%も上昇しています。公示地価のランキングでは全国12 位と全国的に見ても高水準です。特に中央区、北区、西区、浪速区は地価の変動率が15%を超えて高騰している場所もあり、大阪市の不動産相場はピークに到達した感じもします。

大阪府大阪市の売却動向や売却相場の動き

大阪市では大都市らしく、不動産取引が非常に活発に行われています。特に中古マンションの売買取引が多いのは北区、中央区、淀川区、西区です。最も中古マンションの取引が多い中央区では、1億円を超える高級マンションの売買も行われています。また、駅から5分程度の1K、1DKの単身者むけマンションも多いようです。

大阪市内はマンションの取引が多く、宅地の取引はあまり多くありません。宅地取引が最も多いのが大阪市西成区で、土地建物の取引は大阪市生野区が中心です。

不動産価格に影響を与えそうな出来事

  • 大阪市は2025年の日本国際博覧会(万博)と大阪IRが控えている
  • 大阪市此花区の夢洲エリアが万博とIR会場に予定されている
  • 万博とIRを見越して、再開発プロジェクトが進んでいる

大阪市にとって今後予定されるビックイベントと言えば、2025年の日本国際博覧会(万博)の開催でしょう。大阪市此花区の夢洲で開催予定の万博は想定来場者数が約2,800万人、経済波及効果は約2兆円と試算されています。国内外からの投資拡大を見越して、大阪市だけではなく、関西経済の起爆剤としての役割も期待されています。

そして同じ夢洲エリアで進められているのが、大阪IR構想です。早ければ2024年の開業を目指しているので、万博とIRとの相互送客も期待できます。大阪IRも投資規模9,300億円、年間来場者数1,500万人、年間売上高4,800億円を想定して進められています。

カジノや万博による観光客の増大は魅力的ですが、治安悪化や道路混雑、騒音などの悪影響についても懸念されています。特に大阪IR構想がどう進むかによって人の流れも変わり、大阪市の地価は大きく左右されることは覚えておいた方がいいでしょう。

【売却のコツ】大阪府大阪市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

  • 大阪市は人口増加を続けており、人口密度も非常に高い地域
  • 人気のエリアは単身者なら浪速区や中央区、ファミリーには天王寺区

地域特性を知るメリットとは?

大阪府大阪市のような大都市になると、不動産物件も多く動いています。自分の不動産を購入してもらうためにも販売戦略はとても重要です。エリアの特徴から、買いたい人がどのような層か考えてみましょう。ただし絶対的な答えは無いので、詳しくは地元に詳しい専門家である不動産会社の人と相談することをおすすめします。

大阪府大阪市の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

1583年、織田信長の後を継いで天下統一をすすめていた秀吉が今の大阪市に大阪城を築城しました。秀吉が建てた大阪城は天下人にふさわしく、外観五層で黄金をふんだんに使った豪華な城だったそうです。大阪城はその後、大坂夏の陣で消失しますが、その後江戸時代になって再建されます。

大阪城の城下町として発展した大阪は諸国の大名の蔵屋敷が集まり、日本全国の米や特産物の取引の中心地となり「天下の台所」と呼ばれました。

明治時代になると、時代の混乱により大阪の商人は非常な打撃を受け、倒産や破綻が相次ぎましたが、長い低迷から脱出すると、近代の工業都市として再生して、現代にも続く大都市に変貌を遂げました。

大阪府大阪市の人口推移

大阪市の人口は2019年の推定人口は2,740,202人を記録しました。2015年の国勢調査の結果は2,691,185と比べると49,017人の増加です。大阪市は1995年の人口からほぼ毎年順調に人口を増やしています。増加人数で見ると全国上位レベルです。

大阪市は人口に対して敷地面積が狭いので、人口密度は非常に高く、全国の市町村で人口密度は第5位になっています。

大阪府大阪市で人気のエリアは?

大阪市の住宅事情は学生や単身者向けとファミリー向けではっきりと分かれています。一人暮らしの学生や単身赴任の社会人に人気なのが、浪速区、中央区、北区です。

大阪の中心地である梅田や難波、心斎橋にも近い場所はビジネスにもショッピングにも便利で、エンターテイメントも揃っています。その分不動産価格は非常に高めですが、単身者であれば広さはそれほど重要視されません。広さ20〜30平米で、1DK、1Kといったマンションが人気です。

一方で、ファミリー向けで人気なのは阿倍野区や天王寺区です。どちらも教育水準が高く、学校や塾もたくさんあって、子育て世代に人気のエリアです。特に天王寺区はお寺や教会が多く上品な雰囲気があるのに加え、動物園や植物園が併設された自然豊かな天王寺公園があることも魅力です。

大阪府大阪市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

  • 不動産会社の数も多く、自分に合った不動産会社を選ぶのが大変
  • 数多く不動産会社を訪問して話を聞くこと
  • 新型コロナウイルスの影響が懸念される

ポイント・注意点1

大阪市は大都市であるが故に、不動産会社もやや過剰な地域です。しかし所有する不動産の売却を考えているなら、慎重に不動産業者を選びましょう。不動産会社が多いと、会社選びは大変かもしれませんが、土地や一戸建てを中心に扱う会社や、中古マンションを得意とする会社など、不動産会社によって特徴は異なっています。

物件をなるべく高く売るためには経験と実績が必要になります。なるべく多くの不動産会社を訪問して、実績などについて、事前に話を聞いておきましょう。

ポイント・注意点2

大阪市は大阪万博やIR、リニア中央新幹線など景気の好材料に事足りません。しかしここにきて、新型コロナウイルスによる社会・経済への影響が懸念される事態となりました。東京オリンピックも2021年に延期が決定、ウイルスの抑えこみが成功しないと、再度の延期、規模の縮小も十分ありえます。

今まで日本経済を牽引してきたインバウンドも非常に厳しい状況に追い込まれており、今後の大阪が描いている将来図が、果たして計画通りに進むかは未知数です。

まとめ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、大阪府大阪市での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。

  • 大阪市の地価は上昇を続けている
  • 大阪市の中心エリアの人気が特に高い
  • 不動産会社の数は非常に多い
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

不動産を高く売るためには、地域特性と相場を把握した上での戦略と、信頼できる不動産会社からの協力が必要不可欠です。大阪府大阪市での不動産売却をお考えの方は、大阪府大阪市の不動産売却の市況を細かくリサーチしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。

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