【2020最新版】岐阜県岐阜市で高く不動産を売却するコツと地域情報・相場を知ろう

岐阜市で不動産売却するコツ
  • 高く不動産を売却するには相場の把握が必要不可欠
  • 岐阜市の人口は減少して、不動産相場も低調
  • 岐阜市では岐阜駅前、柳ケ瀬、司町を重点開発している
  • 街の再生が進み、高島屋南地区再開発が進行中

岐阜市は岐阜県の県庁所在地で、人口40万人都市です。市の中心を流れる長良川は景観も美しく、さらに長良川の鵜飼は岐阜の夏の風物詩として、毎年たくさんの観光客が岐阜市を訪れます。

金華山(きんかざん)の上に存在する岐阜城は、元は美濃の蝮と呼ばれた斎藤道三の居城でした。しかし道三の嫡男斎藤義龍を滅ぼした織田信長が城主となり、地名を「岐阜」に命名したと言われています。

現在の岐阜城は、戦後復興され、岐阜市の観光名所になっています。岐阜市は斎藤道三、織田信長と有名武将にゆかりの土地であることから、歴史好きに人気の街です。

岐阜市には古い歴史を感じられるスポットも多く現存し、街並みや自然や文化を楽しみながら、ゆったりと暮らすことができる街になっています。この記事では、そんな岐阜県岐阜市エリアでの不動産売却に役立つ、地域特性の詳細や不動産売却のコツについて紹介していきます。

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岐阜県岐阜市の最近の様子

  • 岐阜市の主要産業である繊維業が衰退し、2000年頃は大手商業施設も閉店が相次いだ
  • 近年観光業が盛り上がり、街の再生が続いている
  • 2022年8月竣工予定で高島屋南地区再開発が進行中

岐阜市は国内最大の繊維ブランドを誇る愛知県一宮市と隣接していることから、古くから繊維産業が盛んでした。しかし最近では国内繊維産業は年々縮小しており、岐阜市の繊維業も陰りが見られます。

岐阜市の繁華街であるの柳ヶ瀬地区は2000年台前半に近鉄百貨店や新岐阜百貨店、岐阜パルコなどが軒並み閉店してしまいました。長年不況にあえいでいた岐阜市ですが、近年になってやっと観光業の盛り上がりなどから、街の再生が進んでいます。その代表的なプロジェクトが高島屋南地区再開発です。

35階建、敷地面積132.64mの高層ビルが建設中で、低層部に商業施設、高層部にマンションという構成になっています。工事は2022年8月末に完了予定で、買物客や若者が柳ヶ瀬に戻ってくることが期待されています。

不動産売却の流れを把握しましょう

まずは、不動産売却の流れを把握しましょう。全体像を把握することで売却の成功に1歩近づきます。

不動産売却の流れ

Step1:相場を調べる
 ▶相場を調べるところから不動産売却は始まります。

Step2:不動産会社に査定を依頼する
 ▶保有する不動産がいくらで売却できるか不動産会社に査定してもらいます。

Step3:不動産会社と契約を締結する
 ▶査定内容に問題がない場合は契約を締結します。

Step4:不動産の売却を始める
 ▶実際に不動産を売りに出します。

Step5:売却・引き渡し
 ▶買い手が見つかれば売却の手続きを行い、不動産を引き渡します。

不動産売却の際に重要なのは、「自分の不動産はいくらで売れるのか」という相場感を把握することです。不動産の売価をエリアの売買相場より高く設定しすぎると売れにくくなり、低く設定しすぎると自身が損をすることになります。納得のいく不動産売買を行うためには、プロのアドバイスや注意点を聞きながら売価を設定しましょう。

岐阜県岐阜市の相場を知ろう

  • 岐阜市の公示地価は前年比マイナスで下降傾向
  • ターミナル駅以外では、ほとんどのエリアで地価は下がっている
  • 岐阜市の土地は手頃なお値段で今が買いのタイミング

まずは岐阜県岐阜市の売却動向を簡単に掴んでいきましょう!

