【2020最新版】横浜市港南区で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

神奈川県横浜市港南区で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 再開発が完了した上大岡駅周辺は交通利便性・買い物環境がよく人気
  • 横浜市港南区の地価は上昇傾向

横浜市港南区といえば、交通利便性が良く、商業施設が充実している一方で、田園住宅地も広がる人気の地域です。京浜急行線、JR根岸線、市営地下鉄の3路線が乗り入れ、東京方面へも横浜方面へもアクセスは良好。通勤・通学はもちろん、週末のお出かけも楽しめる街と言えます。

中でも、商業施設が充実し駅周辺が便利な上大岡周辺や、整備された田園住宅地が広がる美しい港南台・上永谷は幅広い世帯に人気の街です。ここでは、横浜市港南区の不動産事情や地域特性、不動産を売るときにオススメの方法までご紹介していきます。

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横浜市港南区のトピック

横浜市港南区のトピック
  • 上大岡駅周辺は約20年かかった大規模再開発を2011年に完了
  • 周辺道路の整備、複合施設の開発がされ利便性が向上した

横浜市港南区の中でも人気のある上大岡駅では、2011年に約20年掛けた大規模再開発を完了。上大岡駅は、京浜急行線、市営地下鉄線やバス路線が集中する港南区きっての交通ターミナル駅ですが、防災面や交通混雑において課題を抱えていました。

1996年には第一段階として、上大岡駅西口前を改装。駅舎の改良や、バスターミナルの整備、京浜急行線の高架化における踏切の立体化が実施されたことで、駅前の利便性は向上しました。翌年には区のサービス事業を集結したオフィスタワーや、京急百貨店・専門店の入った複合ビルもオープンし、ますます便利な街になりました。

2004年には西側に商業・業務・住宅・保育施設が入った複合施設、2012年には駅北側に商業・映画館・フィットネス施設・346戸の住宅などを配置したビルが完成。景色は様変わりし、幅広い世代にとって利便性の高い街に生まれ変わったのです。

不動産売却の流れを把握しましょう

不動産売却の流れを把握しましょう

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで納得の行く金額で不動産を売却することができます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。

不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買をおこなうためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

横浜市港南区の相場を知ろう

横浜市港南区の相場を知ろう
  • 港南区の地価は、2018年と2019年で比べると上昇傾向
  • 横浜市全体と比べると比較的リーズナブルな価格帯
  • 不動産取引件数は減少傾向にある

まずは横浜市港南区の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

横浜市港南区の地価・不動産相場の推移

横浜市港南区の地価は、2018年と2019年で比べると10.25%高くなっています。2019年時点では23万1,117円/㎡(76万4,517円/坪)です。横浜市全体と比較すると、比較的地価はリーズナブルです。

横浜市港南区における2019年と2018年の平均取引総額を比較すると、土地の平均取引総額は-9.6%、一戸建ては-3.2%、マンションは-6.8%です。横浜市港南区で不動産を売却するなら、再度上がるタイミングを待つか、逆に早めに売却することも考えていいでしょう。

横浜市港南区の売却動向や売却相場の動き

2019年の不動産取引件数を見てみると、横浜市港南区は60件で、2018年から8件(-11.8%)減少しました。横浜市は全体的に取引件数が減少しており、2018年は合計1,595件だったのに対し、2019年は1,170件と-26.6%減少しています。

港南区は田園住宅地でが広がっているため、マンションよりも一戸建ての方が取引件数が多いのが特徴です。2019年におけるマンションの取引件数が130件だったのに対し、一戸建ては231件と100件以上の差がありました。

参考)横浜市港南区での直近の取引価格情報

中古マンションなど(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡3,150万円2,700万円
75㎡2,900万円2,500万円
80㎡3,000万円2,400万円
85㎡2,700万円
90㎡6,000万円
95㎡4,000万円
100㎡1,800万円

※2019年取引価格中央値

戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡3,100万円2,950万円
85㎡2,850万円1,950万円
90㎡3,500万円3,800万円
95㎡4,000万円4,450万円
100㎡4,800万円3,600万円
105㎡4,350万円3,700万円
110㎡5,000万円4,500万円

※2019年取引価格中央値

不動産価格に影響を与えそうな出来事

不動産価格に影響を与えそうな出来事
  • 高島屋港南台が閉店
  • 2021年に港南台バーズのリニューアルオープンが決まった
  • 田園住宅地として人気の港南台の地価は今後も上昇する見込み

2020年8月には惜しまれつつ閉店を迎えた高島屋港南台。そのスペースを活用し、2021年には高島屋に隣接していた港南台バーズを増床の上でリニューアルオープンすることが決定しています。

港南台バーズには現在85店舗が入っており、相鉄ローゼンをメインに、ユニクロや無印良品、書店やアパレルショップなど幅広いジャンルの店舗の入った商業施設として人気です。

2020年現在の段階で、地下1階からニトリ高島屋港南台店が入っている5階までをリニューアルすることが決まっています。田園住宅地として人気の港南台に、今後さらなる活気が生まれることが期待できるでしょう。

【売却のコツ】横浜市港南区の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

  • 不動産を売却するなら売主も一緒に戦略を立てることが大切
  • 港南区の人口・世帯数はほぼ横ばい
  • 交通利便性・買い物環境が充実している上大岡エリアが人気

地域特性を知るメリットとは?

