【2020最新版】横浜市鶴見区で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

横浜市鶴見区で高く不動産を売却するコツ
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 横浜市鶴見区の地価は近年上昇傾向にある
  • 集合住宅などの建築が活発な状態

横浜市鶴見区は東海道が通った交通の要衝で、その影響により古くから物流の拠点として栄えてきました。その様子は「東海道五十三次名所図会」でも描かれています。

そんな横浜市鶴見区は現在も交通アクセスは良好です。JRの駅があり、国道1号、国道15号などの幹線道路もあるため、公共交通機関や車での移動がしやすいのが特徴です。

また、鶴見区は神奈川県の県庁所在地である横浜市の一部です。東京都心部へも近いことから、神奈川県内でも地価が高めです。ここでは、横浜市鶴見区の不動産事情や地域特性、不動産を売るときにおすすめの方法まで紹介していきます。

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横浜市鶴見区の不動産動向

横浜市鶴見区の不動産動向
  • 横浜市鶴見区は交通アクセスが良い
  • 近年の不動産価格は上昇傾向にある

神奈川県の中心地でもあり、土地の査定額も高めの横浜市。鶴見区はその横浜市の中でも東京都に近く、都心部に行きやすい立地にあります。横浜駅には電車で10分ほど、東京駅には電車で30分ほどで出られます。

そんな横浜市鶴見区の不動産動向を確認してみましょう。神奈川県内では、都市部への交通の便が良い場所の住宅相場が上がっています。先述のとおり、横浜市鶴見区も都心部に近く好立地にあるため、近年の不動産相場は上昇傾向です。

不動産売却の流れを把握しましょう

不動産売却の流れを把握しましょう

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで納得のいく金額で不動産を売却することができます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い手が見つかれば売却の手続きをおこない、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。

不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買をおこなうためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

横浜市鶴見区の相場を知ろう

横浜市鶴見区の相場を知ろう
  • 横浜市鶴見区の不動産相場は上昇傾向
  • 不動産取引件数も増えている

まずは横浜市鶴見区の売却動向を簡単につかんでいきましょう!

横浜市鶴見区の地価・不動産相場の推移

国土交通省が毎年発表している公示地価から、不動産相場の推移を確認しましょう。横浜市鶴見区の住宅地の平均価格は、2018年と2019年を比べると1.6%上昇しています。なお、2019年の住宅地平均価格は26.6万円/㎡でした。

商業地の平均価格も、2018年と2019年の比較では3.3%アップ。住宅地でも商業地でも前年度よりも不動産相場が上がっています。そのため、このあたりでは不動産購入のニーズが高まってきていると考えられるでしょう。神奈川県全体と比較しても、横浜市鶴見区は不動産相場は高めです。

参照:国土交通省「令和2年地価公示」より

横浜市鶴見区の売却動向や売却相場の動き

1つひとつの取引で相違はあるものの、基本的には横浜市鶴見区の不動産価格は上昇傾向にあります。

また、不動産の需要自体も緩やかな上昇をしています。一般の土地取引の件数は2017年の2,271件に対し、2018年は2,402件です。マンション等の区分所有での取引件数も2017年よりも2018年のほうが多いという結果に。このあたりのエリアでは不動産を購入したいと考えている人が増えているようです。

売却を考えている不動産がある場合、需要が高まっている今は売却しやすい時期だと考えられるでしょう。

参考)横浜市鶴見区での直近の取引価格情報

中古マンションなど(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡3,500万円3,250万円
75㎡5,000万円3,000万円
80㎡1,800万円
85㎡7,500万円
90㎡
95㎡
100㎡3,100万円

※2019年取引価格中央値

戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡3,700万円3,400万円
85㎡4,000万円3,400万円
90㎡4,150万円3,900万円
95㎡4,400万円4,100万円
100㎡4,500万円4,750万円
105㎡4,100万円4,950万円
110㎡3,500万円

※2019年取引価格中央値

不動産価格に影響を与えそうな出来事

不動産価格に影響を与えそうな出来事
  • 平均世帯人数が減り、必要な住宅数が増えた
  • 工場跡地や斜面にも新しく集合住宅をつくっている

横浜市鶴見区の人口は横ばい状態です。しかし平均世帯人数が以前とは変わっています。かつて横浜市鶴見区の平均世帯人数は4人近くでしたが、現在は核家族化が進み、平均世帯人数が2人ほどになっているのです。

そのため、必要とされる住宅数は以前よりも増えました。現在の不動産購入ニーズの高まりはその影響もあるでしょう。

横浜市鶴見区では、不動産の需要が増えたことに合わせて供給を増やそうと、住宅の建築が活発です。中には以前工場だったところを活用して、集合住宅をどんどん増やしているエリアも。斜面になっている土地でも集合住宅の開発が進み、再開発が活発になっている地域でもあります。

ただし、同じ横浜市鶴見区内であっても、細かいエリアによっては需要の違いも。事前に調査をする必要があるでしょう。

【売却のコツ】横浜市鶴見区の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

横浜市鶴見区の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう
  • 不動産会社と一緒になって販売戦略を練ることが大事
  • 鶴見川を使った物流や交通の要衝として繁栄
  • 現在は工業地や商業地、住宅地などさまざまなニーズがある

地域特性を知るメリットとは?

