【2020最新版】神戸市垂水区で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

神戸市垂水区で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 2019年の一戸建ての売却価格が下がっているが、郊外でのニーズが高まる可能性がある
  • 単身世帯や高齢夫婦世帯が増えているため、ターゲットを絞った戦略が不可欠
  • 神戸市の方針によっては不動産価値が大きく変化する可能性も 

神戸市垂水区は、神戸市を構成する9つの行政区のひとつで、神戸市の南西にあります。明石海峡大橋の起点もあり、市街地でありながら自然環境にも恵まれたエリアとなっています。

垂水区内には高丸団地や明舞団地、多聞団地といった住宅地が多く存在しており、経済が栄えている街でありながらもベッドタウンとして多くの人が居住している区域でもあるのです。

ここでは、神戸市垂水区の不動産事情や地域特性、不動産を売るときに注意すべき点やポイントまで紹介していきます。

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神戸市垂水区の近年の変化

  • マンションの売却価格は神戸市内で安い方
  • 賃貸マンションの家賃相場は市内で最も安いため、今後の相場の変化に注意が必要

神戸市垂水区は、2019年の時点で神戸市内の行政区の中ではマンションの売却価格が安い区域となっています。垂水区は東灘区・灘区と比較すると約半額で売却されている物件もあり、神戸市内でも区域によって不動産価値に大きな差があるのが特徴です。

また、2019年の賃貸マンションの家賃相場をみると、垂水区は神戸市内で最も家賃相場が安いエリアとなっています。家賃相場が安いということは、マンションの価格も同じように安くなる可能性があるということです。

売却しようと考えている不動産がマンションの場合、今後の家賃相場や売却価格の推移に注意しておく必要があります。しかし、手頃な価格の中古マンションに魅力を感じる人も少なくないため、買い手が見つからず困るということはないでしょう。

不動産売却の流れを把握しましょう

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで納得のいく金額で不動産を売却することができます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼す
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い⼿が⾒つかれば売却の⼿続きを行い、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。

不動産の売価をエリアの買取相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

神戸市垂水区の相場を知ろう

  • 2019年は一戸建ての売却価格が後半にかけて大きく下がっている
  • エリアによっては高額で売買されている不動産もある 
  • 不動産売買の動向を注視しながら売却タイミングを掴んでいくことが大切

まずは神戸市垂水区の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

神戸市垂水区の地価・不動産相場の推移

兵庫県では南側になるほど地価が高くなる傾向があります。垂水区においても、兵庫県の山間部よりも土地の価格は高くなっているところが多いといえます。2019年時点の垂水区の地価は11万6,516円/㎡で、3年連続して地価が上昇している状況です。

ただし、2019年時点では、マンションと一戸建ての売却価格が大きく減少しています。特に一戸建てでは2019年前半期よりも800万円近く取引金額が下がっているため、一戸建てを売却しようと考えている人は、今後の動向に注意する必要がありそうです。

一方、2019年の土地の売却に関しては、取引件数が減少しているにもかかわらず、売却価格は2,000万円近く上昇しています。同じ垂水区内であってもエリアによっては高額に取引できる可能性もあるため、しっかり情報を仕入れておきましょう。

神戸市垂水区の売却動向や売却相場の動き

神戸市垂水区の土地の価格は横ばいですが、2017年以降は売却価格が大きく上下しています。年度によって売却価格に大きな差が出ているということは、しばらく待てば魅力的な価格で売れるようになる可能性があるということです。

一方、神戸市垂水区の一戸建てについては、神戸市の中でもベッドタウンであることから、ニーズは高まっています。垂水区の中でもJRから徒歩圏内のエリアになると、神戸市中心部へのアクセスも良くなることから、売却価格が高くなりがちです。 

マンションに関しては売却価格が22万円/㎡と、神戸市全体のマンションの売却価格と比べると手頃ですが、2018年の相場と比べると3.5万円程度上昇しています。マンションへの需要が高まっているため、今後さらに高値で売却できる可能性もあるでしょう。

参考)神戸市垂水区での直近の取引価格情報

中古マンションなど(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡3,150万円1,400万円
75㎡1,500万円
80㎡2,050万円1,800万円
85㎡2,000万円1,750万円
90㎡
95㎡1,100万円2,350万円
100㎡1,800万円

※2019年取引価格中央値

戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡200万円4,750万円
85㎡415万円940万円
90㎡530万円1,120万円
95㎡3,900万円2,950万円
100㎡4,700万円3,100万円
105㎡3,450万円3,400万円
110㎡3,700万円2,950万円