岐阜県岐阜市の地価・不動産相場の推移

岐阜市の2020年最新公示地価は平均7万8492円/㎡です。前年と比較すると、マイナス0.45%と下降傾向です。

名鉄岐阜駅やJR岐阜駅周辺の相場は上昇していますが、そのほかのほとんどのエリアで地価は下がっています。南宿など前年比で2%以上下がっている場所もあり、不動産相場は順調とは言い難い現状です。

岐阜県岐阜市の売却動向や売却相場の動き

岐阜市では中古マンションの数が少なく、2019年の1年間で中古マンションの売買はたった48件でした。宅地は比較的広い土地が取引されています。最寄えきは岐阜駅の物件が人気です。宅地は坪単価10〜20万円で比較的広い土地を購入することができるので、お買い得なエリアと言えます。

参考)岐阜県岐阜市での直近の取引価格情報

中古マンション(駅距離基準値:10)

駅徒歩
10分以内
駅徒歩
10分以上
70㎡1,800万円
75㎡2,100万円
80㎡1,200万円
85㎡4,250万円785万円
90㎡
95㎡1,700万円
100㎡5,800万円970万円

※2019年取引価格中央値

戸建て(駅距離基準値:15)

駅徒歩
15分以内
駅徒歩
15分以上
80㎡255万円
85㎡3,800万円460万円
90㎡395万円460万円
95㎡480万円890万円
100㎡1,500万円1,700万円
105㎡3,350万円2,100万円
110㎡4,400万円2,950万円

※2019年取引価格中央値
参照:国土交通省「土地総合情報システム」

不動産価格に影響を与えそうな出来事

  • 岐阜駅前、柳ケ瀬、司町が重点的に開発されている
  • 特に司町では新しい市庁舎が建設予定で、新たなビジネスエリアとして期待されている

岐阜市の再開発は岐阜駅前、柳ケ瀬、司町の3拠点に重点が置かれているようです。中でも岐阜駅から徒歩約20分の場所にある司町は新しい開発エリアとして、勢いのあるエリアです。

2015年岐阜市司町の岐阜大学医学部等跡地に「みんなの森 ぎふメディアコスモス」という複合施設が建設されました。メディアコスモスには岐阜市立中央図書館や文化交流センターなどが入り、岐阜市民の交流の場になっています。

メディアコスモスと隣接する場所に、現在新しい岐阜市庁舎が設備中です。2021年春に開庁予定のこの新庁舎は鉄骨18階建て、延べ約3万9500㎡の巨大庁舎になる予定です。

市の規模に比べて巨大すぎるという批判もありますが、岐阜市の新しいビジネススポットとして、多くの人が集まり、にぎわいの拠点になることが期待されています。

【売却のコツ】岐阜県岐阜市の地域特性を把握し、高く売るための戦略を練ろう

  • 岐阜市は斎藤道三や織田信長にゆかりの街
  • 岐阜市の人口は減少・転出超過の傾向が続いている
  • 人気のエリアは長良地区

地域特性を知るメリットとは?

特に岐阜県岐阜市の場合、比較的物件も多く動いています。自分の不動産を購入してもらうためにも販売戦略はとても重要です。エリアの特徴から、買いたい人がどのような層か考えてみましょう。ただし絶対的な答えは無いので、詳しくは地元に詳しい専門家である不動産会社の人と相談することをおすすめします。

岐阜県岐阜市の地域特性・歴史や魅力

街の歴史と魅力

岐阜県の中南部に位置する岐阜市は、岐阜城のある金華山のふもとで美濃斎藤氏や織田信長が治めた城下町として栄えました。

江戸時代には岐阜奉行所が置かれ、商工業の中心地として発展してきました。市内には中山道加納宿と河渡宿の2つの宿場町があり、城下町だった加納宿は美濃にあった16宿のうち最大の宿場町で、江戸や大阪まで人や荷役の往来が激しかったと伝えられています。現在では中山道加納宿本陣跡に皇女和宮御仮泊所跡や明治天皇御小休所跡が残されています。