不動産を売却する時には、販売戦略が重要です。その販売戦略は、地域の特性をもとに、どのようなターゲットに、どんな手段(ポータル、チラシ、オープンハウスなど)で、どのように(セールストーク、キャッチコピーなど)伝えていくかを考える必要があります。

横浜市港南区の中でも、商業施設が充実している上大岡や、田園住宅地が広がる港南台などは需要の高い地域です。取引もさかんにおこなわれているため、少しでも高値で不動産を売却するためには、ほかの不動産にはない魅力をアピールする必要があります。

曖昧な点については地元情報に精通した不動産会社の担当者からアドバイスをうけながら、お持ちの不動産に合った、最適な売り出し方を模索しましょう。

横浜市港南区の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

1859年に横浜が開港したことから、村の生活は大きく変わりました。横浜の地に農産物を出荷し、現金を得るという商品経済が生まれたのです。もともとは米麦雑穀をメインに作っていましたが、次第に市街地で需要のある野菜や養蚕の生産へと主軸は移り変わっていき、産業は多角化していきました。

横浜港を中心に新市街地が発展していくと、西洋風の花の栽培という新たな産業が生まれました。中でも港南地区は温暖な気候に恵まれていたので、バラ、シャクヤク、チューリップ、スイセン、キンセンカなどの栽培に適していました。当時は、大岡、笹下、日野あたりは一面花畑だったといわれています。

上大岡には港南花市場も誕生し、出荷先も広く渡っていましたが、関東大震災や戦争によって港南地区の花栽培は衰退していきました。復興の途中で上大岡では製陶業や染め物業が始まったことを受けて交通網が整備され、1930年には湘南電気鉄道(現在の京浜急行)が上大岡に開通しました。

戦争や災害という苦難を乗り越えた人々の努力によって、時代に合わせた発展を遂げてきた横浜市港南区。現在では京浜急行線、JR根岸線、市営地下鉄の3路線が乗り入れる、人の往来の盛んな活気のある街となりました。

横浜市港南区の人口推移

横浜市港南区の人口は、2015年には215,736人、 前回調査のあった2010年では221,411人。比較すると5,675人マイナスとなっています。人口数は横浜市の中では18区町村中、 7番目。世帯数は91,007世帯で、 前回調査のあった5年前の90,108世帯と比較すると、+899世帯で、1.00%増加しています。不動産需要はおおむね安定しています。

横浜市港南区で人気のエリアは?

ファミリーには、交通利便性や買い物環境が良く、落ち着いた街が支持される傾向があるため、南区の中では上大岡周辺にニーズがあるようです。上大岡駅は京浜急行線と市営地下鉄ブルーラインが乗り入れているため、交通利便性は良好です。

上大岡駅は京浜急行線では快速特急も停車し、品川駅へは4駅で約26分で到着でき、市営地下鉄を使えば新横浜駅へも直通で約23分で済みます。東京都内と横浜方面どちらにもアクセスできるため、通勤に便利なのはもちろん、通学の選択肢が広がるのも魅力の一つといえるでしょう。

上大岡駅周辺では商業施設も充実しています。京急百貨店やウィング上大岡をはじめ、スーパーはイトーヨーカドーやスーパーOKなどがあり、都内や横浜に出なくても生活用品がそろうのが魅力です。

そんな上大岡駅ですが、実は一戸建てや土地の流通も盛んです。2019年における不動産取引件数を見ると、マンションが28件だったのに対し、一戸建ては26件、土地は21件でした。ファミリーに人気なエリアだけに、マンションだけでなく一戸建てを検討している人も多いと考えられます。

横浜市港南区で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

横浜市港南区で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点
  • 横浜市港南区で取引されている不動産は、比較的駅から距離のある物件が多い
  • 上大岡駅は10~13分と他エリアよりも駅から近い物件が取引されている

ポイント・注意点1

横浜市港南区で取引されている不動産は、比較的駅から距離のある物件が多い傾向があります。港南区全体で見てみると、土地は平均13.1分、一戸建ては平均15.1分、マンションは平均13.0分と、全ての種別において駅から徒歩10分以上となりました。

新しい商業施設がオープンすることでも注目を集めている港南台駅も、14~16分前後が平均であり、駅から距離があっても売却できる可能性があることがわかります。一方、上大岡駅は10~13分と他エリアよりも駅から近い物件が取引されており、駅からの距離がライバル物件との比較項目になるでしょう。

ポイント・注意点2

横浜市港南区で取引されている不動産は、一戸建てが一番多く、次いでマンション、土地です。これは田園住宅地が広がる港南区ならではの特徴と言えます。2019年における戸建ての延床面積は106㎡が平均。駅ごとに見てみると、東戸塚が240.0㎡で最も大きく、港南中央が94.9㎡で最も小さい結果になりました。

マンションの多い上大岡でも戸建て平均延床面積は100㎡を超えており、ゆったりしたつくりの戸建ての人気ぶりがうかがえます。戸建てを売却する場合は、同じ地域にあるほかの物件の広さや価格、立地条件などをチェックし、優位に立てるように戦略を立てましょう。

まとめ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、横浜市港南区での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。

  • 上大岡駅周辺は商業設備の充実した人気の地域
  • 港南区の地価は、2018年と2019年で比べると上昇傾向
  • 不動産取引件数は減少傾向
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

不動産を高く売るためには、地域特性と相場を把握した上での戦略と、信頼できる不動産会社からの協力が必要不可欠です。横浜市港南区での不動産売却をお考えの方は、横浜市港南区の不動産売却の市況を細かくリサーチしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。

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