※2019年取引価格中央値
参照:国土交通省「土地総合情報システム」

不動産価格に影響を与えそうな出来事

  • 垂水駅北側の再開発が計画されている
  • 住みやすい街づくりが進むことで不動産価値が高まると予想される

神戸市垂水区では、神戸市の都市計画として「垂水中央東地区第一種市街地再開発事業」に取り組むことになっています。主な開発地域は、JR・山陽電鉄垂水駅の北側が予定されており、駅周辺の低利用地が再開発による活性化が期待されています。

また、老朽化した建物への対策や狭小地の整備も進めていくことで、安心して暮らせる地域づくりを目指す方針です。これにより、垂水区で不動産を取得しようと考える人が増えることが予想され、不動産価値がさらに上昇していく可能性があるといえます。

【売却のコツ】神戸市垂水区の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

  • 各地へのアクセスが良いため、駅周辺が人気のエリアとなっている 
  • 単独世帯・高齢夫婦世帯が増えているため、ターゲットを絞った販売戦略が重要
  • 地域の特性を理解した上で計画的に売却を進めていく必要がある

地域特性を知るメリットとは?

神戸市垂水区は、阪神淡路大震災で被災した人たちの避難地域として人口が増えた地域でもあります。また、JR神戸線と山陽電車が走っており、明石駅や三宮駅までのアクセスも便利で、ビジネスだけでなく通学面でも暮らしやすい地域です。

このような地域特性を活かしながら、あなたの売却しようとしている不動産が持っている魅力を含めて買い手にアピールしていくことで、より望ましい価格で不動産を売却できるようになるでしょう。

神戸市垂水区の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

神戸市垂水区は、古墳時代の竪穴式住居などが多く確認されており、先人たちが古くから街を築き上げてきた歴史が伺えます。明治時代になると資産家が別荘を各地に建設して、日本人だけでなく外国人の来客を招いて、町を発展させてきたのです。

現在では明石海峡大橋を始め、アウトレットモールの「マリンピア神戸」や、神戸の自然を満喫できる「アジュール舞子海水浴場」など、県内外の人々が楽しめるエリアへと成長しています。

神戸市垂水区の人口推移

神戸市垂水区の人口は、2015年に21万9,474人、世帯数は9万5,347世帯でした。世帯数の内訳としては、単独世帯や高齢夫婦の世帯が増えてきており、このような特性を踏まえて不動産の売却相手を絞っていくのも方法のひとつだといえます。

神戸市垂水区で人気のエリアは?

神戸市垂水区では、垂水駅周辺が特に人気のエリアとなっています。このエリアは大型スーパーや商店街が集中しており、日常生活で必要なものは垂水区周辺ですべてそろうため、不自由なく生活できるようになっていることが、人気の秘訣だといえます。

神戸市垂水区で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

  • 神戸市の方針によっては不動産価格に大きな影響を与える可能性がある
  • 多くの不動産会社からあなたに合った担当者を見つけることが不可欠 

ポイント・注意点1

神戸市で不動産を売却する上で注意しておきたいポイントとして、神戸市が駅周辺のタワーマンション建設に否定的な考えを持っていることがあります。

周辺地域の過疎化や市全体の人口減少に歯止めをかけ、街全体を持続的に発展させていくためには、郊外へ人を招き入れる必要があるからです。

需要の高いマンションを規制するのは異例ですが、このような不動産の規制があることによって、不動産の価値が地域ごとによって大きく変わってくる可能性が高くなります。

今後の不動産価格の推移や神戸市の動向を注視しながら、適切なタイミングで不動産を売却できるようにしておきましょう。

ポイント・注意点2 

神戸市垂水区には、全国的にみて不動産会社が非常に多い地域です。多くの選択肢の中から、信頼できる会社を見つけ出す必要があります。

納得のいく不動産売買をするには、あなたと相性の良い担当者を見つけられるかどうかにかかってきます。地域の特性についてよく理解しているか、あなたの不動産の魅力を最大限にアピールしてくれるか、注意深く確認しましょう。

まとめ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、神戸市垂水区での不動産売却に役立つ相場情報や地価推移、街の特徴などを紹介しました。

  • 地域特性を踏まえた販売戦略を練っていく必要がある 
  • 時代の変化にタイムリーに対応できるようにしておく
  • 買い手に不動産の魅力が伝わるようなアピール方法を考える
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

新型コロナウイルスの影響によって、予想していなかったような価格の変動が起こる可能性があります。時代の変化にタイムリーに対応し、売却するタイミングや価格設定を間違えないよう、早めに売却準備を進めておくことが大切です。

売却に関して不動産会社にすべてまかせるというのもありますが、できれば売り手であるあなた自身でも、売りたい不動産がより魅力的にみえる画像を準備したり、魅力的なキャッチコピーを考えたりすれば、より納得のいく不動産売却につながるでしょう。

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