現在の岐阜市は、名古屋市の衛星都市でありながら県の行政・商業・情報の拠点としての機能も果たしています。岐阜駅周辺の柳ヶ瀬は中部地方有数の繁華街で、1966年にヒットした美川憲一の『柳ヶ瀬ブルース』で全国的に有名となりました。

駅前の大型商業施設の相次ぐ撤退や郊外型大型ショッピングモールの開業により衰退していましたが、唯一残った岐阜タカシマヤのリニューアルやドン・キホーテのオープンにより若年層の客足が戻りつつあり、駅前の再開発も予定されています。

岐阜県岐阜市の人口推移

岐阜市の人口は国勢調査によると、2010年が413,136人、2015年が406,735人でした。 2020年6月現在では407,834人で、 比較すると10年間で-5,302人で-1.28%の減少となっています。 岐阜市の人口減少・転出超過の傾向はながらく続いており、働き盛りの20代30代が就職のために、市外へ流出しているのが現状です。

転出先で最も多いのがお隣の愛知県です。愛知県の中では名古屋市だけではなく一宮市、稲沢市への流出も目立っています。若年層が減少する一方、高齢者人口が増加しており、岐阜市の高齢化率は約25%弱で、今後さらなる高齢化が予測されています。

岐阜県岐阜市で人気のエリアは?

岐阜市の中でファミリー層に人気の場所は長良地区です。近くには広い児童館があり、教育水準も高めの学校が集まっているのが人気のポイントです。大きなスーパーなどもある上、長良川の美しい自然に囲まれた景観も楽しめます。夏には長良川で水遊びやバーベキューをしたりと、のびのびとしたスローライフを楽しめるエリアです。

そのほか、岐阜市の新しい文化の中心とも言えるメディアコスモスがある司町や名古屋市などへの電車通勤に便利な岐阜駅前は安定した人気を維持しています。

岐阜県岐阜市で不動産売却をおこなう際のポイント・注意点

  • マイカー移動が中心なので道路事情の把握が大切
  • 長良川沿いのエリアは水害について対策が必要

ポイント・注意点1

岐阜市では2005年に路面電車三路線が廃止され、市民の移動手段の中心はマイカーか路線バスになっています。車社会なので、家を選ぶときのポイントは車で移動するのに便利かどうかが重要視されます。

また、場所によっては渋滞や騒音がひどいエリアもあり、住むのに敬遠される場所もあります。事前に物件周辺の道路事情についてはしっかりと把握しておくことが大切でしょう。

ポイント・注意点2

岐阜市の中心を流れる長良川は、日本三大清流の一つとも言われる美しい川で、その景観は住む人の心を癒してくれます。しかし、長良川は水量が豊富であるのに比べ、水量川底が低く、川幅が狭いことから、度々氾濫することがあります。2018年の西日本豪雨の時の長良川の堤防決壊は記憶に新しいところです。

長良川沿線の物件をお持ちの場合は、岐阜市洪水ハザードマップなどを確認し、不動産屋と水害について事前に相談して対策しておくことが必要です。

まとめ

本記事では、不動産売却の基本的な流れと、岐阜県岐阜市での不動産売却に役立つ相場情報(マンション・戸建て・土地)や地価推移、街の特徴や魅力について紹介しました。

  • 岐阜市は人口が流出している
  • 不動産相場は低調で、ほとんどのエリアで値段が下がっている
  • 観光業をフックに今後の発展に期待したい
  • 長良川沿いは水害対策が必要
  • 高く売るためには信頼できる不動産会社探しが大事

不動産を高く売るためには、地域特性と相場を把握した上での戦略と、信頼できる不動産会社からの協力が必要不可欠です。岐阜県岐阜市での不動産売却をお考えの方は、岐阜県岐阜市の不動産売却の市況を細かくリサーチしながら、パートナーとなる不動産会社探しを始めましょう。

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