自分が所有する不動産を売る際に、不動産会社に任せっぱなしにする人は多いです。しかしそうではなく、一緒になって販売戦略を考えるとより売却成功に近づきます。なぜなら、その不動産について一番詳しいのは実際に使っていたあなた自身だからです。

地域の特性から購入層になってくれそうな人を想像し、それらに沿った戦略を考えましょう。さらにそのターゲットにはチラシとポータルサイトのどちらのほうが目につきそうか、物件のどんな特徴を伝えたら買ってくれそうかなども重要なポイントです。

特に横浜市鶴見区の場合、人気の分、住宅の数が増えています。家を売るのは競争的な状態とも考えられるでしょう。そのためにも、地元に詳しい専門家である不動産会社の担当者に相談しつつ、戦略を考えることをおすすめします。

横浜市鶴見区の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

横浜市鶴見区は、東海道が通っていた交通の要衝として古くから栄えていました。その様子は安藤広重作の有名な「東海道五十三次名所図会・川崎 鶴見川 生麦の里」や「鶴見川夜景」でも確認が可能です。

横浜市鶴見区を流れている鶴見川は、これらの作品で描かれているように、昔から人々の暮らしを支えてきた川でした。水の確保のほかにも物流のためにも使われ、街の発展に大きく貢献します。

鶴見川の上流には農村地帯がありました。そこから農作物を運び、逆に下流からは「おあい船」と呼ばれた船で、肥料にする糞尿が供給されたのです。さらに、貴重な天然氷や煉瓦などは東京などに運ばれました。

ただし、鶴見川からもらえる影響は良い面ばかりではありませんでした。鶴見川は氾濫も多い川だったのです。大正時代に入ると、東京湾につながる河口域の土地を埋め立てたり、京浜運河の整備をしたりといった治水工事が本格化します。

その結果、埋め立てた土地などに大規模工場が相次いでつくられることになりました。これにより、農漁村であった鶴見は工業都市へと変わっていくことになったのです。東京のすぐそばという交通アクセスの良さもあって、この一帯は国内有数の京浜工業地帯の街として発展しました。

明治時代から始まり、大正時代に本格化した東京湾岸での埋立工事。その埋立地は今では横浜市鶴見区の土地の3分の1ほどを占めるほどになりました。治水工事も効果が出たことで、今度は鶴見川周辺の地域の過密化が進んでいくのです。

なお、横浜市鶴見区は大きく分けて3つのエリアで構成されています。それぞれ、高台にある「丘の街」、鶴見川周辺の「川の街」、東京湾に面した埋立地でもある「海の街」です。

「海の街」は先述のとおり大規模な工業地帯です。「川の街」は小さめの規模の工場や、商業施設、住宅地とさまざまな活用がされていきます。

「丘の街」は横浜市の中でも早い段階から住宅地として開発され、工業地帯で働く人たちの住居として活用されていました。このときに里道などに小さな住宅地をどんどん開発したため、坂道に連なる小さな住宅地という景観の街となったのです。

戦争の時代には、「海の街」と「川の街」の大半が被害を受けることになってしまいます。これらの地域では、その後区画整備をおこなって復興をとげました。

現在の「海の街」は工場だけではなく、大黒海づり公園やふれーゆなどの区民が利用できる施設が増え、周辺で生活する人にとって身近な場所に変わってきています。さらに研究開発施設や、先端技術を使った生産施設、流通施設などがつくられました。時代による変化はあるものの現在も工業が盛んであり、この都市の個性を輝かせています。

横浜市鶴見区の人口推移

2015年の国勢調査によると横浜市鶴見区の人口は、28万5,356人。 前回調査がおこなわれた2010年の27万2,178人と比較すると、1万3,178人増加しました。また、2015年の世帯数は13万2,814世帯で、1世帯あたりの平均人数は2.15人です。

横浜市鶴見区は人口動態が安定しつつ世帯の平均人数は減少傾向であるため、住宅需要が増えていると言えるでしょう。

横浜市鶴見区で人気のエリアは?

神奈川県内では、横浜市中心部や東京都心への交通の便が良い地域の不動産価格が上がっています。そのため横浜市鶴見区でも不動産の価値が近年上昇しており、ニーズが高まっています。

2020年に発表された地価公示価格では、菊名駅周辺が横浜市鶴見区の中でも最高値。前年と比較して、地価の上昇率が一番高いのは人気上昇中の八丁畷駅周辺でした。

横浜市鶴見区で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

横浜市鶴見区で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点
  • 新しい住宅の建設が増えている
  • 信頼できる不動産会社を選ぶ必要がある

ポイント・注意点1

先述のとおり、横浜市鶴見区の不動産購入のニーズは上昇しています。ただし、それを見込んで新しい住宅の建設も活発になっていることに注意が必要です。不動産需要と供給のバランスが不動産価格に大きな影響を与えます。

不動産購入希望者が多くても、新しい不動産がたくさんあると物件は売れにくくなるかもしれません。売却したい不動産がある人は、その点を気に留めておきましょう。

ポイント・注意点2

横浜市鶴見区では、外国人の受け入れに力を入れています。そのため横浜市の中でも外国人が多く住んでいる街でもあるのです。不動産の売却を考えている人は、そういったポイントも頭に入れておくと効果的な販売戦略を練ることができるかもしれません。

築年数が古い建物でも、外国人から見ると逆に日本らしさを感じられていいという意見も。実際に、外国人向けの賃貸や民泊などで人気が出ています。通常の売り方では売りにくい古い物件でも、外国人向け・または外国人向けの賃貸などを考えている人向けの売り文句が書いてあると、ターゲット層の目に留まる可能性が高まるでしょう。

まとめ

まとめ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、横浜市鶴見区で不動産売却をするときに役立つ相場情報や地価推移、街の特徴や魅力などを紹介しました。

  • 横浜市鶴見区の地価は近年上昇している
  • 集合住宅などの建築が活発
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

不動産を早く高く売りたいなら、地域特性と相場を把握した上で販売戦略を立てることが重要です。さらに信頼できる不動産会社の協力も必要不可欠となります。横浜市鶴見区での不動産売却を検討しているなら、周辺の不動産売却の市況の確認をしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。

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